電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

食事を抜くと太る理由

2005年11月28日 22時15分44秒 | Weblog
昨日に続いて、体重の話題です。

食事を抜けば、体重を減らせるのでは。こう考える人は多いようだ。だが、あるとき、ネズミを使った実験で、「食事の回数を減らすと太る」ということを聞き、驚いたことがある。
この実験では、ネズミたちを二つの群に分け、全く同量のエサを、片方は一日二回、もう一方は一日六回に分けて摂取するようにしたそうな。すると、結果的には一日二回の群のほうが、体重の増加が顕著だったという。つまり、飢餓時間が長いほど、いざというときに備えて摂取した炭水化物を脂肪に変え、体内に蓄積しておこうとするように作用するらしい。実際、お相撲さんが食べるのは一日二食、しかも食べるときはどかっとまとめて食べる。この方法であの体格を維持していることになる。引退したお相撲さんの体つきは、大鵬親方の例を見るまでもなく、ごく普通の姿であることが多い。たぶん、一日三食に戻し、カロリー摂取量を制限しているのだろう。

だから、私たちの体重コントロールのコツは、主食の量を制限し、一食分の量をおさえながら、食事の回数をきちんと確保することにあると言っていいのではないか。それが、私の場合「おかわりをしない」だけでベスト体重を維持できた理由だろう。

ちなみに、標準体重(BMI)(*)は、
BMI標準体重(kg)=身長(m)×身長(m)×22
で求められる。私の場合は身長が1.7mなので、
BMI標準体重(kg)=1.7×1.7×22=63.58
であるから、25年間続いた64kgの体重はベスト体重である。

写真は、完熟ラフランスと自家製ヨーグルト。この組み合わせも、さっぱりしていてとても美味しい。ラフランスは出荷できない規格外のもの。大きさは小ぶりだが、味と香りは変わらない。

(*):BMI標準体重とは
コメント (4)