電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

これはぜひ観たい~映画「剱岳・点の記」

2009年05月27日 05時22分48秒 | Weblog
先日、妻とともに映画「ラ・ボエーム」を楽しんだ独立系映画館「山形フォーラム」には、これから上映予定の興味深いタイトルが並んでおりました。その中で特に目をひいたのが、新田次郎原作の「剱岳・点の記」です。CG、空撮いっさいなしという、カメラマン出身の木村大作監督らしい、こだわりのある作品とのこと。原作の『剱岳・点の記』は、若い頃に単行本で購入して読み、感銘を受けましたし、同時期に実際に剱岳に登った経験もあります。ですから、この岩峰での映画撮影がいかに困難なものであるか、実感としてわかります。映画がどんなふうに描かれているのか、たいへん興味深いものです。



ちなみに、主人公の柴崎芳太郎は、山形県の大石田町出身のはず。山形県ローカルな関心としても、これはぜひ観ておきたい映画です。山形フォーラムでは6月20日から上映予定となっています。6月の第3土日といえば、例年サクランボの収穫の最盛期ではありますが、なんとかやりくりして、観に行きたいものです。

ちなみに、写真は1970年代に剱岳に登ったときのもの。ハーフサイズの「オリンパス・ペンEE」にコダックのエクタクローム・リバーサルを入れて撮影したスライドから、カメラ屋さんで CD-R に焼いてもらったものを、Gimp でちょいと加工したものです。

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2 コメント

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剣岳 (くるみぱん)
2009-05-29 19:47:28
登られたことがあるのですか?
すごいですね。
私の年からして、多分もう登ることはないと思いますが、憧れの山です。

映画も楽しみですね。
山の本でも撮影秘話を読みました。
この映画は是非見たいと思っています。
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くるみぱん さん、 (narkejp)
2009-05-29 21:31:10
コメントありがとうございます。そうなんです。剱岳に登ったことが、若き日の栄光なのですよ(^o^)/
抑制のきいた、ドキュメンタリーのような原作も、すばらしかった記憶があります。新田次郎さんの代表作の一つかと思います。この映画が原作の世界をどんなふうに描いているのか、今から公開が楽しみです。
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