電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

美崎栄一郎『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか(実践編)』を読む

2011年04月27日 06時05分09秒 | 手帳文具書斎
最近、なかなか本を読む時間がとれません。ここ二週間ほど、読了した本がないという状態が続いています。そんな折、図書館で借りていた本を読みました。実際は、読了したというよりも「眺めた」という表現がふさわしいのかも(^o^;)>poripori

読んだ本というのは、美崎栄一郎著『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか(実践編)』というものです。実際には、本書の前に出版された理論編のようなものがあるらしいのですがそれは見つからず、いきなり実践編からという変則的な入門です。25人の社会人の実際のノートを事例として、「仕事ノート」「自分を成長させるためのノート」「ライフログ的なノート」という三つの区分から、事例となったノートのページ写真、本人と著者の対話、著者のコメント、という形で編集されています。他人のノートを見せてもらうのはいつでも興味深いものですが、対象となる25人の業界が様々であるだけに、格別に興味深く感じます。野次馬ですね~(^o^)/

あらためて感じたのは、

ノートは、いつでも何度でも見返すのが容易である点に特色がある。
デジタルな記録は検索性が優れているが埋没性が高く、見返すには不便。
前のノートの必要な内容は、縮小コピーして貼り付けておく。

などでしょうか。

たぶん編集者が付けたと思われる書名は、「結果を出さない人」なんているのかい、不十分だったり思わしくなかったりするだけでないのかい、などと茶化したくもなりますが(^o^)、自分でも相当の分量の備忘録ノートを継続してきているだけに、こういうレポートを眺めていると楽しいものです。その意味では、グラビア雑誌やムックなどに、より適したテーマかもしれません。
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