電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

夏の盛りに芽生えた秋の気配は

2021年08月31日 06時00分36秒 | 季節と行事
夏の盛りに芽生えた秋の気配(*1)は、東北の住人に晩夏の残暑を嘆かせながらも、しっかりと根を下ろしつつあります。書斎から見えるいつもの風景にも、異なる要素が混じりはじめました。ヤブランが、少しずつ花茎をのばしています。おや?と気づいたのが昨日。しだいに花茎が伸びて、来月初〜中旬頃には花が咲くでしょう。

そういえば、空の様子もすでに真夏のものではないようです。




これは、すでに秋の空かもなあ。



老母の花畑も、秋の色ですし、妻の寄せ植えも終わりに近い。




大きいものから順に収穫していき、もぎ残した桃がけっこう大きくなっています。おそらく今日明日中に収穫が終わりますが、残り物には福があるらしく、樹上完熟となる川中島白桃は実は生産者の楽しみの一つです。




昨日は、朝のうちにけっこうな雨が降り、小雨の中で収穫をしました。雨に濡れた桃が風情があると言うよりも、やっぱり色の再現性は私のスマホよりもコンパクトデジカメのほうが良いみたい、などと再確認したところです。

(*1): 絶好調時に危機はひそみ、真夏の中に秋は芽生える〜「電網郊外散歩道」2005年8月

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