なりとろ日誌

なりとろの『考え』を色々書いていきます。 更新はクダクダです。

ゴールドシップ、散る

2014年10月06日 00時20分11秒 | 競馬

パドックからあまりに大人しいゴールドシップ。

この時点で、少し嫌な感じがしていた。

馬場入りの時にはロデオするなど、元気なところは見せたが、

何か引っかかる。

 

スタート、大きく出遅れた。

まぁ、ここでレースは終わっていたのかも。

ペースは例年のようにドスロー。

上がりの競馬になってしまった。

そのレースを最後方追走で、しかも外を回る。

横山騎手は、既にこの辺で結果が見えていたに違いない。

 

フォルスストレートで一番外を回って押し上げる。

これがせめてもの抵抗。

この後、力を溜めていたインの各馬が仕掛ける。

直線よーいドンのレースを、大外後方から・・・。

ゴールドシップの競馬ではない。

馬場とか、体調とか、

既にそんな事では無くなってしまっていた。

 

展開が向かなかった事。

ゴ―ルドシップの闘志に火がつかなかった事。

この2つが、凱旋門賞惨敗を引き起こした。

 

オルフェーヴルが2年連続2着した事により、

何だか日本馬が凱旋門賞に近づいたように思っていたが、

それは、浅はかな、甘い考えだと知った。

オルフェーヴルで勝てなかったレースを、

今年の3頭で勝つ・・・・・?

本当に可能なのか?

レース前の、なかなか高揚しなかった心の原因は、

きっとここに有った。

 

ゴールドシップは条件を満たせばオルフェに近い強さを発揮する馬。

でも、そうでないときは簡単に負けてしまう。

今回は、後者のゴールドシップが出た。

自分から行く気にならない時は、大敗する。

道中のクビの使い方が、それを物語る。

宝塚記念の時の走るフォームと、

今回の走るフォームが素人目に見ても、違う事に気付く。

グイグイ首を前に突き出すことなく、今日はレースを終えた。

 

一発勝負の競馬の難しさ。

 

機械が走るんじゃない。

生き物が、馬が走るんだ。

 

ゴールドシップの本気の走りが見たかった・・・。

 

 

ハープスターは末脚鋭く迫ったが、レースが終わってからでは意味が無い。

騎手選びで、すでに失敗していた。

 

ジャスタウェイは順調さが足りなかった。

ひとたたき出来ていれば、もう少しやれた気もするが・・・。

 

凱旋門賞は、また夢に終わった。

 

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