かなり長期間インクが乾燥しにくい構造のキャップを持ち、滲みにくく裏抜けしにくい古典ブルーブラック・インクを常用することができる万年筆として、プラチナ社の#3776ブルゴーニュという製品を購入して、うれしく使っております。当初は中字を希望しましたが、お盆休みにかかったせいか、ようやく入手できた細字です。プレッピーに使っていたコンバータを引っこ抜き、ブルゴーニュにセットして使っています。
で、使ってみての感想は:
(1) プレッピーと比較するのはそもそも間違いだと思いますが、さすがに格段になめらかな書き味です。
(2) インクフローは、予想したよりも、意外なほど良いと感じました。
(3) ペンの持ちやすさは、ふだんの握り方では指の部分にネジ山が来てしまいますが、少しだけ上を持つようにすると、段差もなく、それほど抵抗はありません。
(4) プレッピーの、パチンというはめ合わせ方式のキャップも嫌いではないのですが、キャップをくるくると回す感覚は、手持ちのものではペリカン万年筆と同じで、いかにも高品質な感じがします。
(5) 本来の好みから言えば、中字が望ましいところですが、細字で裏抜けもしませんので、手帳のスケジュールらんにも記入できます。これは意外に便利です。
明らかに、今までメインで使ってきたパイロットのカスタムの座を奪うほどの勢いです。プラチナ社の万年筆を、あらためて再評価しています。
ところで、もともと発端となったプレッピーはどうするのか?これは、徹底して水洗いして乾燥させ、実験用として待機させたいと思います。今後、同社の顔料インクなどを試すような時に、出番があるかもしれませんので。
で、使ってみての感想は:
(1) プレッピーと比較するのはそもそも間違いだと思いますが、さすがに格段になめらかな書き味です。
(2) インクフローは、予想したよりも、意外なほど良いと感じました。
(3) ペンの持ちやすさは、ふだんの握り方では指の部分にネジ山が来てしまいますが、少しだけ上を持つようにすると、段差もなく、それほど抵抗はありません。
(4) プレッピーの、パチンというはめ合わせ方式のキャップも嫌いではないのですが、キャップをくるくると回す感覚は、手持ちのものではペリカン万年筆と同じで、いかにも高品質な感じがします。
(5) 本来の好みから言えば、中字が望ましいところですが、細字で裏抜けもしませんので、手帳のスケジュールらんにも記入できます。これは意外に便利です。
明らかに、今までメインで使ってきたパイロットのカスタムの座を奪うほどの勢いです。プラチナ社の万年筆を、あらためて再評価しています。
ところで、もともと発端となったプレッピーはどうするのか?これは、徹底して水洗いして乾燥させ、実験用として待機させたいと思います。今後、同社の顔料インクなどを試すような時に、出番があるかもしれませんので。
今ちょうど使用中のものに PLATINUM ROLLER BALL PEN という水性ボールペンがありますが(型番 SBA-100)、本体とともにキャップも透明であるため、スリップシール的構造を構成するプラ部品とバネなど眺めつつ使用しています。
キャップは押し込んでパチンと音を発するタイプですが、これをそのまま万年筆に採用すると、場合によってはペン先からのインク飛沫が懸念されそうです・・・長期使用するうちには内部に汚れも溜りそうで、万年筆の場合にはやはり回転式キャップが好ましく、また高級感も生まれるかと、そんなことを考えました。
内部プラ部品は、もしかしたら硬質プラでなくペン本体との密着性を高めるべく多少の弾力を持つ素材であろうかと思って爪楊枝で感触を確かめると、硬質のものでした。
この万年筆のキャップはネジ式で、ゆっくりと気圧が変化しますので、インクの飛散の問題は大丈夫のようです。むしろ、オーソドックスな万年筆のスタイルに根本的な改善を加えた点が、高く評価できるものと思います。我が家では、祖父の代から万年筆はパイロットと決まっていたものですが(^o^)今回は大きな変化でした(^o^)/
私のは太字ですが、非常に滑らかですし、そのためか硬さもあまり感じないで済みます。
ブルゴーニュの前に買ったブライヤー(中字、旧型)は残念ながら気密性があまり良くないんですが、書き味はいいです。
プラチナの万年筆はコストパフォーマンスが高いように思います。
使い込んでいくのが楽しみですね。
プラチナの万年筆、たいへん気に入りました。