さわやかな秋晴れの朝、昨夜の酒席の影響もなく、早起きしてブラームスの「後期ピアノ作品集」を聞いています。まだほとんどの家族は寝ていますので、デスクトップ・パソコン用の小型スピーカで静かに音楽を流しています。
DENONのCOCO-70444というこのCDは、ヴァレリー・アファナシェフのピアノ、1992年3月にオランダのライデンにある、スタッツヘホールザールでデジタル録音されたものだそうです。
収録されているのは、作品117の「3つの間奏曲」と作品118の「6つのピアノ小品」、それに作品119の「4つのピアノ小品」で、2分強から8分弱の全13曲。この中では、唯一作品118の「6つのピアノ小品」だけが、1971年にザルツブルグのクレスハイム宮でスヴャトスラフ・リヒテルの演奏を収録したLP(ビクター MKX-2004)でおなじみのもので、あとはまったく初めてです。
アファナシェフというピアノストのことは全く不明ですが、たいへんゆっくりしたテンポで、静かな演奏という印象を受けます。晩年のブラームスということで、あえてこういうテンポをとったのでしょうか、それとも、もともとゆっくりのテンポを好む演奏家なのでしょうか。
いずれにしろ、通勤の音楽には不向きでしょう。秋の一日、ブラームスの音楽をしみじみと聞くにはたいへん適しているようです。
参考までに、作品118について、リヒテルの演奏との比較データを示します。
■アファナシェフ盤
I=2'15" III=4'15" VI=7'33"
■リヒテル盤
I=2'02" III=3'15" VI=4'35"
DENONのCOCO-70444というこのCDは、ヴァレリー・アファナシェフのピアノ、1992年3月にオランダのライデンにある、スタッツヘホールザールでデジタル録音されたものだそうです。
収録されているのは、作品117の「3つの間奏曲」と作品118の「6つのピアノ小品」、それに作品119の「4つのピアノ小品」で、2分強から8分弱の全13曲。この中では、唯一作品118の「6つのピアノ小品」だけが、1971年にザルツブルグのクレスハイム宮でスヴャトスラフ・リヒテルの演奏を収録したLP(ビクター MKX-2004)でおなじみのもので、あとはまったく初めてです。
アファナシェフというピアノストのことは全く不明ですが、たいへんゆっくりしたテンポで、静かな演奏という印象を受けます。晩年のブラームスということで、あえてこういうテンポをとったのでしょうか、それとも、もともとゆっくりのテンポを好む演奏家なのでしょうか。
いずれにしろ、通勤の音楽には不向きでしょう。秋の一日、ブラームスの音楽をしみじみと聞くにはたいへん適しているようです。
参考までに、作品118について、リヒテルの演奏との比較データを示します。
■アファナシェフ盤
I=2'15" III=4'15" VI=7'33"
■リヒテル盤
I=2'02" III=3'15" VI=4'35"
ピアニストが違うだけで、ここまで違うものなのですね!
ちょっとビックリ!!
他のピアニストを考えても、
アファナシェフは、ややゆっくり目の演奏のように思います。
ところで、ひとつ、気になることがあるのですが・・。
作品116は、全部で7曲だと思います。
それに、多分「幻想曲集」だと思うのですが…?
もしかしたら、「作品118」ではありませんか??
余計なコメントだとしたら、ごめんなさい!!
アファナシェフの演奏は、ほんとに顕著に遅いです。私はどちらかといえばテンポのよいキビキビした演奏を好むほうですが、それでもけっこう説得力があるところがすごいです。
ブラームスをいまやっているので、ちょっとアンテナがびびび!
アファナシェフの演奏、本当に遅いですよね。ラプソディが遅すぎて、聴いていて退屈しました。グールドのを聴いてその良さがわかった、という(笑)いろんな演奏を聴くのも大事ですね。でも、これだけ遅いんだったら私も遅く弾いてもいいよね♪と変な安心感が生まれるのは私だけ?
ブラームスをやっているのですか。いいですねぇ。
>これだけ遅いんだったら私も遅く弾いてもいいよね♪
遅く弾く競争なら、私でも参加できそう。ただし、イスに座ってから弾き始めるまでが超ギネス級に長い、ってのはダメでしょうか(^_^;)>poripori
ブラームスのピアノ曲はあとグリモーのディスクを聴いているのみですが、アファナシエフは圧倒的にゆっくりですね。
でも聴いていて不思議と落ち着くのです。
なかなか面白い演奏家だと思います。
ピースうさぎさんのサイトから電網郊外散歩道さんのサイトへ入ったのを、うっかりして、ピースうさぎさんの名前を書いてしまいました。にもかかわらず、ご丁寧なご返事を有難う御座居ました。
最近、事情がありまして、真夜中まで机に向かっています。昼間はマーラーとか、大きい曲をガンガンかけていますが、深夜はピアノ独奏曲を静かにかけて、仕事してます。そういう時、アファナシエフのブラームスとか、ギーゼキングのドビュッシーなど、とてもぴったりなのです。今日も聴いてましたが、流石にもう寝る心算です。