電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

尾花沢新庄道路が開通する

2006年11月27日 06時16分55秒 | 散歩外出ドライブ
11月19日、尾花沢新庄道路の野黒沢~川原子間が自動車専用道路として開通しました。その後、新しい道路を走ってみようと、家内とでかけました。最上地方は曇天でしたが、一部で冠雪した鳥海山が見え、快適なドライブです。これまでの国道は途中に小学校が隣接し、飛び出しに気をつけながら運転する必要がありましたが、自動車専用道路になったために、そういう種類の危険は減少したと思います。時間もだいぶ短縮され、尾花沢~新庄間が10分くらい短くなったとか。こういう道路の改善は歓迎です。
ただし、現在は無償供用されていますが、今後高速道路が全線開通すると、有料化されるのでしょうか。バカ高い高速料金を払ってまで利用するかというと、ちょっと疑問。できればこのまま無料供用が継続してほしいと思います。



さて、出かけた先は最上郡戸沢村の高麗館。道の駅戸沢に併設された施設で、もうどこから見ても韓国風の建物・施設です。物産館も地元の特産品のほか韓国グッズがたくさん展示販売しており、資料館では日本と古朝鮮との交流の歴史から始まり、現在の日韓交流の現状まで紹介しています。レストランもあり、この日は石焼きビビンバとキムチチゲを食べてみましたが、体の中から温まり、たいへん美味しい本場の味でした。

それもそのはず、戸沢村には韓国からお嫁に来ている人がたくさんいるそうです。その方たちが韓国料理を教えたのが好評で、ついには村をあげて日韓交流の建物まで作ってしまったのだとか。日本語習得の問題だとか、子どもの教育と文化的アイデンティティだとか、いろいろな問題はあるのだと思いますが、もともと古代の日本文化は古朝鮮からの渡来人が伝えたものが多いわけですので、その現代版と見ることもできます。田舎で誇りを持って暮らす人たちに共感を覚えます。
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