NARAYA CAFE のできるまで

歴史あるリゾート、箱根宮ノ下駅前で、古い建物を利用したカフェ&ゲストハウスをオープンするため、改装にはげむ日々を綴る

15周年によせて

2022-09-24 19:29:27 | 2022シーズン

昨日、9月23日をもちまして、NARAYA CAFEは開業15周年を迎えました。

時は経つもので、店を始めた頃30代だった我々も、まもなく50歳となります。

その間、噴火・台風・コロナ渦と道は平坦ではありませんでしたが、そもそも平坦でない人生を求めてはじめたこの仕事。

これからも先の読めない時代をとことん楽しむためのツールとして、我が店を最大限活用していきたいと思います。

 

開業以来、常にどこかが工事中だった当店ですが、今年は過去最大規模の工事を行っています。

コロナ渦によって当然業績は落ち込みましたが、悪いことばかりではありませんでした。

日々の仕事でいっぱいいっぱいだったコロナ前には不可能だった「立ち止まる機会」を与えられたこと、コロナ特例的な中小企業向けの融資や補助金など資金面でのバックアップが得られたことです。

 

もちろん資金が得られたとしても今までのやり方を変えるわけではなく、ひとつひとつ納得のいく形で丁寧に空間を作っていきたいという思いは変わりません。

折しも開業15周年を迎えるこの9月に目標を据えて工事を進めてきましたが、どかーんと一気にオープンするのは我々らしくないし、そもそもそんな事は、はなから無理だったとわかりました。

そこで、セクションを3つに分けて、段階的にオープンさせていくことにしました。

 

 

<その1:足湯の新設>

足湯席が8席増えます(ました)。

かつてテラス席だったこのスペース。15年間雨や湿気・雪にさらされウッドデッキの痛みがひどかったため、デッキを張り替えるのと同時に足湯席化することにしました。

こちらの席はこの夏、夏休みシーズンの到来とともに供用を開始しました。

これまで繁忙期や悪天候時に足湯の順番待ちが生じ、ひどい時には1時間近くお客さんを待たせてしまうことがありました。

けれど、こちらの(新)足湯が出来たおかげで、平日はほぼ足湯待ちがなくなりました。

テント製の屋根と可動式のビニールシートもあるので、大雨でも(景色は犠牲になりますが)快適に足湯が出来、今後は冬の極寒の時期にも効果を発揮することと思われます。

 

 

<その2:サウナ営業>

なかでも一番大きな変化となるのが、新しい業態としての「サウナ営業」の開始です。

なぜサウナかということを話すと長くなるので、詳しくはNoteの記事をご覧ください。

(これから長文の記事は上記Noteのアカウントを使って発信しようと思っております)

サウナというと、男女別大浴場に設置された裸で入るものを想像されるかと思いますが、NARAYAで始めるサウナは

水着着用・男女混浴

です。どちらかというとアウトドアサウナに近いものになります。

貸出用のサウナポンチョのデザインも決まりました。(↑写真)

今流行りのサウナですが、当店のコンセプトとしては、サウナが主目的というよりは、あくまで「NARAYAの空間を楽しむためのツール」としてサウナを捉えています。

サウナで談笑し(「黙浴・黙蒸」なんてことは書きません!)、箱根の山を眺めつつ外気浴を楽しむ施設にしたいと思います。

 

なにぶんあまり前例のないサウナ施設なので、現在、なんとか保健所の認可の最終段階までたどり着いた段階です。

認可が下り次第、ひとまず年内はプレオープンという形で営業をスタートする予定です。

開業のお知らせまでしばしお待ちください。

 

<その3:イベント広場「Onsen Terrace」>

NARAYA CAFEと兄弟店ともいえる「宮ノ下あじさい坂上 森メシ」との間が空地となり、そこを広場に整備したいという構想が盛り上がったのが2年ほど前でした。

昨年3月にクラウドファウンディングによって100万円あまりの資金が集まりましたが、斜面の土留めなどから始めなければならず、さらなる資金の手立てがなく、手付かずのままでした。

ですがこのほど補助金が得られ、足湯の新設とサウナ事業がはじまったことにより、この広場「Onsen Terrace」整備への道が拓けました。

宮ノ下駅前通り「あじさい坂」から直接広場へと階段で降りることができ、さらにNARAYA CAFEの足湯、サウナエリアと繋がっていますが、ここはあくまでオープンな広場。

お弁当を持ち込んで食べるもよし、楽器を持ってきて弾いたりしても良いパブリックなスペースです。(管理はNARAYAが行いますが)

広場へと降りる階段はイベント時には観客席として使える(段に腰かけたり、階段下にゴザを敷いて座ったり)ようにデザインされています。

ではどこがステージかというと、、、、

 

↑コンクリートで囲われた四角い部分です。

 

いわばこの「Onsen Terrace」は宮ノ下の玄関口、「あじさい坂」に賑わいをもたらすまちづくり事業です。

完成は今年の年末くらいを想定しています。(2023年の箱根駅伝にはお披露目できると思います)

 

その成果はすぐには実現できないかもしれませんが、外国人観光客がごった返していたコロナ以前のような賑わいが戻ったら、表現する人たちが集い、いつもどこかで楽器の音が聞こえる、ヨーロッパの街角のような一角が宮ノ下駅前に出現しているかもしれません。

この広場は、そんな「未来への投資」です。

時間をかけて育てていきたいと思っています。

 

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