電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

野菜畑や果樹園で好みの音楽を聴くには

2021年04月03日 06時00分22秒 | クラシック音楽
一定以上の面積がある野菜畑や果樹園での農作業は、楽しいばかりではできませんで、しばしば単調な労働が続くことがあるものです。途中で飽きてうんざりすることもありますが、作業そのものはやめるわけにはいきません。そんなとき、なにか好みの音楽を聞きながら農作業をしたいと考えますが、中高年農家にとって、これが案外に難しい。

  • 最も手軽なのは中波ラジオですが、身近な情報は得やすいものの、クラシック音楽が放送されるのは稀です。
  • 次にFMラジオが候補として有力ですが、曜日や時間帯によって内容はまちまちで、特に土曜日のNHK-FMはクラシック音楽はごく少ないですし、ときどき「今日は一日◯◯◯三昧」というたぐいの極悪番組(^o^;)をぶちかますこともあります。
  • ではイヤホン型の携帯音楽プレーヤーはどうかといえば、作業あるいは移動中にケーブルが枝に引っかかったりしますし、聴力の減退防止の意味からも常用は避けたいところです。
  • 昭和の昔、ミニFM局が盛んだった頃のように、FMトランスミッターで畑まで電波を飛ばすのは、電波法の改正で今はもうできなくなっています。可能なのは3m程度の距離だそうで、それでは果樹園の面積では役に立ちません。

というわけで、いまのところ中国製の SHUSONS という USB端子付きの充電式ラジオでUSBメモリにMP3ファイルをコピーしておき、連続して再生するというやり方をとっていますが、中国製品の常で電源スイッチの耐久性がどうも怪しい。また、できればもう少し出力が大きいほうが、果樹園の中などでは有り難いかも。



国産のラジオ等では、同様な製品は探せませんでした。ラジオという従来のイメージから一歩も抜け出していません。本当は、大容量の充電池を電源に USB 端子を持ち MP3/WMA 等の音楽ファイルを再生できる防水仕様のスピーカーがあるといいのだけれどなあ。スマホから Bluetooth で音楽再生できるアウトドア・スピーカ(*1)というのはあるのですが、長時間の農作業にはおそらくスマホともども電池が持たないでしょうなあ。



(*1):中には面白そうなものもあるのですが。〜「アウトドア・スピーカー」

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