NARAYA CAFE のできるまで

歴史あるリゾート、箱根宮ノ下駅前で、古い建物を利用したカフェ&ゲストハウスをオープンするため、改装にはげむ日々を綴る

gunungのupcycle展

2021-12-13 12:04:41 | 2021シーズン
みなさんはリサイクルという言葉は馴染みがあると思いますが、アップサイクル(upcycle)という言葉を聞いたことはありますか?
英語圏ではここ10年くらいで広まって来た言葉です。
Wikipediaによると「役に立たないまたは不要な製品を、より良い品質と環境価値の新しい材料または製品に変換するプロセス」のことで、日本語に置き換えると「創造的利用」とのことです。

個人的な印象ですが、リサイクルという言葉のもつ「環境のために」みたいな真面目くささを取り払って、「どうせなら上げていこうぜ!」というノリを感じる良い言葉だと思います。
Upがあるのだから当然逆のダウンサイクル(downcycle)という言葉もあって、例えば使わなくなった服を切って雑巾にするようなことがそれに当たるそうです。

「ペットボトルや空き缶をリサイクルします」とか言っても、チップにして再加工して、、、とその過程で多大なエネルギーを消費するわけだから、「なんだかなぁ、、、」と思います。
「だったらその前にペットボトル使うのやめようよ、、、」というのが多くの人の思うのところだと思います。
いつだったか、数年前のインバウンド客の多い頃にアメリカ人旅行者(注:アメリカ人を強調したいのではなく、たまたま会話したので知っていた)が「Please recycle」と言ってベットボトルを返却口に持って来たときに感覚的に「しらっ」と思ったのを思い出します。

そのままの形だったり、ちょこっと切ったり貼ったりして「うまいこと」使ったほうが環境にやさしいし「Cool」ですよね。

そんなアップサイクルなものづくりをもう20年近く実践しているのが、南足柄在住の作家「gunung」さんです。







主に自転車のチューブやギアなどの廃部品、建築廃材などを利用してバッグや時計、小物などを作っています。
NARAYAのショップでもケーブルホルダーやストラップなどの小物を常時扱っているので、この「g u n u n g 」のロゴを見かけた方もいらっしゃるかと思います。

「gunung」とはインドネシア語で「山」という意味です。
作家の山本夫妻の苗字と絡めているそうです。
ちなみに奥様のほうは主に洋服を作っていて、NARAYAでもしばしばグループ展などに参加してくれています。
お2人は昨年、小田原市内に昨年アトリエ「toko gunung」をオープンしました。
(「toko」はインドネシア語で「店」という意味なので、「グノンのお店」という意味になります。インドネシア語教室のようになってしまいますが、、、、)






さて、今回はただ個展をするだけではなく、NARAYAに眠っている古いものもupcycleしてしまおう、、、、という企画で制作をお願いしたところ、gunungさんの手にうより、素晴らしいNARAYA=gunungコラボ作品が誕生しました。



こちらはお茶道具や湯のみなどが入っていた木箱を利用した電灯
柔らかい光を放っています




こちらは昨年の厨房改装で要らなくなった「掃き出し窓」が鏡に変身しました。



ちなみにこの片割れはショップのレジでに使われています

NARAYA CAFEの開業や改装にあたって、これまでもデザイン的観点から古い道具やパーツをしばしば再利用して来ましたが、それもある意味で「upcycle」だったのかもしれませんね。
また外国人客が戻って来たら「NARAYA is a kind of upcycle cafe」と紹介しちゃいましょう、、、、



そして今回の傑作がこれ



ただのバッグではありません、ひっくり返すと





なんと、奈良屋旅館で使われていた下駄をバッグに加工してあるんです。
もともと下駄だったので置くと自立するので便利です。
側面に使っている皮も、作品制作で使う皮の表面を削ぎとって余った部分を利用しています。
なんともcoolなバッグです!!






折しもサウナ計画がスタートし、倉庫状態になっている階下を整理しなくてはならず、まだ2Fの棚に出しきれていなかった骨董品類も持ち出して来て展示しました。



今月はお茶道具とお正月のお屠蘇セットを展示しています。


gunungのupcycle展 & NARAYA骨董展

年末年始を挟み来年1月まで開催しています。





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最後にお知らせです。

2021年に引き続き、来年2020年も1月2日の箱根駅伝応援特別メニューによる営業はいたしません。
学生連盟からは再び「応援したいから応援にいかない」という通知が来ていますし、宮ノ下を挙げての応援イベントも中止が決まりました。

そのため 12月31日〜1月3日は年末年始休業といたします。
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