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福島大臣の悲鳴・・・じゃなくて罷免

2010-05-30 10:29:42 | 国際・政治
今日の、竹中へーちゃんヨイショ!日本経団連新聞の3面に、

 郵政法案 米がWTO提訴も

という記事がございます。
何かと思えば、アメリカ通商代表部(USTR)の幹部によれば、
郵政改革法案に関する懸念の声がUSTR内で出ているということ。

ただよく読むと、WTO提訴の可能性があるというのは、完全に記者の憶測に見えます。
たぶん、郵政法案をネタにした、政権批判のための記事ってなことですね。
それと日経さんはやっぱり、竹中へーちゃんが進めた現行の郵政改革を応援したいようです。

だいたい改めて思うのですけど、こういう「幹部」とかでソースの身元を明らかにしないなら、
こんな憶測記事とか、あるいはウソの記事とか、書き放題ってことになりますよねえ。


ところで、普天間基地の老朽化に伴う・・・じゃない、
町の安全を確保するための普天間基地移設問題に端を発した、
社民党の福島大臣の悲鳴!・・・じゃない、罷免問題ですけれども。
世の皆さんはどんなふうにお感じなのでしょうか。

「沖縄のみなさんに申し訳ない」っていう感情はともかくとしても、
もともと辺野古への移設に反対だった福島大臣はそこを譲らない意思を通したわけで、
そこはある意味、政治家として党首として貫くモノは貫いたことになるのでしょうか。
それはそれで評価されることもあるのでしょう。

一方で、こうも思うのです。

社民党はずっと辺野古への移設反対の立場ではありましたが、今では連立政権の一員です。
連立といったって、いくつかの政策においては、政党間に多少の意見の相違はあったでしょう。
でも、それはお互いに認識したうえでの連立であったはずです。

いずれは幾つかのそうしたズレが顕在化する事案が出てくるのは予想されたことであり、
そしてそうしたことが実際に起こった時にどう対応するのか。

連立政権の一員として、妥協・・・とは言わないまでも、
政権全体の意思を尊重する、政権を維持するという、そうした責任もあるはずです。

普天間基地移設の問題はもちろん大きなことではあるんですが、
政権が持つ課題はそればかりじゃなく他にたくさんあるわけで、
この問題だけで政権の足並みを乱すような判断がされていいんでしょうか。

政権離脱も仕方がないくらい、他のあらゆる政策を進めることより、
一つの問題に反対を通すことが、そんなに大事なんでしょうか。
これって連立政権を組む政党の党首として、正しい態度なんでしょうか。


この見方がいいのかはわかりません。
その連立にしても、辺野古はないですよね、っていう同意が事前にあってのことだとしたら、
違うじゃねーかよ!って福島大臣が思うのもわかります。

一つの問題に大反対の立場をとるのが、福島大臣だけってことでもないですけどね。
亀井大臣も例えば、外国人参政権は認めないとか言ってるわけですし。


しっかしハトヤマ総理もねえ、確かに、辺野古への基地建設は自然への冒涜!とか、
最低でも県外!とか言っておきながら結局、現行案に落ち着いちゃうんですからガックリですけどね。
事前の勉強不足だったのか、官僚をはじめいろんな勢力に邪魔されたのか、
その両方なのか、わかりませんけど、まぁバツの悪いことになったものです。

おかげで、ほれ見たことかと、自民党もマスコミもばんばんざい。
辺野古の基地が欲しかった官僚とか、利権にありつける連中もね。

どうでしょうね、これ、かなり政権内の求心力に影響しますよね、、、
国民の信頼も、他の政党じゃしょうがねえからとりあえず民主、と考えていた国民の信頼にも、
かなり影響しますよね。。。 


そうしたハトヤマ総理への不信か何かわかりませんけど、他にも幾つかの理由があって、
福島大臣も、罷免やむなしといった行動になったのかもしれませんね。


・・・しかし、個人的にはこの普天間基地移設、、

結局、代替施設は不要ですよ?とか、全部グアムになりました!とか、
いつか、そうした方向に落ち着くのを期待しているのであります。。。
コメント
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