ハロウィン1番の仮装は株高円安でしたかな

国会じゃアベちゃんが「撃ち方やめ」と言ったのはアサヒる新聞のねつ造、
と答弁していましたが、同様の報道をしていたのはナベツネ新聞や
臭い・汚い・カッコ悪いでお馴染み3K新聞ほか大マスコミも揃ってのことで、
ただアサヒる新聞を叩きたいだけのアベちゃんの暴言極まれりというね。

ま、この「撃ち方やめ」は今年の流行語大賞に推してもいいのではないかと、
個人的には思うところですがどうでしょうか。

ところでその、民主党・枝野センセーに対する答弁において安倍ちゃんは、
JR総連やJR東のことを「殺人を行っている団体」と言ってるのですが、
この発言がメディアでほとんど触れられないのはどうしたワケでしょうか。

発言の根拠や意図がもっと追求されてもいいのではないかと思いますし、
JR側も特にコレに関しての反発とか特にないのでしょうかね。


さて、10月31日はハロウィンということで、
繁華街などでは仮装を楽しむ人々で盛り上がったようでありますね。

ハロウィンが日本でも盛り上がってきたのはここ数年かと思いますが、
ああいう仮装とかってもともとコスプレ好きな国民と親和性もあるでしょうし、
米欧の風習をマネしたがる日本人にとっての新しいお祭りネタでもありつつ、
最近はSNSで自撮りした写真を自ら発信しリア充アピールできることもあって、
さぞかし仮装のしがいもあるのでしょうね。

せっかく仮装しても見てくれる人が少ない、みたいなリスクも小さいワケです。
だからここまで拡がっているのではないかと思います。


しかしいつも思うのですが、日本人ってのは米欧キリスト教圏の催しは
その本来の意味とか考えることもなく喜んで受け入れ楽しむのですよねえ。

まあ、仮装してお菓子食べて適当に騒いでも許される日、
それが日本のハロウィンなんだからそれ以上の意味なんて要らないんだよ！
という解釈もあるでしょうが、どうも自分には馴染みません。

こうして日本は幼い頃から西側の価値観に馴らされてしまうのですよ。


そんな10月31日ですが、日銀が突如、追加金融緩和策を発表し、
急激に株高と円安が引き起こされましたが。

日経平均については終値で755円高、一時は約900円高になったとのことで、
この値動きに喜ぶ方々もたくさんいるのでしょうねえ。

しかし仮に株高が喜ばしいこととしてもですよ、
こんだけ急激なのは気持ち悪いと思わないのですかねえ。
たかだか日銀がこうしまーす、って言っただけですよ。

いや、それが市場の期待感やらを大きく押し上げたにしてもですよ、
一方の経済実態そっちのけで先走って激しく一人歩きをする株価なんて、
結局はハリボテ以上のものじゃないんじゃないですかねえ。

それだけに脆く、瓦解も激しそうなんですが、そんなことないのでしょうか。
かえって危険じゃないかと思われるのはただ自分がカネや経済に疎いからでしょうか。

なんか、グルメ番組で取り上げられたラーメン屋やパンケーキ屋などに即、
長蛇の行列ができるかのような有象無象の群がり方みたいで、
下品でえげつないなあと。


日銀や政府の思惑など自分にはわかりませんけども、
株価ってそんなに大事で、そんなに景気にいいものなのでしょうか。

景気が良くてそれに伴って上がるのならわかりもしますが、
その逆でしかもこれだけ暴騰するってのは健全なのでしょうか。

だいたい株高イコール景気がいい、みたいな認識ってどうなんでしょう。
ほとんどの庶民には株高だろうが関係ないように見えますがね。

それより11月になってまたコーヒーやらワインやらが値上げというのに、
今回の金融緩和によって円安に誘導され、さらに日用品等が値上げされると、
庶民の生活負担が増すばかりじゃないですか。

ま、日本の景気というのは、日経平均で表されるような、
輸出型大企業や富裕層のことだと言ってしまえば、それまでなんですが。


こうして庶民の実態とは別にまるで日本の景気が良い、良くなるかのように、
輪転機ぐるぐるでオバケの恰好をした円高株安は、大した仮装でございますね。