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京都駅リニア誘致 少し暴走ぎみ?

京都の寺社、府私立幼稚園連盟他が「リニア京都駅」を誘致する為に「京の会」を発足させました。 どうしても京都にリニアを呼びたいのは分かりますが、少し暴走のような気がします。

YOMIURI ONLINE 2013.10.29 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20131029-OYT8T00742.htm

以下引用

京都駅リニア誘致 幼稚園連など後押し

リニア中央新幹線の京都駅誘致を目指し、京都の寺社や府私立幼稚園連盟、西陣織工業組合など約60個人・団体が28日、「『リニアを、京都へ。』京の会」を発足させた。

 国の整備計画で「奈良市付近」となっているリニアの駅については、府や京都市、府商工会議所連合会などでつくる「府中央リニアエクスプレス推進協議会」が誘致活動を展開。

 こうした動きを民間でも後押ししようと、市の京都観光おもてなし大使を務める高台寺(東山区)の後藤典生執事長が呼びかけ人となり、京の会を設立した。

 この日は、リニア誘致に向けて制作した伏見城客殿をCGで再現したポスターを門川大作市長に贈呈。後藤執事長は「リニアを京都に通すことは国益に合致する。まずは京都市民に働きかけたい」と話し、門川市長も「未来を見据えた主体的な取り組みで心強い。これからもしっかりと努力していきたい」と述べた。

 同会は今後、ポスター8000枚を賛同者に配るほか、街頭で署名活動を行って国にアピールする。



「『リニアを、京都へ。』京の会」には府私立幼稚園連盟が参加されているとの事。 今の状況では「京都駅ルート」は相当厳しいと思うのですが、そんな活動に幼稚園児の「夢」を持たせていいのでしょうか。 もし誘致に失敗したらそのショックは計り知れないものになると思います。 何よりも「京都駅ルート」を誘致するという事は、すでに決定されている「奈良ルート」からルートを奪うという事。 そんな長年、奈良県民が抱いていた「高速鉄道」の夢を打ち砕く活動に幼稚園児を加えるのはどうかと思います。 大人の事情であるならば大人で解決しましょう。

京都の動きがにわかに活発になってきました。 それだけ「リニアルート」は京都にとって大事なものなのでしょう。 リニアは「ビジネス用」、東海道新幹線は「観光用」になると言われています。 ビジネスの流れは「国土軸」を変えます。 「1000年の都」京都が「国土軸」に残れるか それは大変なことなのでしょうね。 誘致活動はさらに激しくなると思います。

一方、奈良のリニア誘致活動はのんびりしたものです。 安心感なのか県民性なのか、少しイラッときますね(笑) 奈良県が仲介して、早く駅の統一候補を決めるべきだと思います。 最終的にはJR東海が決めることですが、「奈良の意思」は見せるべきですね。 候補を絞り奈良県民が一丸となって「リニア奈良駅」の実現に努力しましょう。 大阪までの「早期開業」が現実味を帯びている中、奈良の姿勢を見せましょう。 荒井知事も積極的に頑張って欲しいと思います。
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リニア全線同時開業に一歩前進?

JR東海が17日の記者会見で、リニアの全線同時開業に関し前向きな発言を行いました。 あくまでも前提条件があるのですが、いままでの完全否定に比べれば一歩前進であると思います。


日本経済新聞 2013.10.17 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD170NW_X11C13A0TJ2000/

以下引用

リニア全線同時開業、建設費支援あれば「検討」 JR東海社長

東海旅客鉄道(JR東海)の山田佳臣社長は17日の記者会見で、9兆円の建設費を自己負担するリニア中央新幹線について「(無利子融資など資金調達面で)国から特別な配慮のある提案があれば(受け入れを)検討したい」と述べた。

 自民党の近畿地方選出の両院議員会が、政府の責任で大阪までの同時開業を目指すよう決議したことを受けた発言。同社は2027年に品川―名古屋間、45年に新大阪まで延伸する2段階の開業を予定しているが、与党や産業界には国費を投じて早期の全面開業を求める声が強い。



「国からの特別な配慮」があれば検討したい という事のようです。 ようするに資金の問題ですね。
この件について他メディアで少し詳しく伝えています。


Sankei Biz http://www.sankeibiz.jp/business/news/131018/bsd1310180502001-n1.htm

以下一部引用

山田社長は、リニア建設費で利子負担の低減や返済期限の長期化といった施策を「国が用意するという話があるなら検討する」と強調。その上で「こうした特別の配慮には非常に難しい問題がたくさんある。JR東海側から求めていくことはない」との姿勢も示した。


あくまでも国からの提案があれば という事で、JR東海からの要望では無い と言っているのでしょうね。 つまり、もし「国からの特別な配慮」があったとしてもこれはJR東海が望んだものではなく、自分たちは自分たちの考えでやっていく ということだと思います。

やはりJR東海は、東京~大阪全線開通でないと採算がとれないと思っているのでしょうね。 リニア中央新幹線は車窓を楽しむものではなく、時間短縮を目的にしているものと言われています。 東京~大阪間を1時間で結ぶのが最終の目標です。 これをしないとリニア中央新幹線の意味が無いと JR東海も考えているでしょう。

いかにJR東海主導でルート決定を出来るか。 その検討の中で2段階整備案が考えられたのでしょうか。 そんなことはないと思いますが、そう思わせる何かがありますよね(笑) まあどちらにせよ「同時開業」の可能性が出てきたことは嬉しいですね。

もし、名古屋~大阪間の開通が早まれば 「JR京都駅ルート」 はなくなりますね。 計画ルートを変更するだけで開業が遅くなってしまいます。 奈良も反発し、なによりもJR東海主導の整備では「京都ルート」は厳しいでしょう。 奈良の勝ちです(笑)

ただ奈良もルートは勝手に決められませんね。 JR東海の決める中間駅をいかに発展さすか このことに頭を使わないといけませんね。 


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国際級ホテル不可欠 県営プール跡地で荒井知事 

荒井正吾奈良県知事はホテル誘致をあきらめていませんでした。 まだまだ強い意欲を持っておられるようです。


奈良新聞 2011.10.3 紙面より一部引用

国際級ホテル不可欠 - 県営プール跡地

荒井正吾知事は2日、県営プール跡地(奈良市三条大路1丁目)周辺整備計画に関連して、国際級ホテルの誘致について「一本筋で来ている。他に立地できる所はない」などと述べ、あらためて強い意欲を示した。

 この日の県議会予算審査特別委員会で、宮本次郎委員(共産党)が「県営プール跡地の整備計画では、県の話は二転三転して先延ばし状態。かれこれ5年もたつ。思い切って一から計画を見直してはどうか」と追及。
 これに対し荒井知事は、国際級ホテル誘致の姿勢は揺らいでいないとして「発想を進化させているのであって、二転三転などとんでもない誤解。『日帰りで帰ってください』というのは奈良にふさわしくない」と、国際級ホテルの誘致は不可欠との考えを強調した。



5年もたってまだ誘致できないのはその土地がホテル建設にむいていないという事。 そもそも、ホテルを誘致するのに 「発想を進化させて」 考えなければいけないという事はありえないでしょう。 本当に適している場所なら誘致しなくてもホテルは建ちます。 荒井知事は少し意地になっているように見えますね(笑)

荒井知事は今まで、リーマンショックや「奈良がホテル建設の検討対象になっていない」という事を誘致失敗の原因にされていました。 しかしこれだけ誘致活動をしていてまだ決まらないという事は、他に原因があるのではないか というように考えなければいけないでしょう。 大阪や京都のように業界が造りたい場所にはちゃんとホテルは出来ています。 もう一度よく検討してもらいたいと思います。

やはり県内でホテル建設のニーズがあるのは「近鉄奈良駅前」でしょうね。 近鉄の意向もそうだったみたいです。  参照 「奈良ビブレ跡地 高さ制限が問題に
景観は守られなければいけません。 ただその景観の中にホテルの建物が入ればそれだけでダメ というのはおかしいと思います。 大事なのはその景観が新しく「奈良の風景」になれるかどうかです。 洋風なカタチであってもそれが「奈良」に溶け込めばそれはそれでいいと思います。 古代奈良の都は国際都市。 田舎の景色は似合いません(笑)

全国最低クラスの宿泊施設数を解決するのには、ホテル業界のニーズにあった場所に誘致しなければいけません。 その為にも高さ制限など過度な規制を見直し、「国際観光都市」に見合った「まちづくり」をしていってほしいですね。
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関西経済界にとっての奈良 (リニアルート問題)

関西経済同友会の代表幹事より、リニア名古屋以西ルートの会見発言があったようです。 それは悲しいかな、今の関西経済における奈良の存在感を表しているように思います。


京都新聞 2013.10.1 http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20130930000135

以下引用

リニア、名古屋以西は議論を 関西同友会代表幹事が言及

関西経済同友会の加藤貞男代表幹事(日本生命保険副会長)は30日の定例会見で、リニア中央新幹線の名古屋以西のルートについて「関空と新大阪と京都を結ぶ方が経済効果が大きいという議論がある。関西としてどういう交通網がいいか議論すべき」と述べ、ルートを検討する余地があるとの見方を示した。

 名古屋-大阪間は「奈良市付近」を通ると国の整備計画で決まっているが、京都府や京都市、京都の経済界は京都駅ルートを主張している。加藤代表幹事は、増加が期待されるアジアからの訪日客を取り込む観点からも「一番いいルートを議論してそれに沿ってやるべき」と話した。

 また、JR東海は約9兆円の建設費を全額負担し、2027年の東京-名古屋間の開業から18年後に名古屋-大阪間の開業を計画している。同時に会見した鳥井信吾代表幹事(サントリーホールディングス副社長)は「リニアは将来の国民全体のインフラ基盤。国が(建設費を)立て替えて投資し、回収するなら国家財政にマイナスの影響はない」と、国が主導的な役割を果たすよう求めた。



おそらく、名古屋から京都を通り新大阪、そこから延伸して関空までということだと思います。 このようなルートが可能かどうかは分かりませんが、一番の問題なのは 決定している「奈良ルート」を変えてまで「京都ルート」にするのが経済効果が高い と考えていること。
奈良の経済効果を過小に評価し、まるで外国人観光客を呼び込むのには京都でないといけないというようなそんな感じですね。 京都以上に奈良がたくさんの観光資源を持っているのを知ってか知らずか。 しかし実際のところ 関西の経済界のみならず関西に住んでいる人々も同じような考えだと思います。 ほとんどの人が「奈良」を知りません。 奈良は「大仏」と「鹿」としか思われていません。
なぜ このようになったのか。 それは我々奈良県民が 「観光都市としての自覚」「ニーズに合った情報発信力」 を持っていなかったのが原因だと思います。 つまり自分たちの責任です。

奈良を一面からしか見ていない「奈良らしさ」にこだわり、「観光都市」としての経済性を無視して「まちづくり」を行ってきた結果だと思います。 あまりにも社寺にこだわり、一部の「奈良ファン」の癒しの場所になってしまいました。
しかし奈良は日本の首都が置かれた場所であり国家が生まれた場所。 本来 賑やかな所だったはずです。 奈良をもっと賑やかな街にするのは間違いではありません。
以前も書いたように思いますが、奈良は少し前までは「関西の遊び場」だったのです。 「奈良ドリームランド」「あやめ池遊園地」など現在ある「生駒山上遊園地」も合わせて3つも遊園地がありました。 特に「奈良ドリームランド」のプールは大阪の人たちにも人気で、夏のシーズンの時は新大宮の付近まで大宮通りが渋滞していました。 「あやめ池遊園地」にもプールがありOSK歌劇団があり、楽しめる場所がたくさんありました。
残念なのはその活性化している時期にしっかりとした「まちづくり」をしなかった事。 訪問客をつなぎ止める方策をしていなかった為、遊園地の衰退と一緒に街も衰退しました。 今問題になっているホテル誘致もその時にしっかりと考えていればよかったかもしれませんね。

最近少し新しい動きが出てきたように思います。 「ならまちカフェ」「若草山夜景」「なら燈花会」等 若者をターゲットにした{観光資源」が作り出されてきました。 音楽イベントでもFM802関連の「若草山ミュージックフェスティバル2013」が開催されました。 秋の「平城京天平祭」にもコンサートが行われるようです。 少しずつですがイベントは充実してきてるみたいですね。
あとはやはり「ハコモノ」ですね。 無駄な「ハコモノ」はいりませんが必要な「ハコモノ」はいります。 当たり前の事ですが。 都市格に合ったような「商業施設」「コンサート会場」「サッカー場」などが欲しいですね。

関西から見た奈良は存在感かありません。 でも本当はたくさんの「観光資源」を持ち、これからまだまだ発展していける京都を凌ぐ「観光地」なのです。 関西経済界からも注目されるそんな「奈良」になってほしいと思います。 
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