
いよいよやってきました、バルセロナ。
移動に移動を続けてきた旅でしたが、最終目的地では少し腰を落ち着けようかと、友人宅に4泊させてもらいました。
スペインというとフラメンコ・太陽と情熱的なイメージを勝手に想像していたのですが、ここバルセロナは思ったより都会的でした。
冬という季節もあるのかもしれませんが、街の感じはパリに似ていると感じました。
実際、この地域で使われているカタルーニャ語はスペイン語とフランス語のアイノコみたいな言語で、フランス語とスペイン語が連続的につながっているんだということを感じます。
博物館・地下鉄などあらゆるところにこの3つの言語(カタルーニャ語とスペイン語、それからフランス語)が併記されているので、いちいち納得してしまいます。
例えば出口はスペイン語でSalidaがカタルーニャ語でSortidaそしてフランス語になるとSortieという具合です。
だからフランス・ベルギーのアールヌーボーがこの街に入ってきてモデルニスモになったのもすごく当然のことなのかもしれません。
バルセロナといえばガウディ、4日間かけてガウディの作品を見れるだけ見まくりました。
最初はやはり「サクラダ・ファミリア」
これほどの存在感のある建物も世界中さがしてもないかも知れません。
印象的な装飾がほどこされたファサードが特徴的ですが、実際に中に入ってみると極めてモダンデザインだと言うことに驚かされました。
友人曰く、中の工事はけっこうなスピードで進行しているらしく、「あっ、ここ前回来たときは無かった」という感じで、毎回発見があるそうです。
内部には建設用の資材が沢山並べられていて、地下にはガウディの図面をもとに作られた、1/20のモデルが現在作成中だったりして、まさに建設中の現場という雰囲気でした。
ここに設計士をはじめ、彫刻・コンクリート打ち・鉄鋼・ガラスなどの様々な技術を持った人たちが日々働いているのを思うと、「なんて楽しそうな現場なんだろう!!」と思いました。
ガウディという1人の天才に壮大なテーマを与えられることによって、これまで100年ほどの期間、どれだけ多くの職人達が幸福な時間を過ごしたのだろうと想像しました。

内部の工事進行が最近めざましいとのことです

地下の模型室

職人さんの作業台
(ここが職場だったら楽しそうですね)
翌日はカサ・バトリョ、カサ・ミラ、グエル公園などすでに完成した作品を見ましたが、感動しました。

カサ・バトリョ

カサ・ミラ(屋上)

グエル公園
広場下の石垣で女の子が崖登りをしていて、それをお父さんがサポートしているのが微笑ましかったです。
バルセロナっ子はこうして、小さいときから芸術作品に触れて育つんですね。
友人の建築家が、「建築というものは常に、その建物が完成し使われるであろう5年から10年以上先の世の中を見据えてデザインしないといけない」というようなことを行っていましたが、ガウディという建築家はそれを100年とかいうレベルでできる天才だったのだと思います。
現在、ちょうど100年くらい経過していますが、いまの世の中でも全然色あせていないし、この先どこまで行ってしまうのだろうと思うくらいです。
その勢いで、ガウディ見たさに郊外にも出かけ、コロニアグエル、グエル酒造などかなりマニアなガウディ作品に至るまで見に行きました。
ガウディとそのパトロンであったグエルの先見性を感じました。都市型住宅・田園都市・ワイナリーとおおよそ現在の知識階級が考えるであろうことを、すべてひととおり試しているんですね。この2人は・・・。
この2人のレベルには及ばないかも知れないけれど、デザインでなにか後生に残ることをしたい。そう強く感じることの出来た旅でした。
もちろん見学の合間は飲んでました

サクラダファミリアを見ながら一杯

レストランに行ったらとりあえずサングリア

海を見ながら

友人宅でカバ(スパークリングワイン)&ハモン(生ハム:日本だと高いけど、こちらでは枝豆感覚で食べられます)で乾杯

最後はパエリア
よしっと、来週からがんばるぞ・・・・
移動に移動を続けてきた旅でしたが、最終目的地では少し腰を落ち着けようかと、友人宅に4泊させてもらいました。
スペインというとフラメンコ・太陽と情熱的なイメージを勝手に想像していたのですが、ここバルセロナは思ったより都会的でした。
冬という季節もあるのかもしれませんが、街の感じはパリに似ていると感じました。
実際、この地域で使われているカタルーニャ語はスペイン語とフランス語のアイノコみたいな言語で、フランス語とスペイン語が連続的につながっているんだということを感じます。
博物館・地下鉄などあらゆるところにこの3つの言語(カタルーニャ語とスペイン語、それからフランス語)が併記されているので、いちいち納得してしまいます。
例えば出口はスペイン語でSalidaがカタルーニャ語でSortidaそしてフランス語になるとSortieという具合です。
だからフランス・ベルギーのアールヌーボーがこの街に入ってきてモデルニスモになったのもすごく当然のことなのかもしれません。
バルセロナといえばガウディ、4日間かけてガウディの作品を見れるだけ見まくりました。
最初はやはり「サクラダ・ファミリア」
これほどの存在感のある建物も世界中さがしてもないかも知れません。
印象的な装飾がほどこされたファサードが特徴的ですが、実際に中に入ってみると極めてモダンデザインだと言うことに驚かされました。
友人曰く、中の工事はけっこうなスピードで進行しているらしく、「あっ、ここ前回来たときは無かった」という感じで、毎回発見があるそうです。
内部には建設用の資材が沢山並べられていて、地下にはガウディの図面をもとに作られた、1/20のモデルが現在作成中だったりして、まさに建設中の現場という雰囲気でした。
ここに設計士をはじめ、彫刻・コンクリート打ち・鉄鋼・ガラスなどの様々な技術を持った人たちが日々働いているのを思うと、「なんて楽しそうな現場なんだろう!!」と思いました。
ガウディという1人の天才に壮大なテーマを与えられることによって、これまで100年ほどの期間、どれだけ多くの職人達が幸福な時間を過ごしたのだろうと想像しました。

内部の工事進行が最近めざましいとのことです

地下の模型室

職人さんの作業台
(ここが職場だったら楽しそうですね)
翌日はカサ・バトリョ、カサ・ミラ、グエル公園などすでに完成した作品を見ましたが、感動しました。

カサ・バトリョ

カサ・ミラ(屋上)

グエル公園
広場下の石垣で女の子が崖登りをしていて、それをお父さんがサポートしているのが微笑ましかったです。
バルセロナっ子はこうして、小さいときから芸術作品に触れて育つんですね。
友人の建築家が、「建築というものは常に、その建物が完成し使われるであろう5年から10年以上先の世の中を見据えてデザインしないといけない」というようなことを行っていましたが、ガウディという建築家はそれを100年とかいうレベルでできる天才だったのだと思います。
現在、ちょうど100年くらい経過していますが、いまの世の中でも全然色あせていないし、この先どこまで行ってしまうのだろうと思うくらいです。
その勢いで、ガウディ見たさに郊外にも出かけ、コロニアグエル、グエル酒造などかなりマニアなガウディ作品に至るまで見に行きました。
ガウディとそのパトロンであったグエルの先見性を感じました。都市型住宅・田園都市・ワイナリーとおおよそ現在の知識階級が考えるであろうことを、すべてひととおり試しているんですね。この2人は・・・。
この2人のレベルには及ばないかも知れないけれど、デザインでなにか後生に残ることをしたい。そう強く感じることの出来た旅でした。
もちろん見学の合間は飲んでました


サクラダファミリアを見ながら一杯

レストランに行ったらとりあえずサングリア

海を見ながら

友人宅でカバ(スパークリングワイン)&ハモン(生ハム:日本だと高いけど、こちらでは枝豆感覚で食べられます)で乾杯

最後はパエリア
よしっと、来週からがんばるぞ・・・・
サクラダ・ファミリアの天井と
海の、がいいなあ。
ガウディの建造物、スゴいですね!
名前は聞いたことはありますが、あまりそれ以上はよく知らないので、ちょっと調べてみたくなりました。
それにしても、あどぅーさんは、語学は何カ国語わかるんですか??
先日、たまたまテレビでフランス語講座をやっていて(積極的に見ていたわけではなく(>_<))
はぁ~~~(@_@;)とため息が出ました。
何コレ!?って感じで。
いろんな言葉がわかれば、世界が広がるんでしょうね~(^^)
フランス語って、ホントにわかんない!
って思ったのでした。
早速の書き込みありがとうございます。
さすがに、僕はフランス語もスペイン語もわかりませんよ。
空港とか駅とかに書いてあるのを見て、「出口は・・か」とかいって覚えているだけです。
もちろん今回、「お勘定おねがいします(La Cuenta, por favor )」くらいは覚えましたが・・・。
ヨーロッパはどこの街に行っても、ながしの楽器弾きがいておもしろいです。バルセロナなんて、地下鉄の車内でもギター弾いてる人がいました。
今回、二胡を持って行かなかったのは失敗でした!!!
グエル公園あたりで練習しながら、目の前に空き缶を置いておいたら、ちょっと小遣い稼ぎが出来たかも知れません(笑)
その後のnarayaのお風呂とかトイレとか、ガウディっぽくなってたら嬉しい(笑)
お元気ですか?
今回の旅行、けっこう良いリフレッシュになりました。
そうそう、今回行ったイタリアの港町、ときどき「ここは舞台のセットなのではないか」と思うような一角も多くて、しかも建物が立体的に建っているので、上の通りと下の広場とかでよく会話していました。
自然、みんな声が大きくて「アルベルト!!」とか「マリオ!!」とか呼んでるので、イタリア映画を見ている気分になりました。
もしふらっと行きたくなったら相談乗りますよ。
安く、しかも楽しく行けるプランを日々考えております。