NARAYA CAFE のできるまで

歴史あるリゾート、箱根宮ノ下駅前で、古い建物を利用したカフェ&ゲストハウスをオープンするため、改装にはげむ日々を綴る

小豆島編(えみ)

2016-01-27 10:52:46 | 2016休業中
ごま油の香りに迎えられ、小豆島到着。
西日本にも強い寒気が流れ込み、小豆島も例外なく、寒い、そして強い風。

天気が良ければ、自転車で島を回ろうと思っていましたが、敢えなく断念。
レンタカーを借りました。

まずは、夕食。
月曜夜ということもあり、定休日が多い。
レンタカー屋のお兄さんに聞いた、宿の近くの居酒屋に傘が意味をなさないほどの風雨とともに来店。

お店の名前は笑助。

あまりの悪天候でお店の外観を撮ることができず。

ご夫婦でやっていらっしゃる地元の方に愛されている居酒屋さん。

カウンターにはおかずの数々。
これは当たりのお店だ。

翌日の天気を心配しつつ、早めに就寝。
宿泊した宿は、oasis オアシス

1階はレストラン、2階が宿泊。
メニュー表も素敵





絶対に美味しいに違いないとピザを楽しみに宿泊したのですが、なんと宿泊した月火曜日は、連休。
非常に残念でした。

でも、オーナーの山本さん(50代くらい)とゆっくりお話しました。
ご自身のお母様の代から、1泊2食付きの民宿をやっていらっしゃったそう。
日本各地でピザを学んできた息子さんが島に戻って来たタイミングで、1階はレストラン、2階を宿泊に改装。
そして宿のスタイルも変えたそうです。

時代に合わせてね。と山本さんはおっしゃていました。
3月下旬からは第3回目となる瀬戸内国際芸術祭も開催されますし、若い観光客の方が増えているのだと思います。

oasisで出しているスイーツは山本さんの手作り。
息子さんは連休を利用して、四国に波乗りに行っているとおっしゃっていましたが、
ピザを焼く息子さんと、山本さんご夫妻が知恵を出し合い、お店を切り盛りしていることが伝わってきました。

そして、朝食

パンは、ピザ生地をもう少し発酵させて焼いてくれたもの。 
味わって頂きました。

その後、風は冷たいけど、少し日差しも感じられる中、小豆島を巡ってきました。

小豆島といえば、オリーブ、そうめんが有名ですが、
江戸時代から醤油作りが行われており、醤油蔵や佃煮屋が軒を連ねている場所があります。
「ひしおのさと 醤の郷」
と呼ばれている地区に足を伸ばしました。

訪れたのはヤマロク醤油さん。
大磯の「桃の家」さんが使っていたお醤油。
桃の家さんから話を聞いていたこともあり、行きたいと思っていたお醤油屋さんです。
車を降りると、日本人のDNAに訴えかけるお醤油の香り。



左のミニチュア木樽
「醤の郷」のお醤油屋さん佃煮屋さんの表札代わりになっています。


衣類のホコリをはらい、蔵の見学をさせてもらいました。
壁は土壁。
桶は100年以上前のものも。
樽は高さも直径も2M以上。

小豆島には、木桶によるお醤油作りをしているところが何軒かありますが、
ヤマロクさんのすごいところは、吉野杉の木桶を自分たちで作るプロジェクトを始めているところ。

木桶は、発酵に欠かせない微生物が住み着く唯一の容器だと蔵の見学をしながらお聞きしました。
確かに、桶の表面にはたくさんの菌がくっついていました。
生きている桶です。

今、醤油を仕込めるほどの大きな木桶をつくっている会社は、日本で1社のみ。
このことに危機感を覚え、その木桶さんで修行をし、
小豆島の大工さんとともに、新しい木桶を小豆島で作ったそうです。
そんな木桶で醸造したお醤油が味わえるのは、ありがたいことです。

帰ってから、唯一の木桶屋さん大阪の藤井製桶所のページを見てみました。
熱い思いを持ちながら、木桶を作り続けていることが分かりました。


お腹もすいてきたので、森國酒造でランチタイム。
小豆島唯一の酒蔵。
閑散期、クローズしているお店も多い中、森國さんは営業していました。


もともとは佃煮屋さんだった建物を改装してショップ兼、レストランに。
頂いたのは、酒粕グラタン。
とても美味しいグラタンでした。


古いものが上手に使われています。


車でなかったら、利き酒セットを飲みながらのランチがいいかも。

隣にはベーカリーも併設。

酒粕コッペパンと、コーヒーを頂きました。
窓からは手入れされた庭が見られ、心地よい時間が流れています。


帰りに訪れた中山農村歌舞伎舞台。

舞台は茅葺き、客席は緩やかな斜面に石がしいてあります。
地元の人が演じる郷土芸能、見てみたいなと思いました。

農村歌舞伎の名の通り、周りは棚田。
水が張られ、緑になった田んぼは美しいのだろうなと想像しました。

最後はここ、小豆島88所霊場72番 瀧湖寺奥之院、笠ヶ瀧寺。

この階段を上がり、さらにこの鎖づたいに上っていった場所にあります。


小豆島には山や谷の自然の地形を生かした山岳寺院があると、ガイドブックで見ていましたが、
この寺院へのアクセスは想像を超えていました。
家族の健康をお祈りし、神聖な空気を吸ってきました。
この寺院からの眺めも素晴らしかった。
旅行を決めたときに浮かんだ、瀬戸内の景色が見られました。

私が手に持っている本は
アスペクト社が発行している
松鳥むうさんの「ちょこ旅」シリーズ

島旅をメインにした本を書かれているむうさん
伊豆諸島の旅でも、沖縄離島に行く際も、いつも片手にはむうさんの本。
今回もとてもお世話になりました。

小雪も、ちらつく寒い寒い小豆島でした。
観光客は、ほとんど見かけず、島の多くの方に、
「なんでこの時期に来たの?」と。

繁忙期には難しい、ゆっくりと流れる島時間を楽しみ、島の方とのおしゃべりを楽しんできました。
帰ってから、もう一度、映画「八日目の蝉」を見て、号泣しながら、小豆島にまた呼ばれるだろう思いました。









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