blueglassの向こう側

厚木市議会議員「奈良なおし」の思うことをそのままに

厚木ジャズナイト2016(2日目)

2016-08-26 22:23:51 | 厚木のこと
厚木ジャズナイト二日目。
自治会のパトロール前に立ち寄ってみました。
金曜日であり、”桑まん”こと桑野信義さんの登場もあり、場内はとにかく人、人、人…



すさまじい動員力に圧倒されながら、桑野さんの演奏の一曲目を聞いて会場をあとにいたしました。

厚木ジャズナイト2016/商工会議所青年部・広報研修委員会

2016-08-25 16:48:35 | 厚木のこと
今日25日、明日26日は厚木ジャズナイトです。目玉は明日26日の桑野信義さん。
この後、教育委員会と商工会議所で会議が続くので先に立ち寄ってみました。


プログラム(市役所サイトから引用)
平成28年8月25日(木曜日)
15時00分から15時20分【20分】 神奈川工科大学JAZZ研究部
15時30分から15時50分【20分】 東海大学「Swing Beats Jazz Orchestra」
16時00分から16時20分【20分】 東京農業大学「Sunny Side Jazz Orchestra」
16時30分から16時50分【20分】 森岡マレーネ典子バンド
17時05分から17時20分【15分】 開会セレモニー 
17時35分から18時05分【30分】 ハマトラジャズ倶樂部
18時20分から18時50分【30分】 林 実里
19時05分から19時45分【40分】 日産B&SJAZZオーケストラ
20時00分から20時45分【45分】 Atsugies(本厚木キャビンSpecial)

平成28年8月26日(金曜日)
15時00分から15時20分【20分】 北里大学「New Count jazz Orchestra」
15時30分から15時50分【20分】 専修大学「MJAブルーコーラル」
16時05分から16時35分【30分】 厚木あゆコロちゃんスーパージャズ楽団
16時50分から17時10分【20分】 Hula&Tahitian dance LOCO ALOHA
17時25分から18時05分【40分】 太田昌宏バンド(マッカーサーギャレッジ Special)
18時30分から19時00分【30分】 Nakajima Band
19時15分から19時45分【30分】 桑野信義
20時00分から20時45分【45分】 在日米陸軍軍楽隊相武台スウィング


商工会議所では青年部の広報研修委員会。
鮎まつりの反省と、若手経営者塾の打ち合わせを行いました。



商工会議所会員に配布される広報誌「さぽーと」の9月号の表紙を青年部でいただき、青年部と若手経営者塾のPRをさせていただくことになりました。この広報誌は9月初旬に会議所会員の皆様に配布されます。



リオ五輪・閉会式のプレゼンから考えること

2016-08-24 17:06:36 | 政治
リオ五輪閉会式で行われた我が国のプレゼンテーションが良くも悪くも話題になっています。



東京新聞の記者が原発事故を連想させた…なんてのが悪い話題もありますが、それは個々人がどう感じたか?という話なのでここではふれません。

ただ、世界で認知されている日本のコンテンツ産業から描く日本のビジョンとしては一つの考え方なので、ここに触れてみます。

日本のコンテンツ産業(映画、アニメ、テレビ番組、音楽、ゲームなどの総称)はマーケットの規模としては12兆円程度で世界第2位を占めています。ただ、日本国内のマーケットは、人口のピークアウトもあって成長は横ばいとなっており、持続的な成長を行うためには海外に打って出る戦略が必要になります。

2014年に行った博報堂のGlobal HABIT調査では、日本から連想する「モノ」や「サービス」の1位が「家電・AV製品」、次いで「デジタル製品」、3位が「自家用車」、その次に「マンガ/アニメ」がランクインするほど認知度は高いのが実情です。


(2014年博報堂のGlobal HABIT調査をそのまま引用)

経済産業省のまとめによれば、2013年の日本に由来されたコンテンツの海外での売り上げはアニメが169億円、家庭用ゲームソフトは1兆2千億円と決して馬鹿に出来ない額になっており、ここを伸ばすことがアベノミクス等でも言われている「成長戦略」のひとつに据えられると考えることができるのです。

特に4年後の東京五輪を見据え、これから日本が取るべき戦略としてはクールジャパン戦略が取られているわけですが、具体的なアクションプランとしては
(1)日本の魅力を効果的に発信し、日本ブームを創出し、
(2)現地で稼ぐための専用チャンネルの確保や、関連商品の開発や販売を行い、
(3)日本ファンが東京五輪を機に日本に遊びに来て大きく消費してもらう
…という3段階で日本のコンテンツ産業から成長戦略を描き、行動していく必要はあるでしょう。

先述した日本から連想するモノやサービスの1位~3位はすべて今後中国などが力を入れてくる分野であり、当然この分野で戦う必要もあるわけですが、コンテンツ産業だけは他国が真似できない分野で、つまりは、まだ十分に伸びしろがあって、こうした布石が閉会式のプレゼンテーションであったと考えれば、ふに落ちることですし、歓迎すべき話なのだと思います。

2016年度コンクリート技士研修会

2016-08-23 10:09:13 | 仕事のこと
昨日は台風の中をコンクリート技士研修会に行って勉強して参りました。
コンクリート技士はコンクリートの製造、施工、配(調)合設計、試験、検査、管理および設計など、日常の技術的業務を実施する能力のある技術者とされ、私は現場監督時代の22歳の時に当時仲良くさせて頂いた生コン工場の検査員の方から色々教わって、猛勉強して取得をした資格です。



4年に一度更新があるのですが、技術は日進月歩の世界。更新時に丸1日の更新講習を受け、最新のコンクリート技術事情や、JISやISOの最新動向を学びます。
例えば、住宅の基礎に使う生コンは24n/mm2が主なのですが、私が20代前半の現場監督時代、設計強度70N/mm2の生コンを配合してますよ!といったら「凄い生コン使ってますね!」と言われる時代でした。あれから20年。既に120N/mm2の生コンが普通に実用化され、まもなく200N/mm2が実用になるという状態です。

生コンの強度が強くなるということはその分、小さい部材でも必要な強度を受け持つことができ、部材が小さくなると言うことはその分材料を使わないことになり、材料が少なくて済めばコストダウンにもつながります。新たな技術は巡りめぐって消費者のみなさんのお役に立てるものなのです。

その意味で丸一日の勉強でしたが有意義な講習でした。関係者の皆様ありがとうございました。

台風9号、厚木市では19万人に避難勧告

2016-08-22 23:47:57 | 厚木のこと
まずはじめに、今日の水害警戒にあたった消防団や行政のみなさま、お疲れさまでした。
(写真はfacebook友達や、LINEつながりの方から頂戴致しました)





台風9号の接近に伴う大雨が関東を襲い、厚木市内を流れる荻野川や玉川で氾濫危険水位を越え、11時ごろから避難勧告が相次いで発令されました。こういう事があると、いろいろと話題になるわけですけども、「22.5万人の厚木市で19万人に対して避難勧告を出したって、収容できる避難所なんて無いじゃないか!」というご意見を頂戴しました。そうですね。その通りです。

この場合、どのように読み取るべきか?なんですが、「避難してください」は「避難所に逃げてください」では無いんです。

まず、災害に関する情報は危険度の低い順に「避難準備情報」「避難勧告」「避難指示」とあって「避難準備情報」は、今後、避難勧告が発令される可能性が高い時に一般住民に避難の準備を促す段階で発令され、お年寄りや身体障害者など、移動に時間がかかる災害時要援護者を、早期に避難させるため呼びかけるものとして用いられます。

次に「避難勧告」は、災害の発生する恐れがある場合に、避難のため立ち退きを勧めるものとして用いられ、最後に「避難指示」は、災害が発生している、もしくは発生する恐れが非常に高いと判断された時に出され、避難勧告よりも危険が切迫し、避難のため立ち退きさせる目的で発令されます。



そして「避難してください」という意味ですが、避難行動は屋外の安全な場所へ移動する「立ち退き避難」と、屋外が危ない場合は緊急的な「屋内での安全確保」の2類型があります。日本では長らく「立ち退き避難」が主だったのですが、2013年に定義の変更が行われ、屋内での安全確保も避難行動に含まれるようになりました。

自治体などが指定する避難場所への移動が危険な場合は、自宅、近隣、親戚、友人の家や、今回のケースは水害想定となる為、団地、マンションなどの高い建物などへの移動などなど、考えられる範囲での安全確保が本質であって、その範囲内の行動が適切とされています。

従って、今いる場所が水害被害の想定が明らかに無い場所であれば、或いは、土砂災害のリスクが無いと考えられれば全員が全員逃げる必要はないというのが答えになります。ただ、この辺の意識が醸成されないままかれこれ3年近く経過し、本当に危ない場所なのか、どうなのか?という部分も置き去りにされている背景は否めない状況であるので、本当の緊急事態に対応できるかどうかが極めて難しくなっているような気がしています。

ハザードマップ作りも急務ですが、その土地土地に併せて水害リスクがどうなのか、土砂災害リスクがどうなのか?を今以上に細かく取捨選択してわかりやすくする必要性はあるでしょう。

もうひとつ「防災無線の声なんか聞こえないよ!」という意見も頂きました。我が家でも家族がいましたが、聞こえなかったようです。防災無線の設置は音の問題があり、なかなか難しいのも現状で、それを補完する意味で、2011年から厚木市ではエリアメール(他、auやソフトバンクも対応済み)も使えるようになったはずですが、今回は使わなかったようです。おそらく市で使っているケータイSOSネットで告知したから良い…と判断したのではないかと思いますが、そうだとすれば、甘く見ているのではないか?と指摘させていただきます。

ケータイSOSネットは登録者のみが使え、NTTドコモ等が提供するエリアメール等(他のキャリアもあります)はその地域にある携帯キャリアすべてが対象です。私も昨日、一番雨がひどかった9時台に横浜へ移動していましたが、相模原市や町田市からのエリアメールを受信しています。私の情報では伊勢原市も活用したとの情報を得ていますが、厚木だけやらなかった状態のようです。







市内では飯山、栄町や中町では冠水被害もあり、たかが30cmの冠水…と思ったのでしょうが、相模原市では30cmの冠水でも死者が出ています。こうした情報もいち早く届け、危うきに近寄らせない情報提供は必要なのではないか?と思うばかりです。