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変わらない街

昔、「A列車で行こう」というゲームをやったことがあります。 鉄道経営のシュミレーションゲームで、鉄道を通じて街を発展さしていくといった街作りのゲームでもありました。 これが結構難しく、上手に駅を作り列車ダイヤも上手に組まないと街が発展していきません。 ようするにビルや住宅が建たないのです(笑)。 駅に個性を持たせそれに合わせて列車の本数や時間を考えていく といったことをしなければいけません。 駅の個性とは、「住宅地の駅」「商業地の駅」「工業地の駅」といったものです。 その間の人の流れを考えないとマンションは建たない、デパートは建たない、工場も建たない という事になります。 あくまでもゲームの世界の話なんですが、基本的には現実の世界もそんなには違わないかなと思います。

JR奈良駅から三条通りを先日歩いたのですが、まだまだ完成には程遠い景色でした。 いつになったら拡幅工事は終わるのでしょうか。 JR奈良駅前広場はいつになったら整備されるのでしょうか。 ホテル誘致は諦めたのでしょうか。
奈良市の予算のせいでしょうがあまりにも遅いですね。 なかなか変わらない景色に気が滅入ってしまいます。 仕方が無い事かも知れませんが、こういう開発はスピード感を持ってやってほしいですね。 街作りの楽しみは出来上がった街を眺めることですから。

奈良の街を見ると、「A列車で行こう」での(僕みたいな)へたな人間がやっている街作りに似てますね。 街の発展が止まってしまい、ホテル誘致をしてもホテルがなかなか建たず、商業施設も全然出来てこない(イオン等のスーパー系はあるが)。 駅の位置が悪いのか列車に問題があるのか。 僕は「駅の個性」という部分が一番弱いように思います。 街作りとしてこの駅(地域)はこう、この駅(地域)はこうと明確にしなければ街の発展は出来ないでしょう。
その意味で奈良市が勧めるJR奈良駅西口ホテル誘致はまだわかるのですが、奈良県知事が勧める県営プール跡地のホテル誘致がよくわかりません。 どう考えてもホテルの立地に向いている場所とは思えません。 やはり個性を持った街作りをしてからのホテル誘致でしょうね。 ちなみに荒井知事の会見(7月28日)ではホテル誘致の話がもう少しというところまで進んでいるらしいのですがどうでしょう。 

別の観点から奈良を見ます。 最近マンションの新規建設が増えているように思います。 マンション業界が盛り返してきているせいもあると思いますが、やはり奈良という場所は住宅地としては魅力のある所なのでしょうね。 個性で言えば、大阪が商業地、京都が観光地、奈良は住宅地ということでしょう。 関西の中での役割分担という意味ではわかる気もしますが、奈良は日本という国家の生まれた場所。 本来関西日本の中心であるべき存在なのです。 こんなことで満足していてはいけません(笑)。 以前の記事「県外消費が年4000億円」で取り上げたようにこの莫大な消費を外に出してはいけません。 奈良の人間は奈良で消費する。 こんな当たり前のことが出来ていない奈良はやはり変えていかないといけないでしょうね。 奈良県内で個性のある街作りを期待したいですね。  


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