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京都でリニア新幹線誘致の決起会

京都府・市・商工会議所などが、リニア中央新幹線を誘致する為の決起会を開いたとのことです。
約300人もの出席があったらしく、京都は誘致に向かって本気モードに入っています。


京都新聞 2014.1.17 http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20140117000171

以下引用

リニア京都駅実現を 府、市、京商が共同宣言

京都府と京都市、京都商工会議所などでつくる府中央リニアエクスプレス推進協議会は17日、リニア中央新幹線京都誘致の決起会を京都市上京区のホテルで開き、京都駅ルートの実現や東京-名古屋間と大阪-名古屋間の同時開業を求める共同宣言を採択した。

 リニア誘致の意気込みを内外に示し、オール京都の団結力を高めるため初めて開いた。地元国会議員や府議、市議、経済人ら約300人が出席した。

 山田啓二知事は、国が「奈良市付近」を通る現行ルート案を1973年の基本計画決定以降一度も議論していないと批判し、「次の世代に責任を持つ人間としてオール関西でしっかり議論しなければならない」と強調した。

 門川大作市長も「日本全体にとって最適なルート設定が必要」と訴え、「精神文化の拠点都市・京都を日本の国土軸から外していいのか」と現行計画に疑問を投げ掛けた。

 現行計画では大阪-名古屋間の開業は2045年で、東京-名古屋開通から18年も遅れる。立石義雄京商会頭は「東京一極集中が加速し、関西の相対的な地位低下が一層進む」と警鐘を鳴らした。

 この後、波床正敏大阪産業大教授が講演したほか、建築家高松伸氏が制作したリニア京都駅のイメージ映像も披露した。

 協議会は今後、府リニア中央新幹線推進協議会に改称し、国やJR東海などへの要望活動を強めていく。



地元国会議員や府議、市議を含めた「オール京都」で「京都駅ルート」を誘致していこうという強いアピールですね。 共同宣言は「京都駅ルートの実現」「東京-名古屋間と大阪-名古屋間の同時開業」を求めているみたいですが、このブログで以前から言っているようにこの2つは相反するもの。 どちらかを求めれば、どちらかを諦めなければならないでしょう。 この点は京都はどう考えているのでしょうかね。 両立が可能であると思っているのでしょうか。


そういった事など、京都誘致には色々な課題があると思いますが、産経新聞がその課題について記事を載せてます。


msn産経ニュース 2014.1.18 http://sankei.jp.msn.com/region/news/140118/kyt14011802560004-n1.htm

以下引用

リニア誘致 京都で決起会 京都駅ルート 課題は山積み

オール京都で、リニア中央新幹線の京都駅ルート誘致を目指すために17日に開かれた決起会。山田啓二知事は「どういう中央新幹線をつくれば一番幸せになれるかを訴える必要がある」とアピールした。京都の各界から約320人が集まり盛況だったが、多くの課題も浮き彫りになっている。

 現行計画では名古屋-大阪間の開業は平成57年と東京-名古屋間から18年遅れる。京都商工会議所連合会の立石義雄会長があいさつで「首都圏の一極集中が進む」と危惧したように、全線同時開業は悲願だ。

 一方で京都への誘致と同時開業を両立させようとすると、残された時間は少ない。講演した大阪産大の波床(はとこ)正敏教授(交通計画)は、「全線同時開業なら突貫工事で工期は約6年。京都駅ルートを実現するには、現時点で時間的にはかなりタイト」と述べる。

 府内でも京都駅ルートで一本化されているわけではない。関西文化学術研究都市(学研都市)に近い精華町議会は昨年12月、「京都市と奈良市との中間で、交通アクセスがよく、関西の発展につながる」として、学研都市中心部への設置を求める決議案を賛成多数で可決した。

 山田知事自身は、「そういう動きも含めて議論が進めばいい」と話すが、奈良市に近い自治体の首長らからは「どこに置こうが変わらない」「リニアが通っても税金が増えるわけもない」との声も漏れる。(池田進一、飯塚隆志)



京都ルートとしては、[JR京都駅ルート」の他に、「学研都市ルート(京都府内)」を京都府精華町が議会で決議しています。 ただこれは、「オール京都」の名の元に存在がかき消されているように感じます。 京都としては一番可能性があるルートだと思うのですが。 しかし記事によれば、奈良市に近い自治体の首長らからは「どこに置こうが変わらない」「リニアが通っても税金が増えるわけもない」との声も漏れる とのことなので、なかなか京都の中でも難しい状況になっているみたいですね。

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奈良市、JR奈良駅西側(旧ホテル用地)売却へ

以前、奈良市がホテル誘致を目指していたJR奈良駅西側の市有地が売却される方針になったということです。
宿泊施設・商業施設の誘致を目指しているとのことなので、今度は成功してもらいたいと思います。


YOMIURI ONLINE 2014.1.11 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/news/20140110-OYT8T01221.htm

以下引用

JR奈良駅西側 売却へ…市、開発案募る

奈良市は10日、JR奈良駅西側の市有地約2500平方メートルを最低価格6億8300万円で売却し、ホテルなどを開発する事業者を公募型プロポーザル(提案)方式で募ると発表した。高さ40メートル以下の宿泊施設や商業施設の開発を見込んでおり、マンション単独での建設は認めないとしている。

 この市有地を巡っては、市がホテルの誘致を目指して2007年、東京の不動産管理会社に売却。外資系ホテルの進出を見込んでいたが、同社が08年、東京地裁に民事再生法の適用を申請したため、09年に市が土地を買い戻し、現在、駐車場として利用している。

 応募要項は市管財課で2月5日まで配布し、同月6~10日に受け付ける。寄せられた提案は福井重忠副市長ら7人でつくる審査委員会で検討し、3月上旬に売却先を決める予定。仲川元庸市長は「様々な客のニーズに応えられる宿泊施設ができることを期待したい」としている。

 問い合わせは市管財課(0742・34・4724)。

(2014年1月11日 読売新聞)



  

  

                   2枚とも奈良市ホームページより


やっとJR奈良駅西口側が動き出しましたね。 多くの応募があるのを期待したいです。
しかし、前回は「平城遷都1300年祭」前なので、今回は少し厳しいかもしれません。 「東京オリンピック」「訪日外国人数増加」などの効果を利用して、奈良の玄関口の活性化の為に頑張って欲しいですね。


それでも応募が厳しければ、高さ制限、容積率の緩和も視野に入れて、この場所をどう開発していくか検討しなければいけないでしょう。 まあ、高さだけの問題ではないと思いますが、それも一つの要因だと思います。
こんなことを言ったら「薬師寺大池ファン」から怒られるかもしれませんが(笑)


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リニア中間駅 亀山・奈良県北部(学研都市)の可能性が

中日新聞が1月3日朝刊の1面で報道したみたいです。
ネット上で記事が見当たらないので、要件だけを書きます。


1.JR東海首脳への取材である。 ルートとして三重県、奈良県に中間駅を造り、新大阪駅につなげる。

2、三重県は亀山市、奈良県は県北部の学研都市地区を挙げた。

3、既存交通網との接続が出来る場所

4、奈良は地下駅を想定(ビックリ)

5、ルート確定時期は環境アセスに着手してからで、現時点では未定


だいたい以上の事が報道されたわけですが、奈良駅がまだ最初の設定の「地下駅」だったとは驚きました。 そもそもJR東海の山田社長が、建設費削減の為奈良を地下駅から地上駅にする方針を表明していたのではなかったでしょうか。
朝日新聞2011年12月9日
地下駅は2200億円、地上駅は350億円と言われています。 JR東海首脳の発言が正しければ、中間駅建設費削減よりも遺跡の心配の少ない大深度地下通過案(最初の案)に戻ったと言うことですね。

候補が「地下駅」になると、奈良県の候補地の中で「奈良市」案が俄然有利になりますね。 というかJR東海が候補地を挙げているのでほぼ決まりでしょう。 僕は「地上駅」では場所が確保できないので「奈良市」案は無いと思っていましたが、「地下駅」では仕方ないですね。 でも、「大和郡山」案が奈良県にとってベストな案であることは変わっていませんが(笑)


環境アセスが残っているのでまだどうなるか分かりませんが、この発言が奈良県の候補地一本化に影響を与えることは避けられないでしょうね。 「大和郡山」案の33市町村の反応はどうでしょうか。 品川~名古屋間の着工も秋には予定されており、今年はリニアの話題で盛り上がりそうですね。


最後に、JR東海の想定する中間駅の場所なんですが、やはりJR平城山駅もしくは近鉄高の原駅付近でしょうね。 でもそうすると駅前周辺の大規模な開発は望めません。 周辺の土地形状、住宅地化で「ターミナル駅」としての整備は難しいと思います。 道路整備くらいは出来ると思いますが。(これはあくまで奈良県側の話)

奈良県として「ターミナル駅」整備を考えると、「JR奈良駅」もしくは「近鉄奈良駅」が重要になってくると思います。 ちょうど大阪の新大阪、梅田の関係みたいに、新大阪に新幹線で着いて梅田に移動するみたいな感じです。 その意味で、「JR奈良駅」「近鉄奈良駅」周辺の再開発が欠かせません。 高さ制限緩和を含めて、都市整備計画の見直しが必要になってくると思います。 「リニア奈良駅」効果で奈良県を活性化させるのは「まちづくり}をしっかりやること、これしかありません。

僕は、奈良市市街地では開発の制限が厳しく「ターミナル駅」化は難しいな、と思っていました。 それで「大和郡山」案を考えていたのですが、もし「JR平城山駅」付近に決まればある規模の規制緩和は必要になってくるでしょうね。 「リニア奈良駅」が出来ることで、今まで奈良観光に不便を感じていた観光客の訪問が期待されます。 そのような観光客をしっかり迎えるために商業施設などの周辺整備が必要になってきますね。

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