NARAYA CAFE のできるまで

歴史あるリゾート、箱根宮ノ下駅前で、古い建物を利用したカフェ&ゲストハウスをオープンするため、改装にはげむ日々を綴る

7月のNARAYA CAFE

2016-07-11 17:30:34 | 2016シーズン
ここのところ暑いです

宮ノ下は標高500mほどなので、雨の日はたいてい霧が出てひんやりとしますが、快晴だとすでに真夏の暑さです。
陽のあたる日中は新しく出来た日よけのテントをキコキコ出して、小さい方の足湯を水風呂にして対応していますが、この時間帯だけは足湯席よりも風の通って涼しい店内テラス席のほうが人気です。
晴れた日の日中に来店した方には、普通の(温泉)足湯 > 水風呂の足湯 > テラスや店内の席で涼むという移動作戦をとることをオススメします。


日中暑くても、だいたい午後3時を回ると太陽が山の陰に隠れ、「避暑地」宮ノ下の本領発揮となります。
足湯に入るお客さんも増えだし、ここらで急いで水風呂にしていた小さい方の足湯を通常の(温泉)足湯に戻します。
夏のNARAYA CAFEはそんなサイクルで、午後3時〜6時にかけてが最も賑わう時間となり、ヒグラシの合唱を聴きながら閉店、片付けをしています。
ですので、夏は(前回のブログのようにサッカーにたとえると)閉店後ロスタイムもやや長めに設定。
6時でオーダーストップとはなりますが、閉店ギリギリに来たお客さんでも6時半くらいまではゆっくり足湯に入ってもらえるよう心がけています。




現在ギャラリーではgunungさんの展示が行われています。
gunungさんは南足柄のアトリエで夫婦でものづくりをしています。




gunung cycleさん(夫)はおもに自転車のパーツを使ったさまざまな作品を作っています。










自転車のチューブがバッグやスツールに、スプロケット(歯車)が時計にという風に素敵にリユースされて作品となります。





gunung lifeさん(妻)は天然素材の布を使った洋服や小物を作ります。
今回はさまざまな雨の降りかたをイメージした刺繍を出展してくれました。





ひとことに雨といっても、日本語にはいろいろな表現があるんですね。


しかもgunungさん、今回は展示のための台や棚を、今年1月の足湯デッキ大改修の時に出た廃材のデッキ材を使って作ってくれました。
約9年間、雨雪に耐えて来た足湯のウッドデッキ、根太は腐ってしまったところが多かったのですが、ウッドロングエコという天然防腐剤を塗ったデッキ部分はまだまだ使える状態でした。
デッキ解体作業も手伝いに来てくれたgunungさん、「何かに使ってみる」と持ち帰ってくれたのですが、今回、すてきな再会となりました。





まさにリユース(re-use)の達人といえるgunungさん。
今回のチューブものの作品の包装箱はすべて段ボールを加工してピッタリのサイズに作られています。



この段ボールの使い方のセンスも抜群、「アスパラガスビスケット」などなんとも絶妙な部分を使っています。
包装箱目当てに買いたくなってしまうほどです。


NARAYA CAFE自体も築50年超の木造家屋のリユースであり、そこに奈良屋旅館から持ち運ぶ事の出来た小物や調度品を、これまたリユースして散りばめた空間です。
現在のTERRACE棟でやろうとしていることもまさしくその延長なのですが、シロアリが出たとかいくつか理由はありますが、結果的に今回の改装はリユースとはほど遠い、大規模更新になってしまっています。
いまいちど、もったいないという感覚やモノを大事にする心を思い返して、テラス棟改修前にならやあん地下に詰め込んだモノたちの活用に知恵をしぼろうと思います。
ほんとgunugさんのものづくりのスタイルには勉強させてもらっています。


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さて、もう1つの話題。
昨日10日の日曜日は足湯デッキ脇でハワイアンライブを実施しました。

出演してくれたのはアロハエコーズという小田原を中心に活動しているハワイアンバンドで結成から40年にもなるそうです。
最初は同期入社ではじめた社内バンドだったそうで、ということは逆算すると当然、メンバーの皆さんは60〜70代。
そんなに長きにわたって音楽仲間であり続けるなんて素敵ですね。

かつて小田原宮小路が華やかだった頃は、ストリップのバックでムーディーな音楽を奏でたりしていたそうです。




ハワイアンの特徴はやっぱりこのスティールギターですね。
「ちゅわ〜〜〜ん」と音が揺れるあの独特の感じを生み出します。
この感じは昭和の歌謡曲にもふんだんに取り入れられています。



ライブは投げ銭形式。
1回30分くらいのステージを午後から2〜3回というつもりでしたが、結局閉店間際まで5回のステージをこなしてくれました。




最後のステージにはいつも共演しているというフラダンスのサークル「レイホ・オヘノ」の皆さんも合流して、フラダンス付きのステージとなりました。







小田原の別のところで出演していたというフラの皆さん。
電車で到着後、足湯でくつろいでいるのもそこそこ、「じゃあステージいきますよ」ということで、足湯を出てそのまま裸足でダンスをはじめているのが妙に自然でした。

あじさいライトアップ最終日ということで、夕方の人出を期待していたのですが、妙に暑い今年の梅雨、あじさいも終わりかけていて思ったより人出は少なかったです。

観客は数組のお客さんと、近所の方々、そしてスタッフと少なめでしたが、そのおかげで僕もゆっくりと音楽を堪能する事が出来ました。
仕事をしながら傍らに音楽を聞いて、、、と一番楽しませてもらったのは我々スタッフかも知れません。
足湯にライブ音楽あるというのは良いですね。

これまでも何度かライブイベントはやりましたが、あまりにオープンな場所ということもあり、投げ銭形式だと興行的には難しいです。
ですが逆に超オープンな場所であることを活かし沢山の人に見てもらい、出演する方も合間に足湯に入ったりピザを食べたりしつつ、ここでの1日を楽しんで、今後の活動の活力を養ってもらえるならば実施する価値があるかなと思います。
今後もライブの申し出があれば、積極的にお受けしたいと思っています。
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