電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

三菱ユニボール・シグノ307を使ってみる

2016年06月19日 06時03分06秒 | 手帳文具書斎
ボールペンでは、黒インクのものはジェットストリームJetstreamの0.7mmまたは1.0mmとパワータンクPowerTankの1.0mmで、ほぼ全用途をまかなっています。他の製品は、ほとんど入り込む余地がない、というのが実情です。実際、三菱ユニの新製品、ユニボール・シグノSigno307を購入して使ってみましたが、レギュラー選手をおしのけてスタメン入りする可能性は少ないかも。書きやすいことは宣伝文句のとおりですので、カバン等に入れておき、いざという場合に備える指名打者のような存在になりそうです。

これに対して、青は群雄割拠状態です。ジェットストリームJetstreamの青(1.0mm)は、色は好みなのですが、「にじみ抜け」することから使用頻度が低下し、パワータンクの青色は能天気に明るすぎるように感じて、もっぱらシグノRT1のブルーブラック(0.5mm)を使うことが多い。というよりも、青系はほとんど万年筆の独壇場のようなもので、ボールペンの出番が少ないのです。
そういう中で、顔料ゲルインクのボールペン(0.7mm)というのは、けっこう盲点だったかもしれません。さらさら書きやすい点とダマになりにくい点は好印象です。ぐんぐんインクが減る点も、「使ってる」感があって好印象(^o^)/

ただし、「カ・クリエ」の用紙のような抜けやすい紙の場合、やや滲むような文字の広がり感があって、カッチリした印象ではありません。万年筆インクでいうとパイロットの青のような傾向です。もう少し使ってみたいと思います。

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