電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ビアガーデンに行き、思ったこと

2005年07月16日 21時15分13秒 | Weblog
夜、ビアガーデンに出かけた。地区内の老若男女が出ている。今年は、和太鼓の出し物があった。三人の奏者がたっぷり三十分、リズムの饗宴を繰り広げた。交互に強弱があり、乱打あり変拍子あり、お腹にびんびん響く迫力ある演奏だ。主催した若者会の人たちも楽しそうだ。
普段はなかなか顔を合わせることができない同世代の人たちと、ひととき話しに花を咲かせた。製造業では、上海やらアメリカやらポーランドやら、いきなり明日の出張がとびこんでくる現実がある。英語が通じる国だけとは限らない。地図のコピーと手真似だけで行き先を知る場合も多い。お互いにそんな話しをすると、未知の世界に何の苦もなく飛びこんで行ける若さが羨ましいと言う結論になった。
十年一日のごとくカラオケで同じ演歌を歌う老人たちとは違う苦労が、変動する世界を生きる人たちにはある。ビアガーデンに和太鼓グループを招こうという意欲が、若い人たちの間にあることが頼もしい。これまでになかったことを始めようとする気力を高く買いたい。
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