国際原子力機関（IAEA）総会が開かれておりまして、
福島第一原発の汚染水に関する説明会では我らが日本の科学技術担当相、
言っ太センセーが、汚染水問題は日本政府が抜本解決するとか言ったそうで。
ま、東京汚染ピック、いや、ウランピック、じゃない、オリンピック招致に繋がった
アベちゃんの迷スピーチに続き、世界に向けて大口たたいておりますが、
しかしですね、カネとヒトを出します、頑張ります、と言ってるだけで、
相変わらず何ら具体的なプランはないというね。
なんてたってアイディアは募集して解決するつもりなんですから、
今のところ政府が解決策を持っていおるワケはないのですが。
その総会については、こんなレポート風記事がありますよ。
福島汚染水:各国から厳しい指摘 ＩＡＥＡ説明会
国際原子力機関（ＩＡＥＡ）総会の関連行事として１６日夕、
ウィーンで開催された日本政府主催の福島第１原発汚染水漏れ問題に関する説明会で、
各国の専門家から抜本対策の遅れや規制当局のあり方などを問う厳しい指摘が相次いだ。
第一義的な責任は東京電力にあると繰り返す日本側の説明からは
「政府が責任をもって取り組む」（山本一太科学技術担当相）との意気込みが伝わらず、
責任の所在のあいまいさを印象付けた。
説明会には、原子力政策を推進する経済産業省と、同省から独立した原子力規制委員会、
廃炉に関する研究開発を行う国際廃炉研究開発機構などの担当者が出席。
汚染水漏れの現状と、凍土壁の設置や浄化装置の増設などによる
政府主導の解決策について、会場を埋めた１００人以上の専門家らに説明した。
だが、会場からの質問は今後の対策よりもむしろ、汚染水漏れの深刻化を招いた
責任を問うものだった。スロベニアの規制当局者は「汚染水問題は原発事故直後から
予想できた。なぜ２年以上もたった今まで持続的な解決策を見いだせなかったのか」
と、厳しい口調で切り出した。
これに対し、廃炉機構の担当者は、汚染水の漏えい部分の発見と修理に手間取っている
▽原子炉建屋に流れ込む前に地下水をくみ上げて海に放出する計画が漁業関係者らの
反対で困難になっている－－と説明。
経産省の担当者が「法的な責任は東京電力にあり、我々はサポーターの立場。
東電には資金もアイデアもなく、２年間も良くない状況が続いてしまった」
と釈明すると、会場から「責任転嫁ではないか」との失笑が漏れた。
一方、原子力規制委員会のあり方にも疑問の声が上がった。
２００７年に調査団を率いて訪日した仏原発安全当局者は
「規制委員会の技術顧問が、問題解決を図るため東京電力にアドバイスするのは、
原子力安全の責任分担をあいまいにするものだ」として強い懸念を表明。
規制委員会側は「規制当局は電力事業者と一線を画すべきだが、
福島第１原発事故に限り、問題の拡大を防ぐために行っている」と説明した。
失笑ね、そりゃそうでしょうね。
しかし経産省の役人もサポーター気分とはいやはや、お気楽なものですね。
完璧に当事者意識ゼロを表明しております。
東電にカネとアイディアがないというなら、
お宅ら経産省はどうなんだ、ってところなのですが。
まぁ、やっとこさ政府が全面に出ると言い出したワケですけども、
もともと政府が手伝ったところで収束できないのがわかってるんでしょう。
だから東電を潰さずに東電任せにして、２年半もほったらかしにして、
トラブルは全て東電に押し付けられるようにしてきたのでしょう。
しかしこんな言い草は、きっと日本国内では言えないのではないでしょうか。
海外相手だから、ホントのところを吐かざるを得ないというか、
それとも、ちょっと気持ちが軽くなるのでしょうかね。
それにしても、これで各国の委員や記者に理解してもらえるとでも思ったのでしょうか。
あぁ、IOC委員には理解してもらえたんでしたね、そうでした。
それにしても、本当なのでしょうかね、この記事に書いてあることは？
だとするとまぁ、IAEAというか世界の原子力事情における最大の脅威は、
イランでも北朝鮮でもなく、日本なのだと思わざるを得ませんね。
政府は "Cool Japan" なんて言って日本の売り込みに精を出してますが、
もうそろそろその意味が「日本を冷やせ」になるんじゃないですかね。
福島の原子炉を冷やせ、みたいなね。
さて、IAEA総会ではまた、福島などの水産物を禁輸にした韓国に対して、
科学的根拠がないとかで日本は禁輸の撤回を要求、またWTOへの提訴も
視野に入れてるとのことですが。
これは韓国の措置にナニも言えないでしょうよ。
批判すべきは東電と日本政府の体たらくのほうです。
逆の立場だったら日本は、そんなに寛容に輸入を受け入れますか？
日本は冷凍毒餃子が見つかったと言えば一斉に中国産冷凍食品を拒絶し、
狂牛病怖さにアメリカさんが大丈夫と言っても牛肉の輸入制限に頑なになるのですが。
そんで、日本は世界で一番厳しい食品安全基準だ、
なんていうくせに、世界には危険に対する警戒を解けと？
あ、食べて応援キャンペーンで、自国民にもですけど。
ま、日本の水産物や農産物に対して禁輸措置をとっているのは
韓国だけじゃないですけどね。
さて、このところお茶の間をお騒がせしていると言えば、みのもんたですが。
自身はセクハラ疑惑、息子が窃盗疑惑ということで風当たりは強く、
活動自粛あるいは番組降板という事態になるようですね。
ま、普通ならそうなるでしょうね、上記疑惑が本当なら。
ところが息子は容疑を否認してまして。
自分は最初、往生際の悪い息子よのう、なんて思ったりもしましたが、
一貫して否認してることですし、これといった物証があるようでもなかったので、
なんかおかしいとは感じていたのですが。
どうやらこれは、みのもんたをスキャンダルでハメるための工作ではないかと、
いう可能性があるようです。
なんでも、みのは番組で以前、こんな発言をしていたからです。
みのは番組でオリンピック招致と福島第一原発事故処理について
疑問と苦言を呈していたということで、これはまずいと体制側が気づき、
みのを潰そうとしたのではないかと、いうことなのですが。
自分もその説には納得しますね。
こうした発言には圧力がかけられても不思議ではありません。
せっかくオリンピックを招致して利権にあずかれる、あるいは、
福島第一原発事故の現状をうやむやに、問題ないと誤摩化す、
そうしようと目論む体制側には都合が悪いでしょうから。
だって、みのからこうした発言が連発されると、政権支持・体制支持の
大マスコミ好きのB層さんたちが、みのの発言になびいちゃうかもしれませんから、
これはほうっておけない脅威だったワケですよ。
御用キャスターと思われ重宝されていたテレビ芸人も、
体制批判をするとこうやって狙われるのですかね。
もちろん真相はわかりかねますし妄想に過ぎませんが、
福島第一原発事故はコントロールされていることに、また、
東北の復興道半ばでありながらのオリンピック招致への疑問を投げかける言論は、
封殺されていくのだ、ということなのかもしれませんよ。
福島第一原発の汚染水に関する説明会では我らが日本の科学技術担当相、
言っ太センセーが、汚染水問題は日本政府が抜本解決するとか言ったそうで。
ま、東京汚染ピック、いや、ウランピック、じゃない、オリンピック招致に繋がった
アベちゃんの迷スピーチに続き、世界に向けて大口たたいておりますが、
しかしですね、カネとヒトを出します、頑張ります、と言ってるだけで、
相変わらず何ら具体的なプランはないというね。
なんてたってアイディアは募集して解決するつもりなんですから、
今のところ政府が解決策を持っていおるワケはないのですが。
その総会については、こんなレポート風記事がありますよ。
福島汚染水:各国から厳しい指摘 ＩＡＥＡ説明会
国際原子力機関（ＩＡＥＡ）総会の関連行事として１６日夕、
ウィーンで開催された日本政府主催の福島第１原発汚染水漏れ問題に関する説明会で、
各国の専門家から抜本対策の遅れや規制当局のあり方などを問う厳しい指摘が相次いだ。
第一義的な責任は東京電力にあると繰り返す日本側の説明からは
「政府が責任をもって取り組む」（山本一太科学技術担当相）との意気込みが伝わらず、
責任の所在のあいまいさを印象付けた。
説明会には、原子力政策を推進する経済産業省と、同省から独立した原子力規制委員会、
廃炉に関する研究開発を行う国際廃炉研究開発機構などの担当者が出席。
汚染水漏れの現状と、凍土壁の設置や浄化装置の増設などによる
政府主導の解決策について、会場を埋めた１００人以上の専門家らに説明した。
だが、会場からの質問は今後の対策よりもむしろ、汚染水漏れの深刻化を招いた
責任を問うものだった。スロベニアの規制当局者は「汚染水問題は原発事故直後から
予想できた。なぜ２年以上もたった今まで持続的な解決策を見いだせなかったのか」
と、厳しい口調で切り出した。
これに対し、廃炉機構の担当者は、汚染水の漏えい部分の発見と修理に手間取っている
▽原子炉建屋に流れ込む前に地下水をくみ上げて海に放出する計画が漁業関係者らの
反対で困難になっている－－と説明。
経産省の担当者が「法的な責任は東京電力にあり、我々はサポーターの立場。
東電には資金もアイデアもなく、２年間も良くない状況が続いてしまった」
と釈明すると、会場から「責任転嫁ではないか」との失笑が漏れた。
一方、原子力規制委員会のあり方にも疑問の声が上がった。
２００７年に調査団を率いて訪日した仏原発安全当局者は
「規制委員会の技術顧問が、問題解決を図るため東京電力にアドバイスするのは、
原子力安全の責任分担をあいまいにするものだ」として強い懸念を表明。
規制委員会側は「規制当局は電力事業者と一線を画すべきだが、
福島第１原発事故に限り、問題の拡大を防ぐために行っている」と説明した。
失笑ね、そりゃそうでしょうね。
しかし経産省の役人もサポーター気分とはいやはや、お気楽なものですね。
完璧に当事者意識ゼロを表明しております。
東電にカネとアイディアがないというなら、
お宅ら経産省はどうなんだ、ってところなのですが。
まぁ、やっとこさ政府が全面に出ると言い出したワケですけども、
もともと政府が手伝ったところで収束できないのがわかってるんでしょう。
だから東電を潰さずに東電任せにして、２年半もほったらかしにして、
トラブルは全て東電に押し付けられるようにしてきたのでしょう。
しかしこんな言い草は、きっと日本国内では言えないのではないでしょうか。
海外相手だから、ホントのところを吐かざるを得ないというか、
それとも、ちょっと気持ちが軽くなるのでしょうかね。
それにしても、これで各国の委員や記者に理解してもらえるとでも思ったのでしょうか。
あぁ、IOC委員には理解してもらえたんでしたね、そうでした。
それにしても、本当なのでしょうかね、この記事に書いてあることは？
だとするとまぁ、IAEAというか世界の原子力事情における最大の脅威は、
イランでも北朝鮮でもなく、日本なのだと思わざるを得ませんね。
政府は "Cool Japan" なんて言って日本の売り込みに精を出してますが、
もうそろそろその意味が「日本を冷やせ」になるんじゃないですかね。
福島の原子炉を冷やせ、みたいなね。
さて、IAEA総会ではまた、福島などの水産物を禁輸にした韓国に対して、
科学的根拠がないとかで日本は禁輸の撤回を要求、またWTOへの提訴も
視野に入れてるとのことですが。
これは韓国の措置にナニも言えないでしょうよ。
批判すべきは東電と日本政府の体たらくのほうです。
逆の立場だったら日本は、そんなに寛容に輸入を受け入れますか？
日本は冷凍毒餃子が見つかったと言えば一斉に中国産冷凍食品を拒絶し、
狂牛病怖さにアメリカさんが大丈夫と言っても牛肉の輸入制限に頑なになるのですが。
そんで、日本は世界で一番厳しい食品安全基準だ、
なんていうくせに、世界には危険に対する警戒を解けと？
あ、食べて応援キャンペーンで、自国民にもですけど。
ま、日本の水産物や農産物に対して禁輸措置をとっているのは
韓国だけじゃないですけどね。
さて、このところお茶の間をお騒がせしていると言えば、みのもんたですが。
自身はセクハラ疑惑、息子が窃盗疑惑ということで風当たりは強く、
活動自粛あるいは番組降板という事態になるようですね。
ま、普通ならそうなるでしょうね、上記疑惑が本当なら。
ところが息子は容疑を否認してまして。
自分は最初、往生際の悪い息子よのう、なんて思ったりもしましたが、
一貫して否認してることですし、これといった物証があるようでもなかったので、
なんかおかしいとは感じていたのですが。
どうやらこれは、みのもんたをスキャンダルでハメるための工作ではないかと、
いう可能性があるようです。
なんでも、みのは番組で以前、こんな発言をしていたからです。
YouTube: みのもんた 東京オリンピック開催、汚染水問題を語る。
みのは番組でオリンピック招致と福島第一原発事故処理について
疑問と苦言を呈していたということで、これはまずいと体制側が気づき、
みのを潰そうとしたのではないかと、いうことなのですが。
自分もその説には納得しますね。
こうした発言には圧力がかけられても不思議ではありません。
せっかくオリンピックを招致して利権にあずかれる、あるいは、
福島第一原発事故の現状をうやむやに、問題ないと誤摩化す、
そうしようと目論む体制側には都合が悪いでしょうから。
だって、みのからこうした発言が連発されると、政権支持・体制支持の
大マスコミ好きのB層さんたちが、みのの発言になびいちゃうかもしれませんから、
これはほうっておけない脅威だったワケですよ。
御用キャスターと思われ重宝されていたテレビ芸人も、
体制批判をするとこうやって狙われるのですかね。
もちろん真相はわかりかねますし妄想に過ぎませんが、
福島第一原発事故はコントロールされていることに、また、
東北の復興道半ばでありながらのオリンピック招致への疑問を投げかける言論は、
封殺されていくのだ、ということなのかもしれませんよ。
