FM放送は、ときどき思いがけないタイミングで、嬉しい曲目を放送してくれることがあります。たとえば、先月末のN響アワーは、ヴィオラ特集でしたが、翌日の29日(月)夜、19時半から、NHK-FMで、馬渕昌子(まぶち・しょうこ)さんのヴィオラ演奏による、R.シューマンの「おとぎの絵本」Op.113を放送していました。連日のようにヴィオラを取り上げた放送があるなど、願ってもなかなかありません。ピアノは小坂圭太さん。昨年の3月11日、ハクジュ・ホールでの録音だそうです。番組のアナウンスを聞くうちに、急に思い立って、ちょうど手元にあったカセットテープに録音しました。FM放送のエアチェックなど、本当に久しぶりです。
写真の青いカセットテープがそれです。
この演奏会のことについて、馬渕昌子さんへのインタビューなんかが、このサイト(*)に出ていました。
(*):インタビュー:馬渕昌子リサイタルに向けて
実は、以前にもこの曲をエアチェックしており、このときはミルトン・トーマス(Vla)、神野明(Pf)という組合せ(*2)でした。このテープは、曲目の組み合わせも良く、だいぶ聴きました。
(*2):昔のエアチェックテープでシューマンを聞く
シューマンの「おとぎの絵本」という曲は、Op.113という作品番号からもわかるように、亡くなる5年前、シューマンとしては晩年になる1851年の作品です。
第1曲、速くなく。
第2曲、いきいきと。
第3曲、急速に。
第4曲、ゆっくりと、メランコリックな表情で。
という4曲からなり、クラリネットやチェロなどでもしばしば演奏されます。地味ですが、何度も聴いて親しむうちに、その良さがじわっとわかってくる、といった種類の、たいへん魅力的な作品です。
写真は、ワゴン車の中から撮影した、先日の出先での雪道の様子。旅先でCDショップをのぞくことがありますが、偶然に良い演奏・録音のCDを見つけたときの嬉しさは格別です。今井信子+アルゲリッチのCDのような、オリジナルなヴィオラとピアノの演奏による、良いCDを見つけたいものです。
写真の青いカセットテープがそれです。
この演奏会のことについて、馬渕昌子さんへのインタビューなんかが、このサイト(*)に出ていました。
(*):インタビュー:馬渕昌子リサイタルに向けて
実は、以前にもこの曲をエアチェックしており、このときはミルトン・トーマス(Vla)、神野明(Pf)という組合せ(*2)でした。このテープは、曲目の組み合わせも良く、だいぶ聴きました。
(*2):昔のエアチェックテープでシューマンを聞く
シューマンの「おとぎの絵本」という曲は、Op.113という作品番号からもわかるように、亡くなる5年前、シューマンとしては晩年になる1851年の作品です。
第1曲、速くなく。
第2曲、いきいきと。
第3曲、急速に。
第4曲、ゆっくりと、メランコリックな表情で。
という4曲からなり、クラリネットやチェロなどでもしばしば演奏されます。地味ですが、何度も聴いて親しむうちに、その良さがじわっとわかってくる、といった種類の、たいへん魅力的な作品です。
写真は、ワゴン車の中から撮影した、先日の出先での雪道の様子。旅先でCDショップをのぞくことがありますが、偶然に良い演奏・録音のCDを見つけたときの嬉しさは格別です。今井信子+アルゲリッチのCDのような、オリジナルなヴィオラとピアノの演奏による、良いCDを見つけたいものです。
ミルトン・トーマス氏が、ヴィオラ奏者で神野明氏がピアノです。
神野さんは日大藝術学部の先生ですね。
ちゃんと届いていたという証、有難うございました。
ちなみに、指揮者(M.T.THOMAS)の方、ロンドンのバービカンホールで、1度、生で、お会いしたことがあるんですよ!
>この写真の中に、例のCDが!
はい、嬉しく何度も聴いております。そのうち、ルイサダさんの自署サインもちらりと含めて、記事にしたいと思っております(^_^)/
指揮者のマイケル・ティルソン・トーマス、ほんとに活躍しているようですね。昔、CBS-SONYがプッシュし始めた頃には、ほんとに若々しい様子でしたが、今は堂々たる存在感ですね。
ところで、今朝nhk/fmで、高橋アキさんのピアノ演奏やっていましたが、大変すばらしいものでした。十数年来まともなカセットデッキやレコードプレーヤーがなくなり、ヘッド交換もできない非文化的な現象を嘆いております。
当地・山形県には、(株)ナガオカがあり、いまだにレコード針等の製造販売を継続してくれております。グレース等のカートリッジの交換針もあるようで、ありがたいことです。