電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

「ウィーンの森の物語~ヨハン・シュトラウス ワルツ&ポルカ集」を聞く

2007年02月03日 08時05分07秒 | -オーケストラ
今週は、通勤の音楽に、カラヤンとベルリン・フィルのコンビで、ヨハン・シュトラウスの「ウィンナ・ワルツ&ポルカ集」を聞きました。もう、豪華絢爛という表現がぴったりくる、それはそれはリッチな演奏です。

曲目は次のとおり。
(1)ワルツ「ウィーンの森の物語」(13:57)
(2)ポルカ「狩」(2:05)
(3)ピチカート・ポルカ(2:33)
(4)ポルカ「雷鳴と電光」(2:55)
(5)ワルツ「ウィーン気質」(9:19)
(6)ワルツ「美しく青きドナウ」(9:53)
(7)皇帝円舞曲(10:47)
(8)アンネンポルカ(4:23)
(9)トリッチ・トラッチ・ポルカ(2:33)
(10)ワルツ「うわごと」(8:28)
(11)常動曲(2:47)

「普通の演奏だなぁ」と思わせておいて、クレッシェンドするところの音色や粘り方に、思わず「おお!」と思わせる。眠くなりそうな心地よさの中で、ここぞというところでリズムをちょっとだけずらして「おっ」と思わせて寝せない。静かなところではひたすら耳に快く、盛り上がるところでは迫力の低弦と魅惑の管楽に支えられた大オーケストラの豊麗な魅力を発散する、そういう演奏。文句なしにうまい!

1966年12月と1969年4月に、ベルリンで録音されたもので、F26G 29029という型番のCDです。ようやくCDが普及期に入り、1枚3800円といった価格から、1枚2600円といった相場になってきた時分に購入したものです。表紙は、エリエッテ・フォン・カラヤンというから、カラヤンの奥さんでしょうか?

新しい車のカーステレオは、前のと比べて低音が出るようになったので、逆に低音の質が気になります。自宅のステレオと同等の音は望むべくもないが、ブーミーにならないようにコントロールする必要がありそうです。
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