電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

祖母の23回忌

2016年02月17日 06時02分18秒 | 季節と行事
平成6年の2月15日が、祖母の命日でした。14日がちょうど日曜日でしたので、住職に依頼し、家族だけで簡素な23回忌法要を営みました。朝から妻は大忙しで、前日から準備していた献立で調理をします。祖母が好きだった炊き込みご飯や生麩の煮物など、仏前にお供えして私たちもいただきました。



住職が到着する頃合いをみて、お燈明(ろうそく)と香箱の炭に火を着けておきます。焼香用の炭に火を着けるのは少々コツがあり、炭の端に少し灰を付着させ、そこをろうそくやライターの火にかざすと、灰が触媒の作用をして燃えつきます。

法要の後、住職と少し話をして、お布施と卒塔婆代をおあげして見送りました。あれから23年も経過したのかと、時の過ぎ行く早さにただ驚くばかりです。



生きている者は、健康と日々の楽しみに感謝しなければいけませんね。贈り主の妻には多大なる感謝と応分の分け前を、そして某菓子業界の陰謀にも多少は感謝をしなければなりませぬ。抹香臭い法事の後ではありますが、なにせ2月14日ですから(^o^)/



実は、祖母も甘いものが大好きだったのです(^o^)/
30代で緑内障で全盲になってからも、たびたび蒸しパンや草餅などを作ってくれた記憶があります。「ちよこれいと」も好物でした。


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4 コメント

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いいね!(facebookじゃないんだから) (おなら出ちゃっ太)
2016-02-17 12:48:38
法事とチョコレートはミスマッチのように見えて、絵にしてみるとなかなかいいものですね。
美味しいチョコレートを仏様もさぞ、お喜びでしょう。

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23回忌! (安倍禮爾)
2016-02-17 13:45:39
narkejpさん

 23回忌!、凄いですね。大変ご苦労様です。今年は私は女房の七回忌なんですが、これで終わりにならないようにしよう!、という状態です。この次は13回忌ですが、はたしてやれるかどうか。時は過ぎ、人は去り・・・の現代ですし。
 こうしてnarkejpさんのように、多くの人に囲まれながら過ごせることが、23回忌もできる最大のエネルギーでしょうね。
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おなら出ちゃっ太 さん、 (narkejp)
2016-02-17 20:31:13
コメントありがとうございます。法事で供養の後、出かけた演奏会では「聖三位一体の祝日のミサ」等を聴き、聖バレンタインデーで美味しいチョコレートをいただくのですから、なんとまあ多彩な文化的多様性デス(^o^)/
チョコレートは、たいへん美味しくいただきました。
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安倍禮爾 さん、 (narkejp)
2016-02-17 20:39:23
コメントありがとうございます。祖母の23回忌を終えて、まずはほっとしています。ふつうは、33回忌あたりで世代交代ということが多いのですが、最近は高齢化と跡継ぎ不在で、祖父母の33回忌はもちろん、親の法事をずっと営んでいる高齢老人も少なくありません。なんだかなあと思ってしまいます。永代供養を予約している人もいるようですが、一方で永代供養をしてくれるはずの住職のほうも、実は跡継ぎ不足という問題をかかえているようで、なかなか難しいものです。
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