電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

コンバータ使用万年筆のインク切れが早すぎる件について

2015年05月17日 06時01分30秒 | 手帳文具書斎
これまで最も長く愛用し、自分の書き癖にいちばんよくなじんでいる万年筆は、パイロットのカスタム・グランディ~T778:1978(昭和53)年7月製造~の中字でしょう。黒インクのカートリッジで使い、近年には同社のインクコンバータCON-50を付けて、色彩雫シリーズの「紺碧」を入れて使うようになりました。

この万年筆は、もともとインクフローが良く、たっぷりとインクが出ます。「紺碧」もまた、「インク出過ぎ系」と言っても過言ではないほどですので、中字でハッキリした文字を楽しんでいると、長文の途中でインクがなくなってしまいます(^o^;)>poripori
考えてみると、パイロットのインクカートリッジは内容量1.1mlで、CON-50は0.5mlしかないらしい。それでは筆記量は半分以下になってしまい、途中でインク切れになる頻度が高くなるのも無理はありません。

サブ万年筆で、タイトルを強調表示する程度の用途ならばそれでも良いけれど、主力ペンとしてはやっぱり面白くありません。残念ながら、同社の大容量インクコンバータCON-70は、この万年筆では使えないようです。うーむ、これはインク・カートリッジに戻る方が賢明なのだろうか? あるいは、現在「カクノ」にプラチナ社の古典ブルーブラックをスポイトで補充しているように、「紺碧」をスポイトで補給することにすればよいのだろうか? あるいはまた、「紺碧」にこだわらず、パイロットの青インク・カートリッジを試してみるのが良いのだろうか?

さて、どうしようか。悩ましくも楽しくもあるモンダイです(^o^)/

【追記】
パイロット社の万年筆の製造記号番号について、T778は1977年8月ではなく1978年7月に製造されたものだそうです。記載を訂正しました。


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