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リニア新幹線誘致 奈良市が本格始動

リニア中央新幹線の中間駅誘致に向けて、奈良市が庁内に「リニア推進本部」を設置した事が報道されました。
出遅れの感のある奈良市の誘致が本格始動しそうです。


奈良新聞WEB 2013.1.29 http://www.nara-np.co.jp/20130129091107.html

以下引用

奈良市が推進本部 - 誘致へ本格始動/リニア駅

 奈良市は28日、リニア中央新幹線・中間駅の市内への設置実現に向け、仲川元庸市長を本部長とする「市庁内リニア推進本部」を設置し、初会議を開いた。仲川市長は、31日に桜井市で開かれる「県・市町村長サミット」で誘致に向けての意見発表をする予定。

 同本部は、福井重忠、津山恭之の両副市長と中室雄俊教育長が副本部長を務めるほか、消防局長、水道管理者、総合政策部長など市の部長職の多くが参画。事務局は昨年末までに設置されたリニア推進室が業務を担う。



読売新聞も紙面で報道されています。

読売新聞奈良 2013.1.29

総務、総合政策の両部長ら部長級以上の19人で構成。2月中にも発足させる5つの作業部会で、誘致に向けたアプローチ法を調査し、同本部で協議する。
市は来年度、市内の観光業者や寺社などと連携を模索する協議会を設置する方針で、堀宏リニア推進室長は、「さまざまな視点で議論を深め、誘致の機運を盛り上げたい」としている。
  (一部抜粋)


奈良市の誘致活動が動いてきました。 31日に桜井市で開かれる「県・市町村長サミット」で意見発表する予定である とのこと。 中間駅候補地まで明らかにされるのでしょうか。 期待して待ちたいと思います。

リニア奈良駅は「奈良の未来」を決める重要な施設だと思います。 僕は大和郡山市案がいいと思っていますが、奈良市案で素晴らしいものが出ればそれでもありかな と思います。 ようするに「奈良の活性化」につながれば何処でもいいのです(笑)。 個人的に奈良市北部よりも南部の方が可能性があるかなと思います。 駅周辺のまちづくりプランを含め実現性のあるダイナミックな案を期待します。 かつての日本の首都であった奈良に活気を取り戻せるように、市長 頑張ってください。
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奈良ビブレ跡地 規制緩和検討も

仲川奈良市長が奈良ビブレの跡地に関して、規制緩和も検討するという考えを示しました。 奈良という観光地を考える上で大きな決断だと思います。

NHKニュース奈良 2013.1.24 http://www.nhk.or.jp/nara/lnews/2054426521.html?t=1359029200750

以下引用

ビブレ跡 規制緩和検討も”

奈良市の仲川市長は、今月20日に閉店した大型商業施設、「奈良ビブレ」の跡地利用をめぐり、建物の高さなどの規制緩和も検討する必要があるという考えを示しました。

奈良市の仲川市長は、24日の記者会見で今月20日に閉店した市の中心部の大型商業施設、「奈良ビブレ」の跡地利用について、「現状では市の都市計画で景観に関する規制があり建物の高さなどが制限されている」と述べました。その上で、「歴史遺産との共存を図っていくべき地域は守る必要があるが、それ以外の場所で過剰な規制は得策ではない」と述べ、今後、跡地にできる建物の高さや外観などについては専門家から意見を聞き景観への影響を踏まえながら、規制緩和も検討する必要があるという考えを示しました。

一方で仲川市長は、▼跡地にマンションが建つという見方が出ていることや、▼商業地の空洞化を懸念する声が地元で上がっているとした上で、「マンションは奈良市に定住する人が増えるというメリットがあるが、店や商業施設がある程度集まっていなければ商業ゾーンのにぎわいが欠けていく」と述べました。



奈良市長としては大きな決断であると思います。 高さ制限の見直しまでいくかどうかは分かりませんが、この規制が妥当なものかどうなのか 改めて検討できるいいきっかけになったと思います。 そもそも近くに近鉄奈良駅ビルがそびえ立っているのにこの跡地の高さがどれほど景観に影響を与えるのか、その景観もどの位置から見た景観なのか、県庁の建物はOKなのか。 色々この高さ規制には疑問があります。 しっかり検討して「観光地奈良」としてどう規制していくのか 真剣な議論を期待します。

このブログでも書いていたように景観は「どこまで許容できるか」ということが重要です。 なんでも規制すればいいものではありません。 今回のように商業地域にある建築物に規制をかけるのはそれ相応の理由がないといけません。 明らかに景観に重大な影響を与えるか、そのことで「奈良の価値」を大きく下げるか というような判断が必要です。 奈良中心地のそれも一等地で価値のある建物が建設できないというのは、経済的に「将来」の奈良の「衰退」を示していると思います。

「奈良の魅力」は市街地のすぐそばに世界遺産を含んだ「奈良公園」があるという事だと思います。 そういう意味で世界遺産とビルは、景観的に切り離すことが出来ないものであります。 これからの「奈良らしい景観」とは、ビルを含めた新しい景観であってもいいですね。 若草山の景色は少々の建築物には十分勝てます。 あのインパクトのある奈良県庁も霞んでいますから(笑) 



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奈良ビブレ跡地 高さ制限が問題に

奈良ビブレが1月20日に閉店します。 夏頃までに解体されるみたいですが、その跡地にホテルを建設するという構想が浮上してきたそうです。
しかしその構想には「高さの壁」がありました。

msn産経ニュース 2013.1.19 http://sankei.jp.msn.com/region/news/130119/nar13011902180002-n1.htm

以下引用

奈良ビブレあす閉店 夏頃までに取り壊し 跡地にホテル構想も

 20年以上にわたって地元に親しまれてきた近鉄奈良駅(奈良市)近くの商業施設「奈良ビブレ」が20日、閉店する。現在の建物は夏頃までに取り壊されることが決まり、跡地にはホテル建設構想も浮上しているが、市の高さ規制などもあって具体化せず、難航している。

                   ◇

 運営する「イオンリテール」(千葉市)によると、閉店日には特別なイベントを予定しておらず、通常通り午後8時まで営業するという。一方、テナントでは閉店を見据え、早い店では昨年10月から売り尽くしセールを実施している。

 閉店後、1カ月程度はテナントの店舗の撤収作業が続き、夏頃をめどに建物は解体される。

 関係者によると、跡地利用では、フィットネスクラブや高級ブランド店などを兼ね備えたホテルを建設する構想が浮上している。しかし、この一帯は景観保全のため、市の都市計画で建物の高さを20メートルまでに制限しており、現状では構想実現は難しいという。

 市の担当者は「規制を緩和する場合、市全体で見直す必要があり、すぐに変更することは難しい」と話している。

 奈良ビブレの土地・建物を所有する不動産会社「浅川ハーベストビル」の浅川哲弥社長は産経新聞の取材に対し、「現時点で跡地について公表できることはないが、奈良の町が元気になるような施設にしたい」と話した。

 跡地利用をめぐっては、地元商店街が昨年9月、「市中心部の商業集積の核となる場所で、商業施設を中心に利用を考えてほしい」などとする要望書をイオンリテールに提出している。

 奈良ビブレは平成2年、スーパーの旧「ニチイ奈良店」から衣替えして開業。地上4階・地下1階で、売り場面積は約1万1800平方メートル。服飾や雑貨などの店が入り、若者らの人気を集めてきたが、近年は郊外型の大型商業施設進出などに押され、売り上げはピーク時の半分以下に落ち込んでいた。



近鉄奈良駅周辺は奈良市の都市計画で高さを20メートルに規制されている とのこと。 (高度地区・防火・準防火地域指定図
近くに近鉄奈良駅ビルがあるのですが、おそらく規制前に建設されたのだと思うので高さ制限には引っかからないのでしょう。 結構高さはあると思いますけどね。 それにしても「ホテル建設構想」があるのに実現が難しい というのは残念ですね。 おそらく跡地利用が商業施設以外 という事になれば、近鉄奈良駅周辺の賑わいは厳しいものになるでしょうね。





平城宮跡第二次大極殿跡より撮影したものですが、近鉄奈良駅周辺は若草山・東大寺よりもずっと右の方にずれていますね。 あまり景観には影響しないと思いますが…。





興福寺五重塔が見えなくなるかもしれません。 ただ今でもビルとビルの間にかすかに見える程度なので全体の景観から見るとそれほど影響はないでしょう。 絶対に五重塔が見えないといけないのなら話は別ですが(笑)


このように見ると高さ制限の緩和は可能なように思えます。 ただこれは平城宮跡からの遠望であって、他の場所からの景観への影響はまだわかりません。 薬師寺大池からの遠景などはどうなんでしょうかね。 しかし以前に当ブログ「景観について」で書いたように景観問題はどこまで許容できるかということだと思います。 絶対反対では観光都市としては成り立ちません。 民間の意見も聞いて高さ制限緩和の可否などを早急に検討していってもらいたいと思います。

奈良県の決算審査(平成24年10月16日)で奈良県の荒井知事は、近鉄による近鉄奈良駅前のホテル建設について次のように答弁しています。
荻田議員 「近鉄は高さ制限がなければ近鉄奈良駅周辺にホテルを建設するという意思をもっている。 近鉄との話し合いはどうなっているのか。」
荒井知事 「近鉄奈良駅周辺の高さは景観を阻害するので私は(高さ制限の緩和は)賛成ではない というやりとりがあった。」
奈良県議会議会中継より

近鉄も駅前周辺にホテルを建設する意思はあるみたいですね。 やはり「高さ制限の緩和」がひとつのキーワードになると思います。 高さ制限は奈良市の管轄らしいので奈良市長に早急に検討をお願いしたいと思います。

「奈良ビブレ閉店」は奈良県民にとってショックな出来事ではありましたが、「奈良の問題点」が一つ明らかになりました。 これをどう解決していくか。 これからの「奈良の未来」を決める重要な決定になりそうですね。 若手の奈良市長にはこれからの奈良を背負う「若者」の代表として決断して欲しいですね。(笑)






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「大宮通りプロジェクト」始動 (県営プール跡地と朱雀大路)

平城宮跡周辺が大きく変わりそうです。

msn産経ニュース奈良 2013.1.10 http://sankei.jp.msn.com/region/news/130110/nar13011002130001-n1.htm

以下引用

平城宮跡~奈良公園 県のにぎわい創出プロジェク 奈良

 ■復原遣唐使船を大宮通り沿いへ

 ■観光の玄関口、ランドマークに

 荒井正吾知事は9日の定例会見で、平城宮跡(奈良市)に隣接する平城京歴史館前に展示している復原(ふくげん)遣唐使船を、約300メートル南の大宮通り沿いに移動させる考えを明らかにした。平城宮跡から奈良公園にかけての空間ににぎわいを創出する県の「大宮通りプロジェクト」の一環で、奈良観光の玄関口のランドマークとして活用する。

                   ◇

 復原遣唐使船は全長30メートル、幅9・6メートル。ミシュランの旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」(改訂第2版、フランス語版)では、「興味深い」を意味する1つ星を獲得している。

 大宮通りに接する平城宮跡の朱雀大路西側には現在、積水化学工業奈良事業所など子会社や関連会社計7社があるが、すでに平成26年度中の移転が決まっている。

 この跡地に、交通ターミナルや観光拠点施設を整備する方針で、ここに新たに復原遣唐使船を移動させる計画。船が海に浮かんでいるように見せる展示の工夫も検討している。現在、復原遣唐使船を展示している平城京歴史館自体を移設する案もあるという。

 大宮通りプロジェクトは、県が昨年夏に計画。平城宮跡から奈良公園までの約5キロの大宮通りのにぎわい創出を目指し、沿道では奈良市役所南側の県営プール跡地の活用や、地域と連携した植樹などの取り組みも検討している。

 プロジェクトについて、荒井知事は「奈良公園、朱雀大路前など、一貫したテーマが大宮通りに出てくる。にぎわいをつくって経済の活性化に資するようにしたい」としている。

                   ◇

 ■県営プール跡地 大型複合施設整備へ

 ■天平時代イメージ ホテル誘致核に

 県は「大宮通りプロジェクト」で、奈良市役所南側の県営プール跡地に、天平時代をイメージしたホテルや会議場、物販施設、広場などを備えた大型複合施設を整備するため、新年度から計画づくりに本格着手する。現状では、県内のホテル客室数は全国でも最低ランクで、県は施設を整備することで観光産業の活性化を目指す。

 計画地は、奈良市役所南側の県有地3・1ヘクタール。核となるホテルを誘致するほか、官民連携で会議場や物販施設、レストラン、広場などを整備する。奈良時代に設置された庶民救済施設の薬園「施薬院」をイメージした温浴施設も備えたいとしている。

 平城宮跡に近いため、平城京があった奈良時代の最盛期にあたる天平時代をテーマに、国際交流が盛んだった当時をイメージした外観にする。

 さらにバスターミナルも整備。平城宮跡や奈良公園を結ぶバスも運行し、交通の利便性を高める。今年6月には、奈良市内各地で開く音楽祭「ムジークフェストなら2013」の会場としても活用する方針で、にぎわい空間としてアピールする。

 県有地には現在、県営プール跡地のほかに奈良署がある。同署は平成26年をめどに、奈良市大森町に移転する予定。

 県の担当課は、新年度予算に跡地活用の検討事業費として2千万円を要求しており、計画づくりに本格着手したい考えだ。

 ホテル誘致計画をめぐっては、県が20年にホテル事業者の公募を2度実施しているが、いずれも不調に終わるなどし、事業者は決まっていない。

 しかし、計画地は平城宮跡に近く、奈良公園と結ぶルートの中継地にもあたるため、県は「奈良に残された最高の場所」と計画実現を期待。これまでにも複数の商業施設から打診があったが、「将来につながる活用を検討したい」と、ホテル誘致計画を継続している。



県営プール跡地へのホテル誘致がうまくいかなかったのでこのような構想がでたのでしょうね。 そもそもあの場所はホテルには不向きであったと思います。 奈良公園から少し離れているし、近くの平城宮跡はまだ観光地としては中途半端です。 何よりも夜に外出しようにも何処にも行くところがありません。 これまでの誘致が失敗しているのはホテル側からみるとその場所に魅力が無い ということでしょう。 ホテルを誘致するのには事業者が造りたい思わすような魅力のある場所でなければいけません。
その意味で今回の構想が生まれたのだと思いますが、僕はこの構想は「ホテル誘致」と切り離して進めていくほうがいいと思います。 つまり、「ホテル」という施設にこだわらず、「賑わいの空間」を創出するというコンセプトで整備計画を考えていってほしいですね。 もちろんその結果として「ホテル誘致」が成功したのならそれはそれでいいのですが。 なによりも賑わいの場所を生み出す ということが一番大事です。

僕は平城宮跡・県営プール跡地・奈良公園を一体的に整備する「大宮通りプロジェクト」には賛成です。 特に「遣唐使船」を大宮通り近くまで移設し平城宮跡のランドマークとして使うというのは、平城宮跡の性格をより明確に表し観光者にとってわかりやすいものとなるでしょう。 国営歴史公園として整備される平城宮跡は「国際色豊かなかつての日本の都」を感じさせる素晴らしい場所になって欲しいと思います。

この3箇所以外にも「大宮通り」は天平をイメージした商業施設、飲食店などの「賑わいの空間」が生まれたらいいですね。 天平ラーメン、天平うどんなどいろいろな店が出来たらおもしろいと思います。 現代の天平ファッションもあればいいですね。 「天平」ブランドを日本中に広めましょう。
ちょっと話が飛びますが「飛鳥」というブランドは結構いけると思うのですが、まだまだ世間には広がってませんね。 「ファッション」「アニメ」などサブカルチャー的には使えそうな気がしますがどうなんでしょうね。 ちょっと脱線しましたが(笑)

「大宮通りプロジェクト」に一つ提案があるのですが、「大宮通り」という名前を「天平通り」もしくは「天平ストリート」に変えてみたらどうでしょうか。 常に天平という名前を聞くことで市民県民の意識が変わります。 今後の観光のメインストリートとして考えているのなら名前の変更は有効だと思いますがいかがでしょう。 
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新年おめでとうございます

新年おめでとうございます。

昨年の2月6日からブログを始めて早や11ヶ月がたちました。 日数でいうと今日で330日です。 三日坊主の僕としてはけっこう長く続いているなと感心してます(笑)

この11ヶ月、「奈良の未来」についていろいろ考え自分なりの意見を書いてきたつもりですが、やはりまだまだ「奈良の未来」は見えませんね。 課題は分かっているのだけれどそれをどうやって解決していったらいいのか 誰も答えを見つけられていない気がします。 僕は「奈良という観光地」を根本から見直す という事が必要であると考えています。 「奈良の強み」と「奈良の弱点」を明確にし、「国際観光都市」としての奈良をどう創りあげていくのか 今までの考え方にこだわらない斬新なアイデアが必要だと思います。

ブログを書き始めてから、気になった事(キーワード)があります。 それは「固定観念」と「現状維持」です。 まず「固定観念」でいうと、奈良は年配者が訪れる観光地で世界遺産の神社仏閣を持つ癒しの地であるという「固定観念」があります。 本来 観光地というのは老若男女の人達が多数訪れないと成り立たないはずなのに、若年者や子供を無視したような考えが根本にあるのが奈良観光を衰退させている理由でもあると思います。 まず若い人が楽しめる施設を一つでも造ることが第一歩でしょう。 次に「現状維持」ですが、奈良の魅力は昔からその景色があまり変わっていない事だ と言う人がいます。 確かに奈良公園・飛鳥・吉野など、絶対にその景色は変わって欲しくないものはあります。 しかし市街地も何も変わらずにいたらその都市は衰退していきます。 街は活性化していくものであり、少なくとも観光者を受け入れる商業施設ぐらいは充実すべきでしょう。

新年のあいさつだけにしようと思ったのですが、提言を書いてしまいました(笑) ただ「奈良ビブレ閉店」「魚佐旅館廃業」など根本的な「奈良の課題」が明らかになってきているので少し書いてみました。 僕は「奈良」という都市は「国際観光都市」として凄い力を秘めている都市であると思っています。 それが「固定観念」や「現状維持」で本来ある力が発揮できないということであれば残念に思います。 「奈良の観光」は「他の観光地」プラス「素晴らしい世界遺産」であるべきです。

  
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