電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

遠くで雷鳴を聞きながら

2015年06月27日 07時25分12秒 | クラシック音楽
六月も下旬になると、例年ならば南東北も梅雨入りします。ところが、今年は梅雨入りが遅く、局所的な降雨は報道されるものの、当地はからりとした晴天とどよ~んとした曇り空のお天気とが、交互に続いておりました。

そんな日に、遠くで雷鳴を聞きながら耳を傾ける音楽は、なぜかドビュッシーや北欧の曲が多くなりがちです。たとえばドビュッシーの「夜想曲」(*1)やヴァイオリン・ソナタ(*2)、弦楽四重奏曲(*3)など、北欧の音楽として、たとえばグリーグの「ピアノ協奏曲イ短調」(*4)などです。いずれもこの季節に取り上げ、記事にしているところをみると、「梅雨どきの音楽」と言ってよいのかも。

最近の通勤の音楽も、グリーグのピアノ協奏曲を、レオン・フライシャーのピアノとジョージ・セル指揮クリーヴランド管の演奏で、繰り返して聴いております。曲の冒頭は雷鳴に通じるなあ、などと思いながら、水田が広がる夕暮れの農道を疾走するとき、遠くで稲妻が走ったりするのです。



昨日、南東北も無事(^o^;)梅雨入りしたとのこと。今日と明日は雨模様の予報ですが、当方は先日はじめて差配をした某家の四十九日に出席の予定。週末農業もお休みです。

(*1):ドビュッシー「夜想曲」を聴く~「電網郊外散歩道」2007年6月
(*2):ドビュッシーの「ヴァイオリン・ソナタ」を聴く~「電網郊外散歩道」2011年6月
(*3):ドビュッシー「弦楽四重奏曲ト短調Op.10」を聴く~「電網郊外散歩道」2015年4月
(*4):セル/フライシャーのグリーグ「ピアノ協奏曲」を聴く~「電網郊外散歩道」2005年6月

コメント