電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩。時々は実際に散歩を楽しみます。

プラチナ社のブルーブラックはボトルとカートリッジでは色合いが異なる

2015年01月27日 06時01分10秒 | 手帳文具書斎
万年筆インクは、最近はほぼプラチナ社の古典ブルーブラックが主体となっており、裏抜けしにくく使える紙の種類が幅広いという特性を高く評価しています。ただし、同社の万年筆#3776ブルゴーニュ(F)やパイロットのカクノ(M)では、コンバータを使ったり空のカートリッジにスポイトで詰めたりして、ボトルインクの鮮やかな青色と裏抜けしにくい古典ブルーブラック・インクの特性を楽しんでいますが、同じブルーブラックでも、カートリッジのインクではどうも色合いが異なるようです。

はじめのうちは、インクフローの違いからそんな印象を受けるのかと思っていましたが、どうやらそうではないらしい。細字でなく中字になると、色の傾向の違いはもっと強調されて明瞭になります。その違いを一口に言えば、「鮮やかな青色が濃いボトルインク」に対して、「青色が薄くダークグレーに近いカートリッジ・インク」となるでしょうか。

パイロットの空カートリッジでは広口のため、スポイトで詰めるという荒業が使えたのですが、プラチナの空カートリッジは細口のため、スポイトは使いにくいことから、同社のインクコンバータをプレッピー専用に用意するという対応をしたのでした。200円の万年筆に500円のコンバータというアンバランスも、実用上は大いに意味があります。









古典ブルーブラックの本来の色は、もしかしたらカートリッジ・インクのほうかもしれないという気はしますが、個人的な好みでいえば、おそらく青色色素の配合量が多いボトルインクの方が好ましいと感じます。




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