NARAYA CAFE のできるまで

歴史あるリゾート、箱根宮ノ下駅前で、古い建物を利用したカフェ&ゲストハウスをオープンするため、改装にはげむ日々を綴る

4月のギャラリー 〜仲藤鉄朗写真展

2022-04-14 16:04:58 | 2021シーズン
4月ギャラリーでは写真家、仲藤鉄朗さんによる

「箱根から見る富士山」

の写真展を開催しています。








写真家として富士山を被写体として追い求める人はあまた居ると思いますが、今回の展示は「箱根から見る」というところにテーマが絞られています。






上の写真はとある冬の日の朝、富士山の片側にだけ積雪したときの様子です。

各写真には撮影した日付と時刻も記載せれていて、写真の風景とともに、その瞬間の空気の冷たさや太陽の高さも想像できるようになっています。


個人的にはこの写真も好きです



かるがもの親子、ならぬスワンボートが泳ぐ芦ノ湖。
たまたまボート業者さんが係留のために移動しているところとのことですが、なんともバッチリな構図と愛らしい風景です。




絵葉書の販売もしています。





箱根には昔から

「富士の見えるところに温泉なし」

といういわれがありました。

箱根はカルデラ地形といって、もともとは富士山のようなひとつの大きな山(成層火山)だったものが噴火・陥没を繰り返すことでできた巨大なくぼ地です。
ところが自然に湧出する温泉は地下水脈のある谷沿いにしかなく、箱根七湯といわれた湯本・塔ノ沢・宮ノ下・堂ヶ島・底倉・木賀・芦ノ湯はすべて富士山が見えないところにあります。
富士を眺めながら温泉に浸かったらさぞ極楽、、、、と江戸時代の人も当然考えたことでしょうけれど、それが実現するのは掘削技術が進む近代になってからでした。

けれど、今も昔も、歩いて汗を流したあとに見る富士山は、駐車場にちょっと車を止めて見る富士山より神々しい気がします。




仲藤さん、展示の準備をしながらも、新たな富士山スポット情報があると、そこに足を運んで撮影していました。



この写真は明治のはじめに宮ノ下にオープンした富士屋ホテルが、

「FUJIYAと言ってるくせにMt.FUJIが見えないじゃないか?」

という外国人客の要望に応えるため、ホテルの裏山に整備した「富士見台(Fuji View Stand)」という展望台からの富士山です。

ここまで急な山道を30分ぐらい登らなければいけないのですが、仲藤さん、我々の情報を聞くとすぐに、登って撮影してくれました。(風の強い、寒い日でした)



いまこの瞬間も、まだ見ぬ富士山をもとめてカメラを構えているであろう仲藤さん。
展示は4月30日までです。

在廊日は不定ですので、FBをご参照ください。


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