電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

バルトーク「管弦楽のための協奏曲」

2005年03月16日 20時03分55秒 | -協奏曲
昨日は、ようやく8000歩ほど歩いたが、今日はまだ5000歩程度しかあるいていない。お天気がよくなり、歩きやすくなったのだが、年度末の多忙のせいで、とてもゆっくり歩くどころのさわぎでない、というのが正直なところ。明後日も日帰りで東京出張が入ってしまった。
日当たりのよい南斜面には、もうフキノトウが出ているのではなかろうか。香りのよいフキノトウ味噌を食べてみたい。

ここ数日、バルトークの「管弦楽のための協奏曲」を聞いている。演奏は、フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団によるものと、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団によるもの。ライナーの方は、クレッシェンドすることで緊張感をうまく高めているのがよくわかる。セルのほうは、第5楽章の弦楽器のかけあいのところでも、音楽の表情をくずさずに演奏している。感傷性を排したモダンな演奏だ。バルトークが生きた20世紀はじめの頃の空気を反映しているのだろうか。どちらも思わず聞き惚れてしまう演奏だ。
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2 コメント

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こんにちは! (stonez)
2005-11-24 12:50:54
生の「オケコン」を楽しんでまいりました。

やはり、目で見ながら聴くと改めて音色の多さと、ぴりっとジョークの聴いた様子などがわかり面白かったですね。この音楽には、当面浸かりっ放しになりそうです(笑)

セルの演奏も気になるのですが、ライナー盤の緊張感を増幅するクレッシェンド、とても気になります(^^ゞ TBさせて頂きますね!
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管弦楽のための協奏曲 (narkejp)
2005-11-24 21:03:54
やはりナマで聞くと違いますね。特にこの曲は、オーケストラの中で、どんなふうにかけあいをやっているのか、目で見てはじめてわかったものですから、よけいそう感じます。

私の通勤の音楽、バルトークの「管弦楽のための協奏曲」は、常時車内に置くCDを別に確保しています。ライナー盤ですが、実は同じ演奏が2枚あるのです。ブックオフのおかげです(^_^;)>poripori

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