NARAYA CAFE のできるまで

歴史あるリゾート、箱根宮ノ下駅前で、古い建物を利用したカフェ&ゲストハウスをオープンするため、改装にはげむ日々を綴る

宿泊棟改装、いよいよ1Fへ

2009-03-13 20:22:39 | 宿泊棟改修作業その1
3月に入って営業を再開してから、はや10日。

大工さん(3月に入ってからは、作業スペースが狭いこともあり1日あたり1人体制)は着々と内装を仕上げてくれて、お店の方も毎日のように取材があったりして、忙しくしていました。
(取材の詳細については、後日掲載が決まったらご報告します。どれも4月はじめ頃の掲載予定です)

そんなこんなで、お店に行くと淡々と日々が過ぎていってしまうのですが、家に帰った後、えみと子供たちが居ないとやっぱり寂しいものです。
いつも、遊んで遊んでとせがむ子供たちと、わいわいがやがやしながら、いつの間にか経っていった時間が、一人だとなかなか経ちません。
ビールを片手に、テレビのチャンネルを変えてみたり、ネットサーフィンしたりして、うだうだと過ごしてしまっていました。

お店での「マスター」という役割が終わって、家に帰ると、今までは「パパ」という役割にスイッチが切り替わっていたところが、単身赴任中の今は、すっぽり空白になってしまい、はじめの1週間くらいは、家に帰ってから、すっかり腑抜けになっていました。(プチ鬱とでも言うのでしょうか・・・)

自由な時間が出来たら、何かが出来るというのは幻想にすぎなくて、何かをしたいというモチベーションがあるかどうかが最も重要なんだと、つくづく思いました。
けど、ここ2~3日はだいぶ回復してきて、プールに泳ぎに行ってみたり、英語の本を読んでみたり、ブログを書いてみたり(笑)できるようになりました。幸い、近くで遊んで(飲んで?)くれる友人も居て、お誘いをいただいたりしているので、あと1ヶ月半ほどの単身赴任生活、楽しんでいこうかと思います。


さてさて、宿泊棟改装作業は今日から新たなステージに入りました。
プチ鬱なんて言っていられません。

足湯に面した外壁に沿って、3F~1Fへと補強作業を行ってきたのですが、1Fの床まで達したところ、かなり痛んでいることが発覚しました。
そこで、床を一部剥いでみたところ、床の張り替えも含めた湿気対策が不可欠という判断となりました。

ということで早速、今日から1Fの一部の壁と天井・床の解体作業がはじまりました。
残念ながら、今回は僕は店があるので参加できませんが、大工さんと土木屋さんの共同でどんどん進めてもらいました。


夕方には、壁・天井がほぼ解体完了。すっきりしてしまいました。
(冒頭の写真が解体着手前の同じ場所です。将来的にはここに薪ストーブを置いて、宿泊者の団らんの場所にしたいと考えています。燃料は廃材?)

明日には床が剥がされることと思います。

それでは、またレポートいたします。




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3 コメント

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4月には一度見に行きたいな。 (nagomi)
2009-03-15 08:04:53
いよいよ宿泊施設の内装が詳らかになって行きますね。わくわくしてきました。いわゆる蔵代わりになっていたお部屋のお宝も全部搬出されたのかしら?そう思うと、結構大変な作業だったに違いないと察します。

さて今回マスターの心情の吐露のくだりもいーですね。でもじきですから、お祭り部隊が威勢良くNAYARA CAFEにもどってくるのも。


PS ひょっとして、時折見受けるキャップにマスクの方はイケメン職人のS氏かしら~
返信する
空白の時間 (M)
2009-03-15 11:46:24
nagomiさん同様、マスターのお人柄が伺える前半の文章、うんうんと頷きながら読ませていただきました。

ご家族がまた戻ってきたら、その賑やかさを堪能出来るってものですね!
そして、しばらくしたら一人だった時をまた懐かしく思い出すんですよ、きっと(^。^)

だから、プチ鬱から抜け出せた今しか出来ないことを楽しんでくださいね!

薪ストーブ、いいですね~(*^_^*)
返信する
RE: (あどぅー@Naraya Cafe)
2009-03-15 21:26:53
nagomiさま、Mさま

励ましのコメントありがとうございます。

今日は、とても良い天気。
お客様も多く、ひさびさのBig Waveを乗り越えながら、(例によって)波乗り操業させていただきました。

ひさびさの大盛況だったため、混雑時にいらっしゃった方には、番号ひょうたんの渡し間違えなどあり、ご迷惑をおかけしてしまいましたが、これだけのお客様が来てくださるのだから、がんばらねばならないと再確認しました。

P,S, そうです、キャップにマスクの職人さんは、あのS氏(またの名を「タケちゃん」)です。 >nagomiさん

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