NARAYA CAFE のできるまで

歴史あるリゾート、箱根宮ノ下駅前で、古い建物を利用したカフェ&ゲストハウスをオープンするため、改装にはげむ日々を綴る

帰って来ました(旅ブログ)

2012-02-18 00:52:31 | 2012休業中
10日間の自由旅行もあっという間に終わってしまいました。

以前から思っている事なんですが、面白い事に、安さ追求の旅をする程、面白い出会いがあります。

最終日、ヘルシンキのホステル(といってもバストイレ無しの個室で40EUR)で朝風呂、ならぬ「朝サウナ」をしていたらおじいさんに話しかけられました。
ロシアのクラスノヤスルクで小児科のお医者さんをしているとのことで、さすが子供を相手にしているだけに優しそうなおじいさんでした。
英語で会話をして、建築家のアルヴァ・アールトのこととか、自分は建築を勉強したけど今はShop Ownerなんだというような話をしてたら、
髭をはやした風貌からなのでしょうか、「なんだ、君はテノール歌手に違いないと思ってたのに」
と言われ、
「あははは、Like this? ♪SANTA LUCIA!!!」とサウナで熱唱したら大ウケでした。


今回、帰りの便は(全日空系スターアライアンスのマイルを使うため)スウェーデンのストックホルムから北京経由で東京へ帰る便を選びました。
そのため、ヘルシンキ=ストックホルム間は夜行のフェリーでそれも一番安いキャビン(相部屋で車を駐車するデッキより下。こないだのイタリアの事故みたいなのがあったら真っ先に死にそうですね)を選びました。


最下層の窓なし、相部屋キャビン

そうしたところ、同室の4人はスウェーデン系フィンランド人、アルジェリア系フランス人、パキンスタン人でイタリアに留学中の学生・・・とかなりインターナショナルなメンバーとなりました。
出航前に部屋に集うと、早速「リーマンショック後のフィンランド経済はどうだ?だの、NOKIAなど基幹産業はどうなんだ?」といったグローバルな談義が始まって、スウェーデン系のフィンランド人が質問攻めにあっていました。

そんな中、僕は船内散策に繰り出したのですが、すごいですこの船。
船内には免税店あり、アイリッシュパブあり、カジノあり・・・。



免税店

もう1社、もっと高級なクルーズ船もあるようですが、毎日1便、ヘルシンキとストックホルムを結ぶ船便があることで、この2カ国はより身近に行き来できる国となっているようです。
その名もヴァイキングラインということなので、ネットで予約すると、夕食のビュッフェ(日本でいうところのバイキング)が30EUR(食べ放題・飲み放題)とのことなので、船上でどのくらいのレストランがあるのか分からないので、事前予約しました。


夕食は(日本で言うところの)バイキング


ビール、ハウスワインも飲み放題です。

すると同席になったのは上海出身でフランス(グルノーブル)に留学しているという中国人でした。
(飲み放題なので)一緒に飲まないかと誘ったのですが、「昨日飲み過ぎたので今日は程々にします」的にスマートに断られ、かなり紳士的な会話にとどまりました。
経営学のマスターを取るため来ているのだそうですが、このチャンスにヨーロッパを見ておこうということで、バックパッキングしているのだそうです。
英語は堪能だし、留学中のグルノーブルでは日常会話はフランス語ということで、かなりのインテリですね。

安さ追求のバックパッキングをしていると、こんなインテリな人たちが集まってくるのもまた面白いところです。

さてさて、本題の写真写真、、、

ヘルシンキでは建築家アルヴァ・アールトの足跡を中心に観光しました。


アトリエには日当りの良い窓がありました


こちらは自宅部分のリビング


家具や調度品などあらゆるものがデザインされています


フランスの建築家、ル・コルビュジェともお友達だったようで、プレゼントされたという絵が飾ってありました。


半日足を伸ばして(電車に乗りたかったというのもあるのですが)、ヘルシンキから特急で1時間ほど行って、そこからバスで30分のところにあるフィスカルスという村に行って来ました。


再び快適な電車旅です。猫ちゃんが付いているのもおしゃれです。


途中、カルヤーという駅でバスに乗り換え


雪の降り積もる道を行きます


とても静かな村に着きました



ここはフィスカルスという刃物の工場があったのですが、そこが移転して産業が衰退していたところに芸術家が住むようになって、現在では芸術家村として世界的に有名になっています。


行ったときも、ちょうど企画展が開催されていました。




(フィスカルス在住の)この作家さんは、クリップに見立てて、スチールと木で作ったベンチや棚をデザインしていました


フィスカルス社がデザインして、世界で一番売れたというデザインのはさみです
確かにこのデザインどこかで見た事があるような気が・・・。


学生によるワークショップも行われていました。
その名も「アールト大学」


規格サイズの木を使ったキッチンの収納棚などをデザインしていました

建築家のアールトは知っていたけど、「アールト大学」って聞いた事無いな・・・と思っていたら、ヘルシンキ工科大と芸術大などが合併して2010年に出来た新しい大学なんだそうです。
この建物を利用した規格展示も「アールト大学」によるものらしいのですが、とてもレベルが高く、これからの北欧デザインをリードしていく教育・研究機関になりそうで楽しみです。


村には一軒、ブックカフェがありました。
デザインに関する本が山ほどあって、何時間でもいられそうなカフェでした。
村のサロンとして機能しているんだと思います。
僕もちょうどバスの待ち時間、ゆっくりさせてもらいました。

残念ながら、あまりにオフシーズンなので、お店も開いてたり開いてなかったり、また芸術家らしき人とも出会いませんでしたが雰囲気は味わえました。

それから、今回は冬の寒さ、それから雪と思いっきり戯れることができました。


ヘルシンキのマーケット広場もこの通り
(コーヒーとシナモンロールの屋台が一軒あるくらいでした)

モスクワで-20℃を経験したので、もう-2~3℃くらいの箱根の寒さなんてどうってことないです。

さてさて、明日から開店準備がんばらないといけません。

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4 コメント

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モスクワ マー君 (さとぅ)
2012-02-19 13:45:23
あどぅ、恒例の旅シリーズ楽しみました。
ふと青空を眺め、あどぅが何処で、何を見ているのかな~?と遠い彼方に思いを馳せておりました。

モスクハのマー君、御元気でしたでしょうか?
わたしもいつのまにか帰ってきました (みゆ)
2012-02-23 23:22:38
ごぶさたしてます。じつは東京にいるみゆですが、今まで連絡しないですみません。仕事が少し落ち着いたので、この土曜日25日に友達とそちらに遊びに行こうと思うんですが、カフェのほうで作業してますか。もしいなければ、またの機会にします。
RE: (あどぅー)
2012-02-24 21:32:01
みゆさま

コメントありがとう。

残念ながら、この週末(25日、26日)は子供たちを連れてえみの実家(岐阜)に来ています。
月曜からは毎日、宮ノ下でなんだかんだ作業をしていますが、入れ違いになってしまったみたいですね。

3月からは普通に営業していて、週末は基本的にお店にいますので、東京に居るようでしたら、是非、遊びに来てください。
それなら (みゆ)
2012-02-25 15:19:14
今週の金曜日に行こうと思いまーす
明日引っ越しなので、バタバタしてます
また近いうちに、連絡します

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