電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

アホ猫(母)、R.シュトラウス「ドン・キホーテ」に驚き、膝の上から逃げ降りる

2020年03月26日 06時02分08秒 | アホ猫やんちゃ猫
暖冬のおかげか、この冬の寒さをなんとか乗り切った御年20歳のアホ猫(母)は、少しでもすきがあれば私の膝の上に乗ろうとします。書斎で机に向かうと早速やってきて、上を見上げて小首をかしげ、「上がるぅ〜」とおねだりポーズ。仕方がないのでヨイショと膝の上にのせてやると、ゴロゴロと喉を鳴らして居眠りを始めます。



ところが、先日アホ猫の意外な弱点を発見してしまいました。デスクでもっぱら聴いている PC-audio で、R.シュトラウスの交響詩「ドン・キホーテ」を聴いていたのです。演奏は、もちろんピエール・フルニエのチェロ、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団による1960年の録音です。それまで、ご主人様の道楽に仕方なくお付き合いで我慢していたアホ猫、31分過ぎの、バスドラムかな?「ダン、ダン、ダン、ダン…」という迫力ある低音の連打にびっくり仰天、いそいで膝上から飛び降り、逃げていきました。おかしいな、それほど大音量というわけでもなかったのだけれど(^o^)/

たしかに、狩りの際には勢子が鳴り物を鳴らして追い立てるのでしょうから、この手の音響は動物の恐怖感をかき立てるのかもしれません。
御年20歳、猫又レベルの老猫ともなると、人間様のクラシック音楽をちゃんと聴き分けているということですなあ(^o^)/

YouTube に、フルニエ(Vc)、セル指揮コンセルトヘボウ管による1964年の録音がありました。
Richard Strauss "Don Quixote" Szell/Fournier 1964


次は、マイスキー(Vc)、サワリッシュ指揮のN響で。こちらは動画なので、金管楽器が実はミュートを付けているなど演奏の様子もよくわかります。
Richard Strauss: Don Quixote, Op. 35, TrV 184, Conductor: W. Sawallisch



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