NARAYA CAFE のできるまで

歴史あるリゾート、箱根宮ノ下駅前で、古い建物を利用したカフェ&ゲストハウスをオープンするため、改装にはげむ日々を綴る

箱根登山鉄道再開しました

2020-07-29 11:43:47 | 2020シーズン
NARAYA CAFEマスターのあどぅーです。

昨年10月の台風で不通となっていた箱根登山鉄道が先週再開しました。
テレビなどでけっこう報道されたのでご存知の方も多いと思います。


昨年の台風による登山鉄道の被害は甚大だったので、当初は復旧に1年ほどかかると言われていました。
「マジかよ、オリンピックに間に合わないじゃん!」と思った覚えがあります。
それから、世の中がめまぐるしく変わり、オリンピック自体やらなくなってしまうとは、その時は思いもしませんでしたが、、、、

駅前に立地する当店としてはお客さんの供給源はほとんどが駅からです。
その供給源が断たれたことで、売り上げは見事に激減しました。
これまでも震災や噴火警戒レベルなど天災によりお客さんが減るのは経験してきましたが、今回のような下げ幅を経験したのは初めてでした。

不通になった当初は「鉄道不在の今こそ、ハイキングや自転車など箱根の新たな楽しみ方を提案しよう!外国人もそういうの好きだし、、、、」とポジティブに捉え、趣味も兼ねて積極的に山を歩いたりしていました。
この「チャンス」を利用して、以前から温めていた厨房の移転工事も順調に実施することができました。

しかしその後、コロナ禍の渦中にあり、周りから楽観的だと言われる僕でさえ、鉄道が開通して店の物理的な環境が普段通りに戻っても、はたしてお客さんが戻ってくるだろうかということは本当に不安でした。
今回の電車再開も、本来であれば箱根全山の観光協会で一大イベントでも行うような祝事なのですが、都市部で第2波のコロナ感染者が増える中、粛々と近づいてきました。


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そんな折、材木屋のんちゃんから「男衆で集まりましょう」とお誘いをもらいました。
昨年の春、仲間で集まってときたま活動していた「NARAYA男衆」と地元のみなさんのコラボが実現し、箱根浅間山の中腹にある「富士浅間神社」を建て替えることができました。
(その様子はこちら

それから台風、コロナといろいろあって集まれていなかったので、登山鉄道の開通というの良い知らせもあるし、ここらでお参り登山をしようというのです。
そこで、お参り(&メンテナンス)登山を開通前日の7/22に設定して、NARAYA CAFEで夜を明かし(当日は定休日)、翌日早朝の登山鉄道開通一番列車を迎えようということになりました。



当日、登山に集まったのはこのメンバー
男衆といいながら女子も2名。
我々男衆は補修用のモルタルや掃除用のブロアー、水などを背負って登りました。





ここのところの長雨で、登山道には倒木が目立ちました。
根こそぎ倒れてしまっているものもありました。

雨には降られませんでしたが、この時期特有の高温多湿の中、汗だくで神社に到着。
途中休憩の時にブロアーで風を送って涼みながら行きました。






1時間ほど清掃作業をして気持ちよく下山。
やっぱり体を動かすことは、心の健康にとっても大事です。



その後、リニューアル工事中の富士屋ホテル(こちらも今月リニューアルオープンしました)から頂いた中古のバスタブで露店入浴し汗を流し。(さすがにこれは男達だけ)
宮ノ下駅前の森メシさんで夕食後、電車の音のしない最後の夜、静かな宮ノ下駅前で眠りにつきました。

僕は密にならないという口実(?)で以前から狙っていた足湯デッキでの野宿(テント泊)をしました。




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翌朝は居ても立っても居られない僕は、強羅駅に向かい、強羅発5:23の始発列車に乗りました。
ホームや線路上には、この再開を待っていたたくさんのファンが詰めかけていました。




早朝ということもあり、ささやかなセレモニーの後に出発。
電車が動き出した時はひさびさにわくわくしました。
自分の心の中にある「鉄分」を確認できました。

これから先、じじいになっても、体の続く限り、旅とハイキングと鉄道は続けていきたいものです。
(あと野宿も)



その後、店も盛況だったので長い1日でした。

鉄道の開通に刺激されて、登山鉄道ファン、箱根ファンの方々が徐々に戻ってきているのを実感します。
例年の売上にはもちろん及びませんが、皆が不安とともに生きる中、やすらぎを求めて箱根に足を運ぶ方々の癒しの場になるべく、これからも前を向いていこうと思います。






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