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京都がリニアを本気で誘致

久しぶりにリニアの話題です。
京都が22年ぶりにリニア誘致の為の「府中央リニアエクスプレス推進協議会」を開いた模様です。

SankeiBiz http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120905/mca1209051052007-n1.htm

以下引用

リニア、京都ルートに変更して! 「推進協」22年ぶり総会

リニア中央新幹線をめぐり、奈良ルートから京都ルートに変更するよう求める「府中央リニアエクスプレス推進協議会」の総会が4日、京都市内で開かれた。府や市、経済界の幹部が出席した総会は平成2年の設立時以来22年ぶり。リニア建設が本格化したことを受け、京都ルートの誘致に向け、関係団体の結束を確認した。(栗井裕美子)

 同協議会の活動は設立後、バブル経済の崩壊で停滞していたが、22年7月に「明日の京都の高速鉄道検討委員会」を立ち上げ、検討を本格化。
 経済波及効果などで京都ルートの方が奈良ルートより優れているとし、複数のルートを比較検討するよう国に働きかけるべき、との提言を24年2月にまとめた。これを受け第2回総会を開催することになった。

 一方、国は昭和48年に基本計画を決定。東京、神奈川、山梨、長野、岐阜、愛知、三重、奈良、大阪の沿線9都府県は「リニア中央新幹線建設促進期成同盟会」を結成し、早期実現を求めている。

 国が23年5月に決めた整備計画では、名古屋-大阪駅間は57年を開業目標とし、奈良市付近に中間駅を設けることになっている。奈良ルートのほうが、直線に近く、時間短縮が可能としている。

山田啓二知事はこの日の総会で「計画は40年前のもので、固執するのは政治としておかしい」と批判、「どういうルートが関西、日本にとってふさわしいのか議論するのが、未来に対する責任だ」と述べた。
 門川大作市長も「京都はこの千年間、日本の国土の中心で日本の象徴だった。(リニアが通らないと)地方都市の一つになってしまい、日本の損失にもなる」と主張した。


整備計画に「奈良市付近」とされているのにもかかわらず京都ルートを誘致していこうというのは、相当ハードルが高く実現は難しいように思えます。 しかし京都は府市、経済界が手を結んでこの逆境を跳ね返すべく行動を起こしています。 相当危機感を感じているのでしょうね。 門川市長の言葉にもそれがよく出ています。 それほどリニア新幹線というものは国土軸を変えるかもしれない、凄いプロジェクトということなんでしょう。

他の新聞もこのニュースを報じています。

読売新聞京都版「リニア京都誘致へ一丸 推進協22年ぶり総会 府、市、財界」http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20120904-OYT8T01653.htm?from=popin

一部引用

首都圏・中部圏・関西圏を67分で結ぶリニア中央新幹線ルートを巡っては1973年、当時の運輸省が「建設を開始すべき新幹線鉄道の路線を定める基本計画」で、東京―大阪間の主な経由地を「奈良市付近」などと指定した。これに対し、府内関係者は「日本文化の中心地である京都を通らないルートは日本の損失」と反発。京都駅地下に駅をつくる「京都駅ルート」や城陽市付近を通る「長池駅ルート」を検討し、経済効果の高い「京都駅ルート」の実現を国などに要望してきた。
 しかし、昨年5月、国が基本計画を「整備計画」に格上げし、奈良駅ルートがほぼ確定。京都駅ルートを実現するには、JRが27年開業を目指す東京―名古屋間の建設に着工する14年が「事実上のタイムリミット」(京都市幹部)と危機感が広がっている。実現に向けたハードルは依然高いが、門川市長は奈良県が加盟していない関西広域連合との連携を切り札として挙げ、「関西国際空港への連結がしやすいことなどを、理を尽くして説明し、関西全体で機運を高めたい」と、他府県への働きかけを強めていく考えだ。


関西広域連合を巻き込んで誘致をしていこうということですか。 関西広域連合にもし奈良県が加盟していたら京都ルートが多数決で決まり、奈良県は独自で誘致活動など出来なかったかもしれませんね。 やはり奈良県は独自の道を進んだのが正解だったのでしょう。

奈良県では大和郡山市と生駒市が名乗りを上げています。 奈良、三重の商工会議所連合会は「経済団体連合協議会」を設立し、両県で力を合わせてリニアを誘致しようといった動きも出ています。 京都の動きに負けることなくリニア奈良駅を実現してほしいですね。
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景観について

景観について考えて見ます。 奈良と京都は同じように高さ制限があり高層ビルへの建築規制が厳しいと思うのですが、なぜ京都には京都タワーがあり駅ビルがあるのでしょうか。 ようするに京都は駅前を開発するのにその場所の高さ制限を緩和したという事だと思いますが、それではなぜ反対運動が起きるのを承知で制限を緩和したのでしょうか。 それは行政も民間もその場所に緩和するだけの価値を見出していたということでしょう。 つまり官民そろって高層ビルやタワーを造りたかったという事です。 だから京都には京都タワーや巨大な駅ビルが存在するのでしょう。
振り返って奈良を見ると、奈良は民間が造りたいと思っても行政があまり動きません。 制限の緩和はなかなか難しいでしょう。 その意味で奈良は民間にとってあまり魅力のある場所ではないでしょうね。 僕は奈良の姿勢は間違ってはいないと思います。 世界遺産を数多く持つ場所でもあるので景観に対して厳しく対応するのは当然の事と思います。 しかし何でも反対では奈良の発展が阻害され、それこそ観光地としての価値も下げてしまうことになります。 奈良が京都以上に素晴らしい観光資源を持っているにもかかわらず、京都よりも観光客が少ないというのは本当にもったいないことです。 観光客を呼び込むには何でも反対では通用しません。 どこまでなら許容できるか、これからは議論しなければいけないでしょう。
奈良の景観は遠景も重視されます。 有名な撮影スポットからの景色の中で、バックに新しい構造物があればすぐに問題になります。 コラボとは思えないのでしょうね(笑) 東京スカイツリーも下町とのコラボが素晴らしいのですが。 ようするに新しく出来たビルがデザイン的に素晴らしければ新しい価値が出来るという事だと思うのですがいかかでしょう。 それよりも町中に溢れる派手な看板や広告のほうが問題でしょうね。 そちらの方が景観を壊し街の価値を下げます。 よく考えれば奈良県庁なんか公園の中にありあれこそ景観上よろしくないものではないでしょうか。 今では見事に溶け込んでいますが(笑)
奈良の景観とは、その景色を見て奈良らしいと感じられるものであればいいと思います。 例えば若草山の山焼きの時に興福寺五重塔や朱雀門を写しこんだ写真が数多く撮られます。 その代わりに山焼きをバックにした高層ホテルの写真があってもいいと思います。 そのホテルが奈良を代表するようなホテルだったら別に違和感はないですよね。 そこに朱雀門が入れば奈良の新しい景観になるかもしれません。 景観とは頑なに守り続けるものではなく、新しい価値を加えていくものだと思います。 奈良が観光地として生きていくのなら   
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行基広場屋根設置について

近鉄奈良駅前行基広場の屋根の設置についてやっと動きがあったみたいです。

奈良県ホームページhttp://www.pref.nara.jp/dd_aspx_itemid-87704.htm#itemid87704

以下引用

近鉄奈良駅前行基広場屋根設置工事について

県では、奈良観光の玄関口である近鉄奈良駅周辺において、県民や観光客等の方々の利便性の高い環境づくりを進めたいと考え、待合い空間としての機能向上を図る取組の一環として、行基広場の屋根設置を計画しました。
屋根設置に向けて、関係機関と協議を行って参りましたが、屋根設置に必要となる手続が完了いたしましたので、工事の発注手続を進めることといたします。
今後は、関係機関や地元住民の皆様と調整を行いながら、工事完成に向けて事業を進めて参ります。


一部の住民の反対運動がありどうなるかと思っていましたが、設置工事に向け動き出してきたようです。

工事発注スケジュール
【入札公告予定】平成24年8月29日
【予 定 工 期】 平成24年10月中旬~平成25年3月下旬


来年の春には近鉄奈良駅前が大きく変わりそうです。 僕は以前に「奈良の将来像」で触れたみたいに、基本的には賛成です(デザインには若干不満もありますが)。
行基前で雨の日も待ち合わせが出来ますし、なによりも観光客にとって東向商店街に行くのに雨に濡れずに行けます。 奈良観光の最初の入口でずぶ濡れになれば、おもてなしもへったくれもありません。 奈良の玄関口なのであくまでも来訪者の立場になって考えなければいけないと思います。

         
                 奈良県ホームページより

         
                 奈良県ホームページより
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