NARAYA CAFE のできるまで

歴史あるリゾート、箱根宮ノ下駅前で、古い建物を利用したカフェ&ゲストハウスをオープンするため、改装にはげむ日々を綴る

ネパール旅行記その4(プチトレッキング編)

2013-01-27 22:08:59 | 2013休業中
ヒマラヤトレッキングの拠点として有名なポカラにやってきました。


カトマンズからは小型のプロペラ機で40分ほどです。

カトマンズ(農村ではもちろん)ではほとんど日本人を見かけなかったのですが、ポカラでは日本人の団体客や韓国、中国からの観光客を多く見かけました。





実際、街のなかにも日本語やハングル、中国語の表示が氾濫しています。

想像してはいましたがとてもツーリスティックなところです。
ステーキやイタリアン、中華、エスプレッソやオーガニックコーヒーなどなんでもあって、かつ物価がカトマンズの1.5~2倍くらい。
ゲストハウスも沢山ありすぎて、歩いていろいろ探してみようと思ったけれど、どこも似たり寄ったりで疲れてしまいました。
相場はシャワー付きで1泊US$10~$15くらい。しかもいまはオフシーズンということで、値切ればもっと安くなる感じです。
違いといえば、綺麗かどうか、(Hot Showerとうたってはいても)お湯がきちんと出るかどうか、、、そんなことぐらいのようです。

結局、なんとなくリサーチしておいた、ネパール人と日本人の夫婦で経営している空(そら)ゲストハウスへ
バスタブ付きで$20という値段はかなりリーズナブルなのですが、お湯がきちんと出るようにするために相当苦労しているみたいでした。

ネパール、道路にしても電気にしても水にしてもインフラが脆弱です。
どうもここに来る前、僕は大きな勘違いをしていたようで、ネパール=アジアというくくりで、遅れているとはいってもラオスやカンボジアくらいの発展度合いだろうと勝手に想像していました。
けど来てみて、停電の頻度や道路事情(都市部でも半分くらいは未舗装のでこぼこ道)からしても、完全に(サハラ以南の)アフリカと同レベルだということが分かりました。
カトマンズは標高が1800mくらいの高地なのですが、朝晩の気温差や(排気ガスなどによる)埃っぽさなどから醸し出される空気感が、以前行ったエチオピアのアジスアベバとそっくりです。

5年前に行ったラオスのルアンプラバンや2年前に行ったタイのチェンライのように「適度に発展しているんだけど安い」バックパッカーリゾートも魅力的だけど、アフリカレベルの「遅れてる」感をこの近さで体験できるネパールもエキサイティングです。



だって、ちょっとゲストハウス街から離れるとこんな感じなんだもん。

ということで、気を取り直して国際山岳博物館へ
ネパールに固有の民族(シェルパ族が一番有名ですね)と山との関わり、その後、西洋からアルピニストがやってきてからそれぞれの山が登頂される過程などが解説されています。
山好きの人は必見ですね。



マナスルは日本人によって登頂されたので、その時の装備など記念の品も展示されていました。


野口さんの清掃登山も評価されています。



国際山岳博物館というだけあって、窓の外も景色も良いです。


さて、午後からは1泊2日のプチトレッキングへと出発します。
本格的なトレッキングをするにはツアーガイドを自分で雇うかツアーに参加して、ネパール政府の発行するパーミッションも取得しないといけません。
ただし、ポカラからバスを乗り継いで1時間、歩いて1時間半ほどで到着できるダンプスという村まではパーミッションなしで行けるとのこと。
そこにはいくつかロッジもあるので、宿泊すればご来光を見て、帰りは尾根伝いに村々を歩いて、ポカラまで歩いて戻ることができます。

ということで、そのコースを歩いてみる事にしました。


こんなローカルバスに乗って出発


コースタイムは短いのですが、かなりの上り坂。箱根でいうと明神ケ岳の上りよりもさらに急な感じです。


川べりのバス停からスタートしたので、かなり登って来た感じです


その後は農村風景の中を進みます。


ところどころに標識があるので、迷う事はありません。
アンナプルナベースキャンプなので「ABC」という方向指示、ここがベーキャンプへ続く道であることを示しています。
(ベースキャンプまで行こうとすると片道1週間かかるみたいです)


ダンプスの村に到着
ロッジが何軒かあります


のどかな農村風景です


今日は残念ながらアンナプルナは雲に隠れています。明日に期待


泊まったロッジはホットシャワーも出て、一泊300ルピー(≒300円)
快適すぎるくらい。夜は何もやる事がないので、8時には就寝。



目覚ましなんかセットしなくても、4時台から鶏の「コケコッコ」に起こされていたので、ご来光の時刻には屋上へ


見えて来ました。東から登った太陽の光がまずアンナプルナ(South峰)を照らし、続いてマッターホルンのような7000m峰、マチャプチャレが


さらに太陽が上がると


目の前にアンナプルナをはじめとする白い峰々が現れました。息をのむ瞬間です。


さて、その後は昨日来た道を一度降りて、バス通り沿いの茶店で朝食にチャパティを食べました。


そこからバスで別の尾根(ノーダラというところ)まで行って、さらに歩き始めます


ちょうど村の子供たちが学校へ行く時間だったようで、よくすれ違います。
そのたんびに「ナマステ」


途中で同じ方向に歩く男性に話しかけられました。
聞くと、村の小学校で英語の先生をしていて、これから学校に(歩いて)行くところだとのこと。
15分ほど、世間話をしながら歩きました。
ネパールに今必要なのは教育なんだということを熱く語っていました。
それを読み書きも出来ない人が多い農村のじいちゃんばあちゃんに説明するのは大変だと言っていました。

さて、さすが先生。
学校に到着すると、遊んでいた生徒達も「ナマステ」と挨拶して、ビシッと整列します。


先生もそこで、さっと先生らしい顔になり、「Develop!」「Up!」などにほんの「気をつけ」「安め」に相当するようなことをして朝礼をしていました。

小学校にはその先生以外には「えっ高校生じゃないの?」というような風貌の若い数学教師や、老人の校長先生などしかいなくて、(言っちゃ悪いけど)まともに教えられるのは彼だけじゃないかという印象でした。
ネパールの村で理想を持ってがんばってる人に出会えて、ちょっと嬉しかったです。
メアド交換したので、Facebookフレンドになるかも知れません。



その後は途中で水汲みしたバケツを重そうに持ってた女の子を手伝ってみたり

楽しく村歩きをして次なる眺望ポイント、サランコットに到着しました。



家の近くにあったら、お弁当もって、子供たちと来たいようなところです。

約4時間、がっつり歩いて、景色も見れて、満足のプチトレッキングでした。


朝のチャパティしか食べてなかったので、街のステーキハウスで欧米人サイズのステーキをこれまたがっつり食べてしまいました。
ビール含めて日本円で約1000円也。
まあ、これが出来るのも観光地の良いところ。

では、明日はカトマンズ周辺へと戻ります。

つづく








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5 コメント

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懐かしい! (かつき&ちえ)
2013-01-29 00:17:53
サランコットの丘、自分も早朝暗いうちから上って朝焼けに染まる山々を見て感動しました。でも、2日ほど前に食べたヨーグルトがあたってお腹が大変なことになっていたので、苦しい思い出しかありません・・・。あと、ネパールと言えば夜の星空が忘れられません。天の川をあんなに綺麗に見たのは初めてでした。カトマンズあたりは空気が澱んでいて難しいかもしれませんが、サランコットあたりなら綺麗に見えるのでは?
RE: (あどぅー@Phokara)
2013-01-29 00:40:18
かつき&ちえさま

早速コメントありがとう。
そうですね。星も綺麗です。
あとちょうど今、満月なので、ダンプスに泊まった夜は日が沈んだ後、東から月が昇ったときに、アンナプルナが月明かりに照らされて陰影が浮かび、綺麗でした。

これは写真には写りませんが、しっかりと目に焼き付けて来ましたよ。
RE: (あどぅー@Phokara)
2013-01-29 00:40:33
かつき&ちえさま

早速コメントありがとう。
そうですね。星も綺麗です。
あとちょうど今、満月なので、ダンプスに泊まった夜は日が沈んだ後、東から月が昇ったときに、アンナプルナが月明かりに照らされて陰影が浮かび、綺麗でした。

これは写真には写りませんが、しっかりと目に焼き付けて来ましたよ。
きしょーるつながり (斎藤圭子)
2013-05-03 18:24:09
先日は、突然の訪問でしたが、とても楽しい旅のひとこまとなり、きもちが元気になりました。3泊でしたが、最高の
旅でした。ブログを読ませていただいて、さすが旅好きの素敵な旅をされてるな!と思いました。
私のメールは、パソコンからは届きませんので、よろしく
おねがいします。箱根は、よいところですね!
また、行きたいです。では、お元気で!
Unknown (あどぅー@Naraya Cafe)
2013-05-08 18:17:13
圭子さん

先日は来店ありがとうございます。

彼からも話は聞いていましたが、「キショールつながり」でお会いできて嬉しいです。

届け物もありがとうございました。

これからも素敵な旅をしてください。
そのうち、ネパールorタイorどこかでお会いできたら楽しいですね。

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