NARAYA CAFE のできるまで

歴史あるリゾート、箱根宮ノ下駅前で、古い建物を利用したカフェ&ゲストハウスをオープンするため、改装にはげむ日々を綴る

夏休みは島へ(その1)~旅ブログ

2011-07-24 20:30:17 | 2011シーズン
今年は長女なつが小学生になり、はじめての夏休みです。

これまで、我が家の家族旅行はお店の忙しくないときを狙って行っていたため、平日かつオフシーズンに出掛ける事がほとんどでした。
ところが、なつが小学生になると、1日2日ならまだしも、そうそう長く学校を休ませる訳にもいかないので、おのずと出掛けるのは夏休みなど学校の休み中にせざるをえなくなります。
そうすると店も忙しいシーズンになってしまうので、悩ましいところなのですが、ちょうどあじさいシーズン&海の日の三連休が終わった7月末が、それほど店も忙しくなる前でかつ夏休み中という唯一のチャンスという結論になりました。

・・・ということで、なんとかスタッフみんなに頼み込んで、1週間ほど店を開ける事ができることになりました。

さて、どこへ行こうかな?と調べ始めたのですが、今回はなかなか良い案が浮かばなくて悩みました。
当初、なつは「沖縄がいい!」との希望で、ぼくらは北海道が良いかなと思っていたのですが、オフシーズンに旅をする事に慣れた我が家にとっては、学校が夏休み突入後のAir Ticketやツアー料金は「うーん、高いなぁ」という印象が強くなってしまいます。
北海道でも沖縄でも家族5人(2歳のあいすけは国内線ならまだ無料なので実質4人分)の運賃を計算すると、どうしても5万×4=20万は下らないです。
海外は?と目を向けると、今度は2歳のあいすけも料金がかかって来るし、サーチャージの高騰もあるし・・・とやはり、いつもオフシーズンの最安料金やマイレージ利用でふらっと旅をしている身には、「そんなに払ってまで・・・」と思ってしまうのでした。


そんなとき、ふと思い出したのが、3月の震災後、暇しているときに一人旅をした伊豆諸島でした。
そのときは伊豆大島へ行ったのですが、小田原から電車で20分の熱海から船が出ていて、大島以外の新島や式根島などにも就航しているという情報をそのときに得ました。
熱海の港を出て、大島ならものの45分で着いてしまうのですが、そこには確実に本土とは違うゆったりとした「島時間」が流れているのです。
道路を走る車も少なく、急いでいる人も誰もいない。
大島へ行ったとき、この時間感覚、つまりほんのわずかな乗船時間で全くの非日常空間へと行けるということに魅了されました。

そんなわけで今回の旅の目的地は式根島&新島に決まりました。
熱海から大島経由で1時間半あまりで到着することができます。
しかも夏のキャンペーン期間だと往復切符が大人6200円(子供半額&幼児はタダ!)という安さも魅力的です。
また島の宿泊施設はほとんど民宿なので、協定料金(多少夏のシーズン料もあるけれど)で2食付き1人1泊7000円前後です。


今回も熱海港から出発

島時間を満喫すべく、式根島に2泊、新島に2泊の日程で今晩は2晩目です。
すでに大人はすっかり「島時間」で、昼間からビールを飲みまくっています。
浜辺も綺麗な上に波が静かで安全なので、子供たちは適当に遊んでくれています。




式根島は海中温泉も豊富です


子供たちもごきげんです


ということで、もうしばらく「島時間」を満喫して帰ろうかと思います。

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