四畳半同様、ギャラリーも今月、来月と2ヶ月通しの展示となります。
伊東正明さんのKOPCUPS展
昨年末の展示に続き、2度目のコップカップス展
ナラヤカフェのギャラリーを見てくださるのは、海外の方、旅行の方も多いので、持ち帰りしやすいコップやカップ、小さめの器を中心に作品を作って下さいました
カフェで展示をしてもらう前から、私は伊東さんの器のファンで、なんでもないいつもの料理が美味しく見える器だと実感しています
こんな風に壁にマグカップがかかっています
左からsui
真ん中はAfrica
一番右は氷雪のシリーズ
どのシリーズも、同じくらい素敵です
伊東さんは、湯河原で作陶されています
湯河原はみかん畑が多く、農家さんからもらった剪定されたみかんの枝葉を灰にして、釉薬の原料にしていらっしゃいます
みかんの灰に含まれる鉄分が、化学変化を起こして、ガラスのような薄水色になるそうです
伊東さんは写真も上手で、今回、器を作るときの風景写真も一緒に展示してくださっています
最後にプロフィールの言葉が伊東さんらしくて、沁みるので、載せておきます
『心やすくて、安全で、なんでもないけどいつの間にか食卓に並んでいる。
そういう暮らしのための器のつくり手でいたいと思います。
皆様が小さな幸せ感じられることを願い、これからも仕事に取り組んでいきたいと思います。
使い込むほどに味わい深く変わりゆくみかん灰のうつわをお楽しみ下さい』
開口部から見える桜の木も葉っぱが落ち、冬支度です
今年の夏、ギャラリーにエアコンを入れたので、今年は足元まで暖かいギャラリー席です
ブックスペースには薪ストーブ、カフェ棟にはペレットストーブを入れてお待ちしています
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