電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

老母、虫さされが悪化し救急外来に

2020年07月28日 06時01分46秒 | 健康
年をとると、たかが虫さされとは言えなくなることがあります。この四連休中の出来事です。
元気で畑仕事を楽しんでいた老母(92歳)、長靴の中なのにふくらはぎのところを虫に刺されたのだそうで、かゆくて仕方がないので「ムヒ』を付けたのだそうです。翌日、なんだか腫れてきたので化膿を疑い、近所の皮膚科を受診して化膿どめと塗り薬と湿布をもらって来たのだそうな。翌朝は土曜日でしたが、もう円形に紫色に腫れ上がってしまい、再診の皮膚科では「こうなると外科の領域」と、近くの外科医院に紹介状を書いてくれました。で、受診した外科医院では予約なしにすぐに診てくれて、切開。すると、化膿ではなく内部で血液が固まって腫れていたことが判明し、凝血を除去し、圧迫止血で対応します。この後、帰宅して寝ていたようですが、夜中になっても出血が止まらないらしく、朝方にはなんだかぼーっとして足の周囲が血に染まった状態でした。日曜ですが、すぐに外科医院に連絡したところ、連絡はついたものの、あいにく先生は出かけていて不在とのこと。状況から、救急外来へ連絡するようにアドバイスを受けました。そこで、毎度お世話になる病院の救急外来に連れていき、応急処置で電気メスで出血部位を焼いて強制的に止血、そして点滴。こんどは大丈夫そうです。



今回は、何が教訓なのだろう?

  1. 3年前に経カテーテル大動脈弁置換術(いわゆるTAVI)をやっており、「血液サラサラの薬(ワーファリン)」を服用していることは伝えている。
  2. 移動の際は車椅子を使い、足に無理がかかる歩行距離はごくわずかしかないが、夜中にトイレに起きた時は歩かざるを得なかった。ワーファリン使用者の圧迫止血ではポータブルトイレを置くべきだったか。
  3. 虫さされ時の対処。今回は刺された虫が不明。タオルにお湯を湿らせ、熱いタオルで患部を覆うことで毒素を不活化する対応のほうが良かったのか。量のコントロールが難しいと言われるワーファリン使用者でも「虫さされ=ムヒ」という発想に問題はないか。


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