電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

『できるブログ・改訂版』を読む

2007年03月20日 06時28分14秒 | -ノンフィクション
何を思ったか、3年目にしてgooブログの解説書を読み始めました。組版ソフトTeX/LaTeX 関係の本は何冊も購入していますが、コンピュータ関係の一般向け解説書なんて、何年ぶりでしょうか。

まずは、既知の内容がほとんどでしたが、構成は以下のとおり。

第1章 ブログをはじめよう
第2章 自分のブログを作ってみよう
第3章 携帯電話で記事をたくさん投稿しよう
第4章 投稿した記事を編集してみよう
第5章 写真付きの記事を投稿しよう
第6章 リンクとトラックバックの付いた記事を投稿しよう
第7章 ブログをもっと効率的に読もう
第8章 ブログのデザインを工夫しよう
第9章 アフィリエイトに挑戦しよう
第10章 有料サービスでブログをもっと活用しよう
第11章 ブログで困ったら

図解が豊富で見やすく、さすがによく工夫されています。リンクとトラックバックの解説は的確ですし、各章のまとめには、たとえば「記事の追加・削除は慎重に」と題して、
個人的な日記などはいくら修正してもかまいませんが、公的な性格を持った文章の場合は特に注意しましょう。(p.90)

と指摘するなど、有益な内容も豊富です。一つの記事中に複数の写真を掲載する方法など、本書で初めて知りました。

デザインを微妙に変えたい場合、スタイルシートの解説などは参考になりそうですが、一番興味があったのは有料サービスの内容。主としてアクセス解析とテキスト・バックアップ、写真のツリー・ビュー表示、などが解説されています。なるほど、という感じでした。

その他、いくつか気がついた点を。

(1) カテゴリーは、後から最大30個まで増やすことができる、とありますが、実際にやってみても、19個までしかメニューには出てこない。もしかしたら、30個というのは有料版だけの話?(p.47)
(2) 携帯電話からの投稿は、祝祭日や休日には便利ですが、タイムスタンプが勤務日に仕事をさぼっている証拠にもなります。サラリーマンには危険な誘惑にもなりかねませんが、そんなことは言わずもがなの常識なのでしょうか。
(3) 他の出典からの引用部分を明示する blockquote タグを使えることを初めて知りました。(p.124) その意味では、ちゃんと解説書を購入した意味はあったかも。
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