Do you remember rock'n' roll radio?

Macとか音楽とかサッカーとか気にくわないニュースとか、独りよがりの邪推と妄想

政治的発言が認められない国になっちまった

2016-07-16 13:23:24 | 国際・政治
フランスのニースで起きたトラック事件の衝撃も冷めやらぬ間に、
日本時間の16日早朝からトルコで軍のクーデターが勃発とのニュースがありました。

戦闘による死者も出ており、一時はエルドアン大統領に反発する叛乱側と
政権側の双方が勝利宣言するなど混乱をしていましたが数時間経って落ち着いてきたのでしょうか、
叛乱は失敗となったとの見方も出ているようですが、さて、どうなのでしょうか。

トルコは先日、イスラム国によると思われる空港での大規模なテロが起きたり、
もともとクルド人問題をはらんでいたり最近ではシリア難民問題を抱えていたりと、
たくさんの対立構造が国内にそもそもあったワケですが、まさか軍内部からの叛乱とはねえ。


とはいえ陰謀脳としては、純粋にトルコ政府内での叛乱かということには疑問を持ってますよ。
だいたいクーデターなんていうと、CIAの関与ありと相場が決まっています(妄想)。

フランスなどはこの直前、トルコ内の大使館を閉鎖してたといいますから、
こうした動きを察知していた、もしくは知っていたのかもしれません。
つまり、西側がクーデターに1枚噛んでいたということではないでしょうか。

その目的はなんなのか、トルコとロシアの関係改善に向けた動きへの妨害なのか、
あるいは逆にエルドアンを支援するための自作自演なのでしょうか。

エルドアンは滞在していたホテルから脱出した直後、そのホテルは爆撃されたそうで、
これは叛乱側がエルドアンの殺害を狙っていたと一見思えますが、コレ、
どうもエルドアンの手際が良すぎるようにも思えるのですよ。
エルドアンの命が狙われたことを事実化するアリバイ工作だったりしないのでしょうか。


妄想は尽きませんが、この事件がトルコにとってアメリカでいう911級の衝撃だったすると、
この後トルコはアメリカ同様に、戦争をすることになるのでしょうか。
なんて不安も拭えないところです。


さて、政権への不平不満がクーデターとして現れたトルコ、
その一方で日本の首都・東京では首長を選ぶ人気投票・TTG総選挙が絶賛開催中です。

自民党は元防衛大臣の小池センセーと、元岩手県知事・元総務大臣の増田センセーとに分裂、
野党は野党ですったもんだのあげく、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏を統一候補として擁立、
この3人を軸にした選挙戦の様相となっております。


自民党は推薦候補を増田センセーとしたのですが。
増田センセーは行政経験が売りになっているものの、岩手県知事時代はハコモノ行政ばかりで
債務を増やしてトンズラしてるワケですが、どんな評価をされてるのでしょう。

それに逃凶電力の社外取締役でもちろん報酬も得ていましたが、
出馬にあたり慌てて取締役を退いたと、姑息な立ち回りをしているようです。

それでも電力会社応援の立場は変えていないようで、

 「都民の生活を守るには、安全性が確認された原発を動かす政策を認めるべき」

と言っているようですね。

こういうのが、原発の嫌いなところなんですよ。
東京のために原発が必要なら、なぜ立地の負担を東京ではなく地方がするのかと。

東京に原発が必要なら東京に原発を建設すりゃいいのに、その負担は地方に押し付け、
他者を犠牲にすることで成り立たせようっていう姿勢が許せないんですけど、
都民にとってはそうでもないのでしょうか。


さて、増田センセーを推薦する自民党は、本来は身内の小池センセーも含め、
他の候補を応援した場合は党として除名などの処分を行う、
それは党員本人だけでなくその親族が他候補を応援した場合も同様、
との通達を出したようですね。

党員本人はまだしも、その親族の思想まで縛るこたあないんじゃないかと思いますが、
コレって、まるで異端弾圧ですね。中世ですか。


ところで自民党都連の会長って石原ノブテルセンセーなのですが、
その実弟であるタレントの石原良純がテレビ番組で鳥越俊太郎氏を支持する発言をしており、
先の通達によってノブテルセンセーが真っ先に除名処分になるのでは?との事態になっているようです。

番組でのコメントくらいで支持表明ってのは大げさな気はしますが、
さぁてノブテルセンセーはどう対応しますかね。言い出しっぺみたいなもんなんですからね。


鳥越俊太郎センセーが出馬表明する前にはタレントの石田純一氏も出馬の意欲を見せていて、
結局は声がかからなかったということで辞退することになったものの、
ここにきて石田氏の所属事務所が、今後は一切、政治的な発言はしないと発表しました。

石田氏は安保法案など現政権に反発するデモに参加したり、
ここ最近は政治的な発言を公然とするようになってきましたが、
その一方でスポンサーが逃げるなど、仕事への影響は小さいものではありませんでした。

そうした状況に事務所も見ていられなくなったのでしょうが、いくらタレントとはいえ、
こうして言論を縛られるというのは民主国家としていかがなものなんでしょう。

さきほどの自民党都連の通達といい、自由な言論というものが保障されず、
かえって圧力を受ける社会にいつの間にかなっていたということなんですねえ。


それにしても、石田氏が一切の政治的発言が許されないというのなら、
TTG総選挙はじめ政治ニュースについてひな壇タレントがコメントするようなテレビ番組などは、
全てNGってことになりそうなものですが、どうなんでしょうか。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする