なんでやねん?ドラキュラ!

猫魂外伝は猫魂(名も無き猫の物語)のエピソード0になります。ぶぶぶ。
自分の中では絶賛連載中♪(* ̄∇ ̄*)でへへ!!

なんでやねん?ドラキュラ!2 第二章

2015年05月23日 | なんでやねん?ドラキュラ!2


第二章                                     危機




ルード達の攻撃によって・・壊滅的な状況に追い込まれた鍋島城。  容赦ない砲撃が三日三晩・・続いた!!

家老の過労は・・慌てふためきながらも・・城下の者たちや藩士達を非難させていた。 そんな中・・猫姫・・香はと言えば? 城の奥深い・・地下施設の暗く狭い片隅で・・ぶつぶつ何やら呟きながら・・身を潜めていた。

時折・・小さな体を震わせながら・・大きな溜息を吐くばかり・・一体・・香に何があったのか??

家老の過労が・・全ての領民や藩士達の非難を済ませて・・やっと落ち着きを取り戻そうとしていた時・・家老の印籠型携帯にメールが入って来た? メールの相手はマスターセバスであった!!

何でも・・タン様が鍋島城に寄って行くというメールを最後にプッツリと一切の連絡が取れないと言うのだ。マスターセバスが居場所を突き止めれないとわ!! 余程の状況だ!!! タンは何処に・・・。

何故か・・過労は目頭を押さえながら・・香と同様に・・大きな溜息を吐いた。  そして・・一言・・ポッリと・・・。 姫様・・何故・・こんな大事な時に・・・。

過労「今は・・こうしている場合ではない・・今こそ・・この鍋島藩・・大黒柱の・・このわしが鍋島城を守るのだ!! ぶっほん・・良し行くか!!!」

ゼイゼイ・・・うぬぬーっ!! 日頃・・着もしない重い鎧に・・足を取られ・・三歩進んで・・休息する・・過労であった。 おいおい・・。汗

そんな・・危機的な状況下の鍋島城の上空に・・閃光が走る!! そーう!我らがヒーロー? 大魔王見習い? 

レンとセバスが乗る・・タイムマシーンが激しい砲撃の中を掻い潜り・・鍋島城に降り立ったのだ!! イェーイ!!笑

レン「なんじゃこりゃー!!! 城が瓦礫の廃墟と化してるではないか??」

セバス「あらあら・・少し登場が遅かったかも知れませんね・・レン様!! まっ・・ともかく・・香様と過労殿を探しますか!」汗

レン「そだな・・探すか。しかし・・どうやって探したらいいのだ?」

セバス「それは簡単です! ポチッとな・・ほれ・・この通り! 此処に過労殿が居ます!実は前回・・私が鍋島藩に訪れた時・・過労殿に印籠型携帯を差し上げたのです!

    時代をも飛び越せる最新機材なのですが・・過労殿にお渡ししたのは・・実は・・おこちゃま携帯タイプの物で・・誘拐されたり迷子になっても簡単に居場所が判るというタイプでして!笑

    幸い・・今・・こうして簡単にGPS機能で探せるのです。 過労殿は家紋が入った印籠型携帯に飛び上がって喜んでいましたが。汗」原始人にライターを与えた様なものか?

レン「ぶぶぶ・・案外・・過労の奴・・その印籠型携帯使って・・何処で悪さをしているかも知れんな! 若い女の子に・・ひかえおろーう!この紋所が目に入らぬかぁーああ!なんちって!!笑」

GPSを辿って行くと・・小さなホラ穴があった・・奥に進んで行くと関係者以外の立ち入り禁止と張られた扉がレンとセバスの行く手を阻んだ!当然・・鍵が掛かって開かない!

レン「こんな扉・・オレ様の強力なキックで開けてやる!」

セバス「レン様・・お待ちください。 わざわざ・・レン様の力を使うことでは有りません。」セバスはそー言うと過労の印籠型携帯に音声電話を掛けた・・ぴんぽーん・・ピンポーン!

   どなたかいらっしゃいませんかー!!当然・・家老の過労が電話に出た。 もしもし・・はい・・私は鍋島藩の家老の過労ですが・・どちら様で御座いますか?

   セバスが・・レンとセバスだと伝えると・・すぐさま扉が開かれた!ぶひ。


ようやく江戸時代に再びやって来た・・レン達であったが・・何故か沈黙の母・・香! 因縁の宿敵・・ルード! 消息不明の父・・タン! 何やら難題がお城のガレキと同様に山積みのようだ。

続く!笑



第二章                       ・・・2


鍋島城の砲撃が・・リンチの命令により・・突如・・中止となった。

ルード「リンチ様・・何故・・攻撃の中止命令を・・このまま・・猫姫もろとも・・・・。私の調べた情報では・・タンもいるとの・・一気に肩を付けようと思っていたのに!!」怒

リンチ「ルード・・オマエは何様だ・・私の命令が聞けないと言うの? 私が中止と言ったら・・中止だろ!! それにここにはタンは居ない・・・。タンの生体反応が感知されていない。

    とにかく・・一端引け・・飛んだ邪魔者も入って来たからな!! ルード・・オマエは気付かなかったのか上空に一瞬走った閃光を・・・。怒

    大体・・鍋島城本体の地下施設は・・何のダメージも受けてはいない・・強烈な結界が張られているのだ!! 

    オマエが破壊して喜んでいる瓦礫と化した鍋島城は唯の飾りにすぎないのだ!!!ちっ!これ程までの力とは・・。 ルードこれ以上踏み入れたら・・オマエなど一瞬で殺されたな!

    まっ・・オマエの頭では・・何の事やら一つも解らないだろうがな!! それより・・早く・・帰って来い・・今回・・私に逆らった罰としてムチ打ち100回で勘弁してやる。ふっ!


ルード「・・・・・・・・・・。」

ハイド「無知とムチ・・良い取り合わせですな!うほ!」

ルード「オマエ・・殺すぞ」ボコッ・・バコッ・・ドカッ!

ハイド「名前も・・ルード様からハード様に改めては如何でしょうか?」

ルード「己ぇーええ!まだ・・言うか!!!怒」ボスッ・・バキッ・・ベシッ!! 


こうして・・ルード率いる戦車部隊は鍋島領内から姿を消し・・2021年の未来都市オリンピアへと帰って行った。

一方・・鍋島城城内の地下施設で・・レン・・セバス・・過労が久しぶりの再会を果たしていた。

過労「レン様・・お久しぶりで御座います!!少し大きくなられましたかな? 体調を崩して・・南国の島で療養しているとセバス殿から聞いて心配していたのですが?お元気そうで何よりで御座います! ついでにセバス殿もお元気そうで・・・ぶっほぉん!!」

セバス「ムフフフッ・・・過労殿は相も変わらず・・お元気そうで何より。 そう言えば・・前回差し上げた・・印籠型携帯の使い心地は如何ですかな? 何か不都合があれば何なりとお申し付け下さい!!二ヒヒッ・・・。 それはともかく・・砲撃が急に治まりましたな?」笑

過労「その様ですな・・・外は綺麗さっぱりと瓦礫の山と化しておりますが! しかし・・一体・・何者の仕業なのか?全くもってけしからん!!怒 事前通知もなしで・・・。

  姫様も激怒して・・私めも・・其れを抑えるのに一苦労致しました。ぼそ。」

怒りが治まらないと言えば・・猫姫の他にもう一人。

此処は2021年未来都市オリンピア!!


ビシッ・・・バシッ!!!  うぎゃーぁあああ!!! ぐぅわぁあああ!!!

秘密のリンチカンパニー地下施設から・・・おぞましい悲鳴が聞こえる!! どうやら・・お仕置きの時間らしい??

ルード「リンチ様・・お許しを・・もう二度と・・逆らう様な言動は致しません。それにこれ以上やれば・・リンチ様が幼児虐待の罪になりますです。」汗

リンチ「この期に及んでまだ口答えをするのか・・まだ・・私の愛が足らない様だな!! ビシッ!バシッ!!大体・・2000年以上も生きてるオマエの何処が幼児なんじゃああああ!!超怒!!


危機的な状況が一時的に治まった鍋島城だが・・・案外・・一番危機的状況に陥ったのは・・ルードだったのかも知れない。笑

ただ・・このまま沈静化して終わる事などあろうはずなく・・・嵐の前の静けさと言うところか・・・。  続く!笑




第二章             ・・・3



レン「それで・・母上は元気なのか?」

過労「レン様・・その話は後で・・・。」汗

レン「えっ・・なんで・・なんで?? 母上に何か在ったのか!!」

過労「香様はお元気ですが・・あの砲撃で少しばかり・・イラついていらっしゃいますので落ち着くまでお時間を・・。詳しい話は奥の部屋で!」過労はレンを奥の部屋へと導いた。


セバスはそんな過労の不審な行動を見逃さなかった・・・。 そこでレンと過労には城の被害状況を視察すると伝え・・二人の元を離れた!!

実は過労の印籠型携帯は・・セバスの方に筒抜けで・・当然・・マスターセバスが過労に宛てた・・メールもチェックされていたのだ。メールを見たセバスは瞬時に過労が何かを隠していると確信した。 もしや・・城の何処かにタン様が居るのでは・・。


そんな事とは露も知らず・・・奥の部屋ではレンと過労が・・またセバスをダシにして・・他愛もない会話を交わしていた。

レン「過労殿・・聞いて下され!」何故か過労といると侍言葉になるレンであった。笑

過労「レン様・・また・・あのセバスが可愛いレン様をイジメたのですか!!」怒

レン「流石・・過労殿・・察しが早い! 伊達に家老職に就いていませんな!! 実は拙者が南国ビーチで大奥選抜の赤穂美女47人に囲まれ! レン様・・お止めになって・・あれぇーええ!!

   殿中で御座います! と楽しく遊んでいて・・もう少しで討ち入りまで果たせそうだったのに・・。 あのセバスに叩き起こされたのだ!!」怒

過労「それは飛んだ災難で御座いましたね。あやつは空気が読めない所が在ると言うか本当に無粋な男で御座いますな! レン様・・此れからはあ奴の事をセバこうずの介と呼びましょう!笑」

レン「ぶぶぶ。額にキズは無いが・・胸の当たりに誰にも言えぬ様な・・秘密のキズを持っていそうだからな!!」ぼそ。

過労「流石・・レン様! 私めもその様に・・・。 以前・・若い藩士達に如何わしい写真を配っておりましたからな!」爆

如何わしい写真とは・・こんな写真で・・・。 レンと過労が夢中になって喋っている間に・・部屋の隅で・・微笑みながら・・ぼんやり光って立つホロスコープのセバスが居た。超爆

セバス「レン様・・過労殿・・私めの事で中々・・盛り上がっている様で悪いのですが・・。 ちょっとばかり・・過労殿にお聞きしたい事がありまして・・先程から待っていたのですが・・

   話が終わりそうに無いので・・・。 過労殿・・私共に何か・・隠していませんか? タン様の事とか!!」

過労「いえ・・知りません・・タン様の事なんて・・・。」汗

セバス「あっ・・そうですか・・知りませんか・・では是は如何かな!!」セバスは携帯タブレットで家老の印籠型携帯のメモ欄と履歴を見せた。


そこには・・大砲10門・・101両で納入!一両は私の懐へと・・・。 

セバス「あらあら・・土佐藩に10門・・長州に10門・・薩摩藩に20門納入・・色々出てきますね! 大切な鍋島藩の製鉄技術を横領してリベートですか?

    この事を香様や・・若い藩士達が知ったら・・どうなる事やら!クックック・・。 私がセバこうずの介と呼ばれるのなら過労殿は鍋島藩の大黒柱から腹黒柱ってところですかな?」


過労「セバス殿・・それは誤解だ・・確かに小遣い程度・・貰った事もあったが横領だなんて!汗 鍋島藩の財政は今・・大変なので御座います!! 姫様の食材費やら城の解体費やら・・。

  先日も・・松平家専属漁師が釣り上げた・・重さ300キロのマグロを・・安いと言って100両で買ったり。私は止めたのに・・涙。姫様は藩の財政なんてお構いなし。

  猫に小判とは良く言った物です!! ただ・・そんな事は大した事じゃ有りません。今に始まった事ではないので・・・。

  一番は・・版籍奉還と廃藩置県です!!怒  1869年7月25日・・我藩にも領地没収と城解体の知らせが参りました。城を解体するにもお金が入る。

 幸いな事に我が藩に何者かが城の解体に一役買おうと思ったのか・・城に砲撃をしてきたのです? これなら瓦礫の処理だけで済み・・浮いた解体費を藩士の土産金として出せるかと!

 姫様がわらわの城に何をするんじゃーと砲撃を怒りに任せて止めるのではないかと冷や冷や致しましたが・・・思わぬ事態が起き。ふぅーう。

  自費で解体する費用も無く・・県に成る事も諦めざる得ない藩も沢山在るとの話です。江戸から明治へ・・これも時代の移り変わりと言えば簡単な話なのですが・・藩や城が無くなっても

  領民を守ると言う義務があるのです。これだけはセバス殿には解って欲しい。」うわぁーああ!!過労が恥も外聞も無く泣いた・・・自分の全てをさらけ出して・・・。


セバス「ふっふっふ。過労殿・・そんな事は一も承知していますよ!! 大体・・過労殿がリベートを取って私腹を肥やす様な人物だなんて私は一度も思った事は有りません!

   その証拠に貴方は長年・・香様に仕えていらっしゃる。私が貴方の立場なら・・100両頂いても仕えませんよ!リスクが有りすぎる!笑

   過労殿・・私の方が貴方に謝らなくては・・実はホンノ少しカマをかけたのです。私が貴方から本当に知りたいのは・・そんな事ではなく・・此処にタン様がいるのでは?と言う事です!!

   どうか・・真実を話して下さい・・過労殿!!」素

理由の解らぬ・・二人の会話に・・・レンが一言。   家老の過労だけに・・これぐらいで・・良かろう!!爆  続く!笑





第二章               ・・・4

セバス殿に隠し事は出来ませんな・・では・・あの日の出来事を話しましょう・・・・。

鍋島藩・・家老の過労が静かに語り始めた。  あれは・・突然の知らせでした。 因幡のオババから・・姫様にメールが入ったので御座います!!

奄美の黒うさこと・・・あまじいが亡くなったとの・・・。 オババは最愛の旦那を亡くし・・大変な嘆き様でした。

長年・・いがみ合っていた・・白ウサと黒ウサが・・やっと和解して・・互いに喜んだあのウサウサ同盟から一年!! ちまたでは奇跡の薩長同盟とか明治維新とか申しておりますが。

こちらの人参事変の方がよっぽどの奇跡で御座います。城下の者達は口々に・・ウサウサ同盟を取り持った姫様の事を・・竜とか馬とかより・・やっぱり猫だな!と・・姫様の人気もうなぎ昇りで御座いました。

オババとあまじいはラブラブで・・毎日特製人参ジュースで乾杯して・・あれやこれやと励んでいました。ところが・・あの・・とっておきの高麗人参ジュースを飲んだ晩にポックリと・・・。

亡くなってしまったのです・・・。

姫様は・・これは藩にとっても一大事と・・オババを慰めようと・・出掛けて行ったのですが・・・。汗

姫様に逢うなり・・白うさこと・・因幡のオババは・・黒うさこと奄美のあまじいの事を語り始めました。ぼそ。

オジジとオババの愛の軌跡を飽きるほど聞かせられる始末・・・・。 流石の姫様もアクビが止まらぬ様になり・・そろそろ御暇しようかと思い始めた時の事でした。

ふと・・オババが姫様に・・こんな事を口にしました。 

オババ「猫姫様・・オババの愛の軌跡に付きあって頂き感謝いたします。互いに最初から愛し合う者と巡り逢うと言うのは・・正に奇跡で御座います。

    私同様・・姫様とタン様にも深い縁が在るのでしょう・・・二人を初めて見た時・・直ぐにそう感じました!! 今は離れていて中々・・会えないようですが・・。

    恐らく・・逢いたいという気持ちは・・お互い同じでしょう・・どんなに遠くに離れていても・・時空を超えても・・変わらぬ愛! それがいにしえの愛と言う物です。

    タン様も今頃・・きっと・・猫姫様の事を想っているはず!! 少しだけ・・覗いて見たくは有りませんか?」そー言うとオババは静かに目を閉じた。


タンとはたまにしか会えず・・自分を放って置いて・・一体何処で何をしているのやら? 興味が湧かないハズが無い。ぶひ。 猫姫はこっくりうなずいた。

オババは大きな水晶玉を猫姫の前に置くと・・・何やら唱え始めた・・するとぼんやりではあるが・・水晶玉に・・何かが映り出した。

声はしないが・・そこには愛するタンが・・・・。 とびっきりの笑顔で笑うタン・・・なにやら楽しそうな・・・雰囲気が水晶玉を通しても伝わってくる?

タンは手に花を持っている・・・そして・・手に持つ花の行く先に・・タンと同年代らしき可憐な女性が・・・・・。あわわわわ・・・。げげげげっ・・・。

映ってはイケないものが映し出され・・見てはイケないものを見てしまった。 オババは瞬時に殺気を感じたのか・・そそくさと姿を消した。


香「私と言う者が在りながら・・・己ぇーええ!タン!!」ぐるるるぅーううう!!

城に戻った後も姫様の怒りは収まらず・・私めも・・どうしたものかと頭を痛めておりました。 このままでは・・またあの時の悪夢の再来かと・・。

タン様がレン様を連れ去った日の事件を思い出し・・・背筋が寒くなっていくのを今も感じます!! ただ・・この日の出来事は是だけではありませんでした。

水晶玉は・・単なるエピローグ! 本当の恐怖は此れから始まったのです!!大汗

こともあろうに・・何んと言えば良いのか・・正に絶妙なタイミングで・・こともあろうに・・滅多に現れないタン様が・・・城に戻って来たのでした!!!!

   どっひゃああああああああ!!!

私はタン様を見るなり・・すぐさま城から出る様に忠告しまし・・・・。 が・・・。

香「タン・・帰ったの・・久しぶりね!!」優しい微笑みでタンを迎える香? 


えぇえええー!!  怒りを爆発させるかと思いきや・・姫様は優しく・・タン様をお迎えになりました??

その後・・二人は楽しい会話を弾ませ・・お気に入りのワインなどで乾杯し・・あれやこれやと笑い声が絶えませんでした。

私めも・・ほっと肩を撫でおろしました。 やはり・・愛し合う者同士・・怒りより愛の力が勝っているのかと・・・・・。ふぅーつ。

続きは・・また明日!! 鍋島藩家老の鍋島騒動日誌より抜粋。 続く!笑






第二章                      ・・・5



家老の過労「おまたせ致しました・・久しぶりの語りなので少し緊張いたしました。では昨日の話の続きを始めましよう。」なんでやねん!!と罵声の飛び交う中・・。

また・・静かに過労が語り始めた。

事件は・・姫様の一言から始まりました!!

香「なんか・・私・・美味しいマグロが食べたくなったなー!!」

タン「マグロか・・それは俺も食べてみたいな!!」

香「実はね・・この前・・大きなマグロを手に入れたの! 300キロもある大物よ!!」

タン「それは・・随分とデカイな!!」

香「今・・地下食料貯蔵庫に置いて在るんだけど・・私・・寒いの苦手でしょ! タン・・取って来てくれないかな・・。」うるうるした大きな瞳でタンを見つめている。

タン「あぁーああ!解った・・地下の貯蔵庫だな!!」そー言って・・タンは地下へと出て行った。


タンが貯蔵庫を見つけ・・大きな扉を開け・・中に入った。 貯蔵庫の一番奥の方に・・大きな魚がぶらさがっている。

タン「あれだな・・想像以上の大きさだな・・・。」タンがマグロに触れたと同時に・・バタン!!・・・? 貯蔵庫の扉が閉まった??

さらに・・プシューっと・・音が聞こえる・・催眠ガスが投入されたのだ!!!!

タン「えっ・・何? ・・・。香・・・。」カチ―ン!! タンの意識が遠のく・・。

タンは鍋島城地下施設・・奥深くに在る・・マイナス50度の瞬間冷凍機能付き貯蔵庫に監禁されてしまったのだ。汗

香「どひゃひゃひゃ! タンのばぁーか!! 可愛い私を裏切るからよ!私の愛の深さを・・マグロと共に思い知るがいいーつ!!にゃは。」香は嬉しさの余り転げ回っている。ぶひ。


過労「と・・まぁーあ・・これが現在の状況で御座います。タン様はマグロ同様に大切に冷凍保管庫に保存されています・・。」大汗

レン「クソ親父・・浮気がバレて・・母上に冷凍されたのか! ぶぶぶ。」レンは笑いながらも・・母・・香の恐ろしさを改めて認識するのであった。

セバス「なるほど・・そー言うことでしたか。 しかし・・冷静で状況判断にたけた・・あのタン様が何故・・こー意図も簡単に引っ掛かったのか? 不思議ですな!」

過労「セバス殿は・・いつも仲の良い二人を見ていないから・・そー思われるのです。あれだけ仲の良い夫婦もいないかと・・・。

   なにせ・・コウモリも猫も夜勤方ですし・・相性が良いので御座いましょう。ライフスタイルが似ていると申しますか。そして・・偶にしかお逢いしないので逢った時には幸せそうで。

   その幸せ感一杯を見ているこちらの方がお腹一杯になります!笑  私が思うに・・だからで御座います・・タン様が気心を許せる数少ないお方が・・香様だから。

   楽しくワインを飲んだ事もあるかも知れません・・そー考えれば・・何んとなく罠に掛かった理由が解ります。」

セバス「ふむふむ・・厳重な扉の奥で冷凍か・・これではマスターセバス様も居場所が感知できないはずだ。 さて・・この状況を何んと報告すれば良いものやら? マスターセバスにタン様は居ないと嘘を吐いた

    過労殿の事は・・私の方で・・何とか致しましょう!」

過労「かたじけない・・セバス殿には何んと感謝していいやら・・・ただ・・今・・私が心配なのはむしろ姫様の方で・・・・。 思い付きでタン様を冷凍にしたのは良いけど。(いいんかい)
  日が経つに連れて・・寂しくなった模様で・・口数も少なくなり・・溜息ばかり。 あの姫様にまともに合わせながら遊べる者などタン様以外におりませんからな・・。

  ふと思ったのですが・・大切な物とは失って初めて・・その大きさに気付く物かも知れませんな。 おいたわしや・・姫様!!

  私めは・・姫様をなだめて・・なんとかタン様の解凍の許しを頂き・・今・・少しずつ温度を上げて・・解凍中です。タン様が復活するにはマイナス50度になった体を毎日・・1℃・・

  温度を上げていき・・50日間程・・掛かるかと!! 姫様はあれいらい・・ずーっと引き籠っていますし。 私も・・レン様と香様の再会を楽しみにしていたのですが・・・。

  レン様・・申し訳有りません。もーう少し・・時間を下さい。 自己嫌悪になっている姫様を・・とてもレン様には御見せ出来ません。」過労は深々とレンに頭を下げた。


レン「過労殿・・頭を上げて下され・・過労殿にはいつも母上が迷惑を掛けて・・謝るのは拙者の方で御座るよ!! それに・・拙者も母と逢うときは笑顔で再会したいからな!!」

セバスは少し大人になった様な・・レンの事を微笑ましく隣で見ていた。

レン「しかし・・愛とは大変な物だな・・愛しさ余って憎さ千倍・・坊主憎けりゃ・・袈裟まで憎いだな!!ぶぶぶ。」

セバスは・・ほんの少しでも・・レンが大人になったと感じた自分の意織を少し責めた。爆 レン様が大人に成るには後1000年必要か?

レン「あっ・・そうだ!氷漬けになったオヤジでも見に行くか!」笑

過労「レン様・・それは無理で御座います・・タン様が居る冷凍庫の扉の前には香様が!! 自分の過ちはともかくとして・・無防備な状態のタン様を守っているのかと・・。

   今・・近づけば間違いなく・・八つ裂きにされるかと・・・。」汗

レン「クソッ!氷漬けにされた・・オヤジを見たかったのに残念だ! これが本当のドライアイスなんちゃつて!ドラキュラだけに・・。ぼそ。」後ろからセバスと過労の冷たい視線を感じる・・レンで在った。

過労「レン様の冗談はさておき・・香様とタン様の事はわたくしめにお任せ下さい!必ずや次回・・お逢いに為るときには笑顔の再会となる様に全力を注ぎます!! その時まで・・どうかレン様!」そーう言って・・過労がレンにペコリと頭を下げた。

レン「過労殿にお任せすれば心配いらぬで御座るよ。なにせ若かりし頃・・サーカス団で猛獣使いのアシスタントをしていたと聞いておりますぞよ!ぶぶぶ。」

   
レンと過労が・・ぐだぐだと会話をしている最中・・セバスは中世ヨーロッパのドラキュラ城にいるであろう・・マスターセバスに連絡を取っていた。あれ?繋がらない?

ごちゃごちゃしていると・・なんとマスターセバスの方から・・連絡が入って来た!ぶひ。

マスター「おい!セバス・・最新のデータを更新しろと何度言ったら解るのだ!怒  ドラキュラ城は近世ヨーロッパに移転したのを知らないのか!怒怒怒!!

     ところでこちらに何の用だ? えっ・・タン様の居場所を見つけた!! 本当か? えぇえええ!!鍋島城に?? 何・・詳しい話はドラキュラ城で・・・。了解した!!

     それより・・こちらの方も緊急事態なのだ!! それで・・必死にタン様を探していたのだが! 何・・タン様は動けない??

     セバス・・とにかく早く・・こっちへ来い!! ドラキュラ城が何者かにサイバー攻撃されているのだ!! マザーセバス様が危ないのだ・・一刻を争う!」爆

セバス「はいはい・・解りました・・すぐさま・・レン様と共にドラキュラ城へお伺いいたします。ぼそ。」上司のマスターセバスが苦手なセバスであった。笑




謎の戦車部隊に・・香の引き籠り・・タンの監禁。まだ解決しない問題を残しつつ・・新たな舞台へと飛ぶ事になったレン達であった。 ドラキュラ城へレッツラGO-!!


第二章・・・完







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なんでやねん?ドラキュラ!2  第一章

2015年05月11日 | なんでやねん?ドラキュラ!2


第一章                                            魔王の帰還  



壮絶な・・あの戦いから早一年の歳月が流れた。 人々は何も無かった様に・・平穏な日々を過ごしている。地中・・奥深くに・・静かに息を潜めて・・人間達の様子を伺っている事なども露とも知らず。。

その事を知る者が在るとすれば・・それは深紅の色に染まっている・・あの満月だけなのかも知れない・・・・・。。


レン「ぶぶぶ。 青い空・・輝く太陽・・海辺には髪をなびかせ・・駆け抜ける・・ビキニのギャル達!! 手には100%純血のワイン!!これぞ夢に見たハーレム! ぶぶぶ。

 ここは南国の楽園・・俺様のプライベートビーチじゃあああああ!!! ぶぁあはっはははー!!」 レンはビーチパラソルの影の下で100%トマトジュースを飲んでご機嫌だ。笑


   ピンポーン・・ピンポンパンポーン! ぴんぽーん・・ぴんぽんぱんぽーん!! ぴぃんこーん・・ちんこん・・かんこーん!!! 何処かしらか・・しつこく・・レンの安眠を妨害する音が聞こえる!!爆


レン「誰じゃあああ!!俺様の睡眠を邪魔する奴わぁああ!! 邪魔するなぁああああ!!」 レンは音のする方角に耳を傾けた・・それは小さな玉だった。 もしかしてあれは。。 携帯猫玉!!(通称モバ玉)


レンが一年前に眠りに就く時に・・セバスチャンが猫姫、香の声が何時でも聞けるようにとカプセル棺桶に入れられた物だった。 レンは恐る恐る・・モバ玉を耳にあてた。。

セバス「あっ!繋がった・・レン様・・もしもし・・レン様・・聞こえますかぁあああああああああ!!! 香様が鍋島城が大変なので御座います!このままでは香様が。」汗

レン「ぬぬぅーつ!その声はセバス!! 母上がどーしたと言うのだ?? ちゃんと話せ!」レンは戸惑いながらも自分の気持ちを必死に抑えた。

セバス「ハッキリした事は私にも判りませんが・・鍋島城が何者かに攻撃されているのです。 私も昨日・・旅の途中で耳に挟んだのです。直ぐに情報を調べたところ・・なんと江戸時代に突然・・戦車部隊が現れて。。

鍋島城に砲撃を加えたとの事。。 私めもすぐさま・・香様に連絡を試みたのですが・・連絡出来ませんでした。 何者かに遮断されました?

タン様とも連絡が取れず・・どこで一体・・何をしているのやら?? とにかく緊急事態なので御座います。頼れるのはレン様だけ。」素

レン「ぶぶぶ。頼れるのは俺だけか・・いずれは俺が手にする世界だ! 余計な輩は・・取り除いて置かないとな。少し早い様な気がするが・・相解った! ぶぶぶ・・大魔王レン様の復活じゃぁああ!!ぶぁはっはああー!!」


レンの声と共にカプセル棺桶の生態認証システムが動き出した!! 遺伝子細胞・・レン様! お馬鹿度・・レン様! スケベ度・・レン様! カプセル棺桶の蓋は・・108の煩悩の始めとする全てが合致しないと開かないのだ!笑

ブゥ―イイン!キュウイ―ン!! ドタッ・・バコ・・ボコ・・ドス!! 生命反応・・現在80%・・?? 完全復活には20%足りませんが・・起動しますか? YES

畏まりました・・起動致します。 ただ・・現時点での復活には副作用が生じるリスクが有りますが・・その場合・・私どもは一切の責任も保証も関知致しません・・それでも復活なさいますか?  YES

解りました・・ゲートオープン! 急速解凍モード起動! 心拍・・脈拍・・血圧・・組織体異常無し!! スチーム噴射・・おまかせ温めセット・・GO!!

ブゥイィーン! ・・・・・・・・。 プッシューウ!!         ちーん。。完了!!

ギィギギギーッ! カプセル棺桶の蓋が開き・・中からレンが起き上がった!  

レン「ふぁーああ!なんかだりぃー! まっ・・こんなもんか。ぼそ。」 こうして・・静かなる魔王が再び目を覚ました・・・・・・。

続く!笑 
                                                           

第一章                                 ・・・2




セバス「うぉーおお!!レン様ー!! 復活・・心からお待ち致しておりました。。 さっ・・すぐにお目覚めのコーヒーをご用意致します!! さっ・・応接間の方へ。。」セバスがニコニコと微笑んでいる。

レン「何が・・心からお待ちしていただ! この一年間、、お前からの連絡なんて一度も無かったではないか!」怒

セバス「何をおっしゃいますか、、レン様!! いつも・・心はレン様と共に・・・。それに私めは・・レン様の為に世界中を駆け巡り・・血の美味しそうな美女達を捜していたので御座います!!」ぼそ。

レン「あぁーあ・・解った・・ジィの性格なんてまるっとお見通しだ!! それより早く・・コーヒーをくれ。。」呆れ顔でレンはセバスを見ている。

セバス「めるもはおらんかぁああー!! レン様のお目覚めコーヒーを用意してくれ!!」何やら・・奥の部屋が騒がしい・・? ドタバタ・・ガチャツ・・パリィーン!!

めるも「きゃーぁああ! ひぃえーぃい!! ぎょええーぃ!!! あっ・・セバス様!! 助けてぇーえ!!」猛烈な勢いで・・めるもが応接室に飛び込んできた・・?

セバス「めるも・・騒がしい! 何事じゃ!!」

めるも「はぁーあ・・助かった! 巨大なゴキブリが突然・・襲って来たのですぅーう! レン様のお部屋の掃除をしていて・・部屋の空気を入れ替えようとしたときに・・大きな黒い物体が目の前に。汗。」めるもは涙目になっている。

セバスは・・今の状況を素早く分析した。。 めるもの話では・・1メートルもある・・大きなゴキブリ! レンの部屋の掃除・・部屋の換気・・!!

セバス「うぉっほん!! めるも・・おまえを襲ったのは多分・・これだ!」セバスは・・羽の付いたレンの黒マントを・・めるもに見せた。マントの下にはルンバが駆動していた。汗

めるも「犯人の正体はマントを羽おった・・ルンバちゃん・・でしたか。。 もーうルンバちゃん・・ちゃんと真面目にお掃除しないとダメですよ!ぷんぷん。。

   あっ!! レン様・・めるもです! 覚えていますか・・お久しぶりにレン様のお顔を見れて・・めるもは幸せです! すぐに・・めるも特製コーヒーを御持ちしますね。。では・・・。」めるもは厨房へと出て行った。

カサコソと・・何かが動いた様な気がしたが・・気のせいか? あっ・・ルンバちゃん!!

レン「相変わらず・・想像しくて・・おっちょこちょいのメイドだな。ぶぶぶ。めるもはちゃんとコーヒーを入れられる様になったのか?ぼそ。」レンは疑いの目で厨房の方を見ている。

セバス「あっ・・少しそそっかしいですけど一生懸命に頑張っていますよ!あの小さな体で・・コーヒーも直ぐに運んで来ますでしょう。」笑

レン「そだそだ・・母上は大丈夫なのか? 他に何か違う情報は入っていないのか!! 鍋島城はどーなっている? 今からタイム棺桶に乗って鍋島城に行った方が良いのではないか!!ぐふふ。」頼りになるレンちゃんをさり気無くアピールしている。爆

セバス「レン様・・もう少し時間を下さいまし。今・・あらゆる処に情報を当たっております。今暫く・・お待ち下さい! 時がくればレン様のお力を思う存分に振って頂きます故・・・。」汗

レン「ぬぅおおおーお!!誰だか知らんが・・会ったらコテンパンに遣っ付けて・・許してゴマ味噌と泣き叫ぶまで擂り鉢でスリスリしてやる。ぶぶぶぶ。」

セバス「レン様・・今回の事が解決され落ち着きましたら・・ジィが世界中で仲良くなった・・素敵な女性を紹介しましょう。にひひ。」・・・。

めるも「レン様ー!!コーヒーを御持ち致しますですーう。。ぴちぴちちゃぷちゃぷらんらんらーん!! はーい!お・ま・た・せ。。」部屋一面に香ばしい香りが漂った。。

レン「ごくっ・・うぅーん・・おいちい!!美味しーぞ!めるも!! なんて言うコーヒーなのらー!!」・・・。

めるも「レン様・・そのコーヒーはですね。 中々手に入らない・・じゃこう猫の糞から取れる・・コピ・ルアクで御座いますです。」

レン「どうりで優しい母親の様な香りと味が・・?」レンはすっかり気に入った様だ。

めるも「世界一高いコーヒーで100グラム・・4000円から8000円。インドネシアのスマトラ島から直接取り寄せました。むふ。幻のコーヒー!ですけど・・腸内細菌で発酵する為か・・別名ウンチコーヒーと呼ばれているそうですよ。」

レン「そかそか・・濃厚なウンチの香りが・・が・・が・・。。」汗 コーヒーも気分もすっかり冷めてしまったレンで在る。ぼそ。

めるも「レン様・・私は色々とする事が在りますので失礼致しますです。」めるもは殺気を感じたのが逃げる様に部屋を出て行った・・・。

セバス「レン様・・如何ですか。なかなかの成長ぶりでしょう!めるもが居ればこの屋敷も安心で御座います!ふふふ。ここはめるもに任せて・・私どもは江戸に向かう事に致しましょう!!」セバスの顔が真剣な表情に変わった。

レン「良し・・行くか!!母上の居る・・江戸時代に!!」

続く!笑                                            
                                                           


第一章                                           ・・・3




話は変わって・・レンとセバスが江戸へ向かおうと決めた時より・・一週間前の出来事である。 此処は2021年! 未来都市オリンピア。。

一人の男が職も無く・・ふらふらと街を彷徨っていた。この男・・元ルードカンパニーで働いていた窓際平社員である。ぼそ。名前は灰田祥太郎。若い頃は神童と言われた事も有ったが・・エリート企業だったルードカンパニーに入ってからは・・

冴えない存在になってしまった!! そしてルードカンパニーも・・あの一年前の事件で社長が神隠しになり・・今では社名がメリルカンパニーと変更されている。爆

灰田は冴えないどころか・・今ではホームレスだ。汗  そんな冴えない男に・・一人の麗しき女性が声を掛けた。???

謎の女「あの・・もし・・これ落としましたよ!」女は灰田に何やら・・車の鍵?らしき物を差し出した! 鍵と言ってもドアロックのボタンなのか何なのか不思議なスイッチが何個か有った。

灰田「あの・・私は・・こんな物は持って・・いま・・。」自分の物ではないと言う間・・なく・・既に女の姿が無かった?? 灰田は首を傾げて・・直ぐに女を捜したが・・どこにもいない。。なんだったんだ? 夢?いや手には鍵が在る。素

灰田は・・鍵のスイッチを押してみた。汗 別に是と言って・・何も起こらない・・まっ・・普通はそんな物だ。 ただ・・遥か離れた・・ルードカンパニーの方角から一瞬・・カン高い高音と閃光が走った??

灰田「なんか今日は妙な事ばかり起こる。ひゃひゃひゃ・・この鍵みたいな物・・高く売れたりして。」笑   灰田が押したスイッチが・・また世界を揺るがす大きな出来事に成るなどと誰が予想出来るだろうか。時空を超えた大事件の幕開けが・・。


此処はエジプト・・目の前には大きなピラミッド!! そして頂上の玉座にはちぃさな子供が座っている!! 足元には・・大勢の民衆たちがルー様!! と・・その子供を崇めている。。汗 えっ!まさか・・もしかして・・・。ピンポーン!!

そう・・この玉座に座っている子供こそ・・あの・・ルードウィッヒ・コンスタンチン13世!!! ルードである。驚

ルード「我は神・・我は王・・我は太陽神の化身である・・愚かな民衆共・・我の前に平伏すのだぁああ!!」ふっふふ。

ルードは長い年月と時空の狭間の中で細胞の破滅と再生を繰り返していた。今は紀元前330年の年代に存在しているのだ! エジプトはこの後2年後にアレクサンドラ大王に滅ぼされる事になるのだが・・・。

そんなルードが座るピラミッドの上空に大きな地響きと閃光と共に怪しげな物体が降り立った!! 民衆は恐れ慄き・・地面に平伏した! なんと・・それは未来から来たタイムマシーン!!おぉおおおおおおおお!!

ルード「あれは俺のタイムマシーン!!是は夢か幻か?? いや・・紛れもなく俺のタイムマシーンだ!!はっはああぁああー!! これで元の未来に戻れるぞ!!」ルードはタイムマシーンに駆けより・・そっと扉に自分の手を当てた!!

認証チェックをしているのか?ルードにしか解らないが・・無事・・扉が開き・・ルードを迎え入れた! お帰りなさいませ御主人様と言ったかは・・ごほ・げほ。。汗 数分後ルードと共にタイムマシーンは天空の彼方に消え去った。

ルードのタイムマシーン! それはルードが秘密裏に製造していた・・時空間GPSを備える黄金に輝く最新鋭のタイムマシーンで在った。 あの冴えない男・・灰田が何気なく押したスイッチに寄って起動したのである。ぼそ。

オリンピアに戻って来たルードは元ルードカンパニーの秘密地下施設の椅子に腰掛け・・何やら深刻な顔で考え込んでいた。。。   一体・・誰がタイムマシーンの鍵のスイッチを押したのか??

世界協定により・・タイムマシーンの存在は世界最重要機密になっている。在る意味・・核よりも脅威な物であるからだ!

ルード「・・・・。おっ!こいつか? んんーん? 映像がハッキリしない!クソ―っ!」ルードは必死に情報を分析している。

数時間の情報分析の末に・・一人の人物が浮かんだ。 灰田祥太郎・・一年前までルードカンパニーでタイムマシンの予備部品保管庫で働いていた末端の社員だ。

当然の事ながら・・男には一体・・何の部品なのかは知らされていなかった! 灰田を探し突き止めた・・ルードはすぐさま・・タイムマシンのキーを取り戻すべき行動に移した。

ルード「君が過去にタイムマシーンを送ってくれた・・灰田君か感謝する!! 君は車のキーの様な物を持っているだろう!それは私の物だ・・返してくれないか!!

それと・・君は私にとっては命の恩人だ!」

灰田は大人の様な口調で自分に話かけてくる子供に・・少し混乱している。灰田はポケットの中に入っている・・拾った車のキーの様な物を出して見せた。

ルードはニヤリと笑みを浮かべたと同時に灰田に手を差し出し握手を求めた。

ルード「灰田君・・私はルードカンパニーの社長のルードウィッヒ・コンスタンチン13世だ!! 社員の君なら私の名前ぐらい知っているだろう!」

灰田「勿論・・名前は知っておりましたが・・こんなにお若い方だったとわ! 社長は雲の上の人なので・・噂で小柄なナポレオンの様な方だとしか知りませんで申し訳有りません。」

ルード「分かったら・・その鍵を渡してくれないか! 命の恩人の君に悪い様にはしない・・君は今日からルードカンパニーの重役だ!!さっ・・早く鍵を・・・。」

灰田は突然の出来ごとに戸惑いながらも・・自分が持っていても何の役にも立たない鍵だと思い・・素直にルードに手渡した。

ルード「灰田君・・有難う・・本当に有難う!!」ルードは灰田に強く・・ハグをした。そのとき・・灰田の体・・全身に大きな電流が走った。灰田の意識は遠のき・・気絶した!!

ルードはスーツの裾に超強力電子ガンを隠し持っていたのだ。ぼそ。

二日後の朝・・灰田が目覚めたときには・・・体のほぼ半分が機械になっていた。灰田は改造人間になってしまったのだ。

ルード「灰田君・・目が覚めたようだね・・どーだ!その体は素晴らしいだろう・・私からのプレゼントだ!オマエは是から・・私の右腕として・・私を守るのだ!!

   光栄な事だぞ・・私の元で働く事が出来るなんて。  灰田は自分の姿を鏡で見るなり錯乱状態に陥り・・再び気絶した。

寝ている灰田に・・ルードは洗脳剤を何回も注射した。 要約・・洗脳も浸透して・・ルードが灰田にコーヒーを持ってくる様に命令した時のことである。

謎の女「もしもし・・コーヒーを御持ち致しました!ルードさん!」女はルードの肩を軽く叩いた。

ルード「うわぁああー!! 誰だオマエは・・。何処から入った!!」ルードは突然の事態に驚きあわめいた。驚くのも無理はない灰田の代わりに見知らぬ女が背後にいたのだ。

謎の女「ふふふっ。あらあら・・そんなに驚かなくっても!! 貴方より私の方が驚いているのに・・・・。こんな子供になっているなんて!」笑

ルード「・・・・・・・・。」頭の中が混乱して言葉も出ない。

謎の女「ルードさん・・あの男にタイムマシーンの鍵を渡したのは・・実は私なのよ。ふふふ。流石の私のIQでも苦労したは・・まさか・・ルードカンパニーに認証を持った者でないと起動しない・・システムになっているなんて!! あの男のお陰ね・・タイムマシンのシステムが起動し・・この秘密の地下施設にも簡単に入れる様になったのは・・・。

ルード「・・・・・・・・・。」

謎の女「自己紹介するわね・・ルードさん! 私の名前はメリルリンチ!貴方は知らないでしょうけど・・今ではこの会社の社長なのよ!うふふ。残念な事に貴方が消えてから会社も消えて・・今では私の会社なの!!社名もリンチカンパニーに変わっているわょ。
貴方は・・忘れていると思うけど・・私は昔から貴方の事を良く知っているわ!! ルードさん! リンって名前に覚えはないかしら。。」女は薄らと笑みを浮かべた。

ルード「リン・・・。リン・・・・もしや・・おまえは・・あの・・コンの・・いや・・嘘だ・・死んだはずだ・・生きているはずがない。。それに・・・。」ルードの顔がみるみる青くなった。

謎の女・・メリルリンチ!! ルードが知る・・女の正体は・・。 未来と過去が複雑に交差しつつ・・物語が進むのであった。爆

続く!笑
                                                         

第一章                                           ・・4




リンチ「ルードさん・・私の部下にならない!! 悪い様にしなくってよ!!ふふふ。まっ、貴方が昔・・ほざいていた様に・・答えはyesしか無いのだけど!!おっほほほ!」リンチはルードの小さな体を捉まえ・・怪しげな注射を腕に打った!!

ルードは意識を失い床に倒れ込んだ。 リンチはルードが座っていた椅子に腰掛け・・目の前のディスプレイを見て素早くシステムプログラムを改ざんしていた。

リンチ「ルードさん・・次に目を覚ました時には・・リンチ様とお呼びなさい!」ふふふ。。。。

運命と言うのは不確かな物!! 未来に戻ってきて・・王になろうと目論んだルードだったが! まさかこんな事態になってしまうとは・・・。 今此処に居るのは・・女王メリルリンチ!ビシッ・・バシッ!! 女王様とお呼び!!うぉーっほっほっほ!!

リンチがルードに注射したのは聖YESと言う洗脳剤だった・・これを打たれた者は自分の意志とは関わらず全てをYESと答えてしまうのだ!爆 リンチは更に念を押す様にスピードランチャーと言われるリスニングマシーンによってルードの脳裏に

・・・リンチに仕える情報を刷り込んでいった。リンチが開発した恐るべき洗脳マシーンだ! 覚える気も無いのに知らず知らずのうちに覚えてしまう・・そして最後のプログラムには生まれたヒナが初めて見た顔を親だと思う様に構成されていた!!汗

ルードが目を覚まし・・リンチの顔を見た時・・忠実な下部となって生まれ変わるのである!! そろそろ・・ルードが目覚めそうだ。。 リンチが優しく声を掛ける・・ルードさん・・おはよう!!ふふふ。

ルード「リンチ様・・お早う御座います! 貴方の忠実な下部のルードで御座います! 何か私に出来る事があれば・・何なりとお申し付け下さいませ!!」これが・・本当にあのルードなのか・・・・。

リンチ「ふぉーっほっほほ! ルード・・嬉しい事を言ってくれるじゃないか・・。では・・オマエに仕事を与えてやろう! この仕事はオマエにとっても願っても無い仕事だ!!ふっふふ。

 過去の江戸時代に飛び・・猫姫が居ると言う・・鍋島城を破壊してくるのだ!! そうそう・・オマエにも一人部下を付けてあげよう・・・。おい・・入れ!!」リンチの後ろから一人の変な男が現れた!!


どこかで見覚えが・・あっ! 灰田だ・・。しかし雰囲気が少し違う?? げげっ・・体の一部が更に怪しくおぞましく改造されている!汗。 キカイダーハカイダ―誰なんじゃー!!!

リンチ「紹介しよう、こ奴の名前はハイド!! そーう、あのジキルとハイドからとったのだ。 ルードとハイド・・ふふふっ・・ぶ・ぶ・ぶぅあぁーああはっは!!良いコンビに成りそうではないか!!ぷぷぷ。

   ルードはハイドを連れて・・江戸へ飛ぶのだー!!」リンチは二人を見て思い出し笑いをしている。

ルード「はっ・・リンチ様!・・・来い、ハイド!!・・ホイホイほーい!」

こうして・・ルード達は江戸へと飛ぶのであるが・・リンチは恐ろしき物を渡していた。貨物版タイムマシン? 時空間物質転送装置だ! 現代の3Dプリンターのすっごい物と理解して頂こうか。ぼそ。

ここは江戸時代・・鍋島城を一望出来る小高い丘。 眩い閃光と雷鳴の様な地響きと共に90式戦車二台が現れた。爆 どこぞの国が自衛権とかの理由で払い下げられた車両らしい。 とは言っても江戸時代、最新兵器に間違いない!!

ルード「リンチ様・・すぐ目前に鍋島城が御座います。 しかし・・流石で御座います・・リンチ様!寸分の誤差もなく最適な位置に戦車を転送するとは・・恐ろしい人だ。」

リンチ「くだらない話は・・どうでもいい・・準備は良いか!! 目標・・鍋島城!!!  撃てぇーええぃ!!!」  ドッカーン!! 鍋島城・・中央外壁に着弾確認!

突然・・現れた謎の戦車の攻撃に・・どうなる鍋島城・・そして・・猫姫・・香の運命は・・。

第一章・・・完







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