電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

老母の髪をカットする

2017年08月17日 06時02分45秒 | Weblog
明日は病院に行くという日、老母が髪を切ってほしいと言い出しました。床屋さんも美容院もお盆で休みだし、90歳のバアチャンがおしゃれにカットする必要もないとのことで、息子が急遽床屋さんに早変わりです。もちろん、髪のカットなどは初体験? ん? 子どもの髪を切ってあげたことがあったかな?

ちょうど良い大きさのハサミとクシを手に、椅子の足元には新聞紙をしいて、老母の肩には手ぬぐいをかけ、首筋から襟元をチョキチョキ。見様見真似ですが、なんとか同じ程度の長さに切りそろえました。「あ〜、さっぱりした!」という老母の声はだいぶ嬉しそうでした。

まあねぇ、できないことはできないけれど、できることは生きてるうちにやってあげたほうが親孝行になるのではと思いつつ、今後も専用の床屋さんとして使われそうな気配がしないでもない(^o^)/

コメント

やけに涼しいお盆ではないのか

2017年08月16日 06時02分40秒 | 季節と行事
この夏、特に稲の開花〜登熟期の気温は、やや低めに経過しているような気がします。お盆に入ってからの気温は、日中でも半袖では肌寒いほどで、風の入る窓際では、長袖のシャツを引張り出したほどです。もちろん、エアコン等は不要な気温です。お盆を過ぎれば涼しさが増すのは当地の通例ではありますが、15日の14時の気温が25℃というのは、あまりに涼しすぎるのではなかろうか。おそらくは、山形県であれば最上地方、東北地方でいえば太平洋岸のいわゆる「やませ」地帯では、稲には有害な冷たい風が吹いているのではないかと懸念しています。

確かに、朝晩は窓を閉めて寝ないと寒いほどで、日中もこの過ごしやすさというのは尋常ではありません。水稲の開花・登熟の時期でなければそれほど心配はしないのですが、冷害に強い品種として改良されている日本産の稲とは思うものの、なにがしかの影響は出てくるのではないか。近年は、稲作でも夏場の高温障害の話題が中心でしたので、昔ながらの冷害の心配をすることになるとは思いませんでした。我が家は稲作農家ではないので直接的な影響はないものの、地域経済に与える影響は少なくないと思われます。残暑を愚痴る気候に早期に回復することを願っているところです。

コメント (2)

すっかり乾燥してしまっていたプレラを水洗いし待機組に編入する

2017年08月15日 06時02分53秒 | 手帳文具書斎
パイロットの色彩雫「朝顔」をインクコンバータCON-50で使っていた同社のポケット型ショートタイプ万年筆「プレラ」がすっかり乾燥してしまっていましたので、水洗いしました。さて、この「プレラ」をどうしよう?

乾燥してしまっていたという事実は、使用頻度が少ないことを意味します。事実、裏抜けしやすい色彩雫シリーズは、最近は敬遠しておりますので、出番はたしかに少なくなっていました。これは、待機組に編入だな。



パイロットのカスタム・グランディも、水洗いして結局は待機組に編入してしまいました。パイロットの万年筆で、残っているのはカクノだけになりそうです。とくに、CON-70をセットして古典ブルーブラック・インクで使っている白軸カクノは、職場用のデスクペン代わりに毎日のように使っています。長期の休暇があると少しばかり不安ですが、こういう使い方だとなんとか大丈夫なようです。

コメント

台風は無事に通過しSignoRT1芯は無事に使い切ったこと

2017年08月14日 06時03分13秒 | 手帳文具書斎
当方はまずまず穏やかなお盆を過ごしておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

迷走台風5号は日本海に抜けて佐渡付近を北上し、山形県付近を通過した頃には温帯低気圧に変わっておりました。各地に大きな被害をもたらしたようですが、幸いに当地にはさほどの影響もなかったようで、寝ている間に通過して行きました。その後、台風一過の晴天を期待したのですが、晴れ間はほんの短期間で、再び雨降り気味の曇天が続いております。なんとなくカラッとしないお盆です。

写真は、老母が丹精したジャガイモです。心臓の大動脈弁治療のため、収穫は私たちの仕事になりました。実際は、妻が全部やってくれました。新じゃがで作った煮ころがしが美味しかった(^o^)/



一方、クリップが壊れたために、リフィルだけをパイロットのG-knock に移植していたSignoRT1芯のその後ですが、0.5mm のゲルインクBBという特徴を評価しながらも、一本の芯の最後がどんなふうになるのか、興味を持っておりました。過日、「あれ、色が急に薄くなったなあ」と思ったら、見事にインクを使いきっておりました。PowerTank のような「急にストンと書けなくなる」状態ではありませんでしたが、インク切れがよくわかる最後でした。なるほど、顔料ゲルインクのボールペンの最後というのは、こういうふうになるのかと、納得の結果でした。



コメント

週末農業の近況〜モモの摘果とリンゴの整枝

2017年08月13日 06時06分31秒 | 週末農業・定年農業
お盆ウィークの連休に入り、しばらく夏風邪でお休みしていた週末農業に精を出しました。まずは、少し離れた園地にある「川中島白桃」の摘果の続きから。

実は、自宅裏のモモは、開花しているうちに早々とスカスカに摘花してしまい、結実数がぐっと減ってしまいました。しまった!やりすぎた! たしかに、受粉率が100%だったならば丁度良い位の間隔だったのですが、どうも受粉率はそんなに良くないようで、「やり過ぎ禁止!」だったみたい。失敗、失敗(^o^;)>poripori
そのかわり、桃の実は超巨大に成長しております。

これに対して、少し離れた園地のほうは、時間的に厳しいスケジュールだったために、かなりいい加減な摘果になっていましたので、まさにザクザクと鈴なり状態です。重そうに枝が垂れ下がり、ボッキリと折れる心配をしなければならないほどです。これは、急を要する事態です!

そこで、早朝から朝仕事をして、午前中は来客対応、午後からもお盆の準備の合間を縫って軽トラックで脚立を持って乗り込み、だいぶまばらになるまで摘果してきました。これまで摘果不良だったために、かなり小ぶりの成長の具合で、収穫までまだだいぶ時間がかかりそうです。



もうひとつ、リンゴ「つがる」の整枝が不十分で、こちらも混み合って悲惨な状態になっていましたので、鈴なりのリンゴをつけたまま、バッサバッサと剪定鋸で整枝を実行。さらに剪定ハサミでまばらに摘果していきます。混み合っているところは虫に食われている可能性が高いので、ばっさりと落とし、もともと間隔が開いていた実を残すようにしましたが、さてうまく実ってくれるでしょうか。

コメント

山響から今年も暑中見舞いが届いていたこと

2017年08月12日 06時02分19秒 | 季節と行事
近年は、山響の会員サービスの一環でしょうか、暑中見舞いが届くようになりました。各種の案内の中にカードが入っていて、そこに団員の人が一筆添えてくれている、というものです。今年は、第一ヴァイオリンの沈青さんからでした。ちょいと嬉しい(^o^)/



暦の上では立秋を過ぎて「残暑見舞い」に変わっている時期かもしれませんが、このカードが届いたのは七月末でしたので、なんのことはない、当方が話題にするのが遅かっただけです(^o^;)>poripori

今年はアフィニス音楽祭は広島での開催ですので、山形の夏は比較的静かです。でも、夏が過ぎると再び演奏会シーズンになります。風邪も一段落し、咳込みもだいぶ緩和されましたので、また演奏会に通えるようになるのが楽しみです。

コメント (2)

「山の日」に昔の山行を思い出す

2017年08月11日 06時01分30秒 | 散歩外出ドライブ
8月11日は、「山の日」だそうです。今はすっかり軟弱な生活となり、夏風邪を引いて何日も寝こむような状態ですが、昔は夏になると面白山や船形山など近場の山に登ったり、八幡平や吾妻山、雲取山や奥秩父、上高地、北アルプスなど、少し遠出をして山歩きを楽しんだものでした。昔の山行ノートの記録を読み返すと、思わず不覚の涙がちょちょぎれる思いがいたします(^o^)/





しかし、よくまあ記録していたものです。書くのが楽しかったというのか、山の上や帰りのバスを待つ時間に、リュックに腰をおろしてノートを広げるのが、なんとも言えず充実感がありました。写真やネガは散逸し、アルバムはどこかの部屋の奥深くにしまい込まれて陽の目をみない状態ですが、数冊のノートには遠い記憶を呼び覚ます力があります。

コメント (2)

オイッティ・マルシャンで昼食

2017年08月10日 06時05分36秒 | 散歩外出ドライブ
過日、出先でお昼となり、東根市立図書館内のブーランジェリー・カフェ「オイッティ・マルシャン」で昼食としました。ピザ「マルゲリータ」とカプチーノを頼み、満足していたら、シェフがデザートに「バジルのグラニテ」をご馳走してくれました。それが、これ。



レモン汁で爽やかに仕上げたバジルのシャーベットの上に、尾花沢スイカのブロックが載っており、フロスト・シュガーを周囲に飾っています。おしゃれで、美味しい! ちょいと嬉しい昼食でした。

コメント

回転式多色ボールペンの色識別に関する私的解決法

2017年08月09日 06時03分04秒 | 手帳文具書斎
回転式多色ボールペンの色識別に関する欠点(*1)について、とうとう堪忍袋の緒が切れて、最後の手段に訴えることにしました。要するに、ボールペンの各色の先端にある金属製の口金部分に、フェルトペンで色を塗ったのです。回転するとボールペンの芯の口金が出てきますが、そこが何色かを見れば、インクの色がわかる、という仕掛けです。これは、たしかゼブラ社のシャーボが採用している方式だった気がします。

  • ジェットストリームF……黒、赤、青
  • スタイルフィット・マイスター……黒、茶、青



目印が剥がれてしまった回転式多色ボールペンで、回してみなければ色がわからないという点は欠点ですが、少なくとも「書いてみなければわからない」という事態は回避できます。強引で安直な解決ではありますが、最も本質的な色識別法ではないかと自画自賛(^o^)/
写真はピンぼけを無理やり補正したので、いたって雑なものですが、こんな感じです(^o^;)>poripori

(*1):三菱の回転式多機能ボールペンの困った点〜「電網郊外散歩道」2017年8月

コメント

真夏の夜に「シェエラザード」を聴く

2017年08月08日 06時03分14秒 | -オーケストラ
蒸し暑い真夏の夜に、エアコンですずみながら「さて何を聴こうか」とパソコン上の音楽データを眺めるときは、あまり気難しい曲目には手が伸びません。ここはひとつ、リムスキー・コルサコフの「シェエラザード」を、しかも昔懐かしい演奏家の録音で聴きたいところです。

幸いに、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管の1962年のステレオ録音や、レオポルド・ストコフスキー指揮ロンドン響の1964年のステレオ録音などがパブリック・ドメインになっており、すでにハードディスク上にダウンロードしてあります。CDでは、シャルル・デュトワ指揮モントリオール響による1980年代のデジタル録音などもありますが、日中の暑さに閉口して、わざわざメインのアンプやCDプレイヤーのところに立っていくのが面倒だという軟弱状態におちいっておりまして(^o^;)>poripori

書斎のデスク脇にセットした簡易なPC-audioに接続したミニコンポと、SONYのモニター・ヘッドホンで、四管編成の大オーケストラの音の奔流を楽しみました。ストコフスキーの「シェエラザード」はとっても面白いし、オーマンディの「シェエラザード」は一部省略もあるようですが、安心して楽しむことができます。

すでにパブリックドメインになっているので当然ですが、YouTube にもありました。まずはオーマンディ指揮フィラデルフィア管による1962年の録音。
Rimsky-Korsakov: Scheherazade, Ormandy & PhiladelphiaO (1962) リムスキー=コルサコフ シェヘラザード オーマンディ


続いて、ストコフスキー指揮ロンドン響による1964年のステレオ録音です。
リムスキー=コルサコフ 交響組曲 「シェエラザード」 ストコフスキー Rimsky- Korsakov (Scheherazade) Symphonic Suite


コメント

老母、退院する

2017年08月07日 06時04分30秒 | 健康
経カテーテル大動脈弁治療を受けて、命拾いをした老母、この日曜日にようやく退院のはこびとなりました。



お世話になった看護師さんやお医者さんにお礼を述べ、これまで不自由を辛抱してきた生活に別れを告げて、ようやく自宅に戻ってきました。



手術前は、自室からトイレに行くまでに椅子に座って一休みしなければならなかったのでしたが、今は杖と手すりを頼りに、自力で歩いて休みなしにトイレに行ってくることができます。息切れもしなくなったそうですし、術後は良好のようです。

コメント (2)

某公共図書館に登録し NAXOS Music Library を初めて利用する

2017年08月06日 06時01分54秒 | クラシック音楽
このほど、某公共図書館に利用登録し、初めて NML(NAXOS Music Library)を正式に利用してみました。要するに、図書館に多数のCDを買ってもらって貸出を認めるのと同じで、NML の利用の権利をIDとパスワードという形で一定期間だけ貸し出す、というものです。期間は二週間で、県立図書館のCD/DVD貸出期間よりも長いうえに、貸出枚数の制限もありません。これはありがたい。



さっそく聴いてみました。ふだんはあまり聴くチャンスが少ない分野から、ということで選択したのは、カールマンのオペレッタで、「チャールダーシュ侯爵夫人」から。これはいいですね〜。



「目移り」してじっくり聴かずに次々につまみ食いする危険性もありますが、使い慣れればなかなか便利そうです。いいものを知りました。

コメント (6)

老母の退院が決まる

2017年08月05日 06時06分54秒 | 健康
経カテーテル大動脈弁治療を受けた老母の経過は、リハビリが始まった頃に一度不整脈が出たりしましたが、90歳という年齢も考え、「延命治療は不要、ボケても死ねなくなるのは困る」という本人の希望に沿って、ペースメーカー等の追加治療は行わず、早期に退院帰宅という方向になりました。この日曜に仙台市に迎えに行く予定です。そのときは、担当の先生ともお話できるとのこと。本当に、お医者さんの連携プレーで助かりました。よくお礼を言ってきたいと思います。



写真は、長く手水鉢として使われた古い石臼に今年も咲いた睡蓮です。可憐ですが、その生命力の強さに驚かされます。

コメント (2)

三菱の回転式多機能ボールペンの困った点

2017年08月04日 06時02分29秒 | 手帳文具書斎
三菱鉛筆のボールペンは、Jetstream といい PowerTank といい、当方お気に入りの製品です。ところが、中には困ったチャンもいて、例えばスタイルフィット・マイスターにジェットストリーム芯を入れた場合など、ロシアン・ルーレットに近い(*1)と呆れるほどでした。また、ジェットストリームの多色軸のうち、システム手帳用に愛用している回転式の Jetstream F という製品は、色を選択する目印になるマークが実はプリントで、革のペンホルダーから抜き差ししているうちに剥がれてしまったようです。こうなると、やっぱりロシアン・ルーレット、書いてみないと何色なのかわからない。

ふつうの多色軸では、ノック部が赤とか青とか黒などの色分けがなされていますので、ロシアンルーレットになることはありませんが、こうした回転式の軸の場合、芯の色を選ぶ(見分ける)目印が必要です。ペン先に色を表示するとか、中間窓でインク色を表示するとか、様々な工夫がなされています。でも、耐久性に難があるのですよ。愛着があって立派に実用になっているのに、色目印が剥がれてロシアンルーレット状態になったために引退せざるを得ないペンが気の毒です(^o^;)>poripori

この点、他社の工夫はどうなのだろう。ペンホルダーに適合する回転式のシステム手帳専用ペンだけは、三菱以外の製品を選んだほうが良いのだろうか。それとも、システム手帳そのものをやめてしまって、綴じ手帳とふつうのペンを使うやり方に変えてしまったほうがよいのだろうか。

(*1):スタイルフィット・マイスターのJetstream化は大失敗〜作戦変更へ〜「電網郊外散歩道」2017年3月

コメント (2)

介護保険料を納入し、口座振替の手続きをする

2017年08月03日 06時03分41秒 | 健康
このところ、老母の入院手術等の対応でバタバタしていたために、のびのびになっていた諸手続きのうち、介護保険関係の納入と口座振替の手続きをしてきました。これは、65歳になると介護保険料のお知らせが自宅に届き、保険料の年額と分割納付書と口座振替の案内書類が同封されているためです。実は、7月20日までに手続きしていれば、8月分から口座引き落としにできたのですが、目安となる期日を過ぎてしまっていましたので、2ヶ月分を現金で納入し、9月分からは、年金口座から自動引落しされるように手続きをしました。

当方は田舎暮らしですので、高齢になったときに遠方の金融機関に出向くのも負担になると思われます。最低限、歩いてでもいけるところを選んで指定しました。今はまだいいけれど、自分自身もやがて老いるだろう。そのときに、できるだけ負担の少ない形にするという判断が大事だと感じます。

コメント