~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

モネの『睡蓮』が絵画鑑賞への目覚めでした!

2013-01-21 07:26:58 | 美術
私(おじさん)の美術日記です。

私の西洋絵画への目覚めのきっかけになったのが、マネの「笛を吹く少年」だったことを書きました。

ポスター クロード モネ 睡蓮 1916

もう一つ、何故か気になっていた西洋絵画がクロード・モネの『睡蓮』だったのです。
どこでそんなに印象を受けたのか思い出せないのですが。。

ですから、学生時代に田舎に帰るときに時々立ち寄った上野の”国立西洋美術館”で、モネの『睡蓮』が観られたことがうれしかったのです。


そして、マネのときにも書きましたが、学生時代に安価な美術全集を最初に買ったのが、マネとモネの全集だったのです。
きちんと調べたところ、”集英社”の『現代世界美術全集』で、第1巻のマネと第2巻のモネでした。
1冊、980円。
お金がない学生でしたが、安くて装丁がしっかりした美術全集がうれしくて、節約して1冊ずつでも買っていこうと決心しました。
 

さて、モネの『睡蓮』の連作ですが、想像したよりずっと多くの作品がありました。

新婚旅行でパリに行ったとき、絶対にモネの絵画を観ようと、”ルーブル美術館”と、全集に多くの絵が掲載されていた”印象派美術館”そして”オランジェリー美術館”を訪ねました。

私は、ずっと『睡蓮』の大作(一部屋に4枚の『睡蓮』が飾られている)を観たのは”印象派美術館”だったと思っていたのですが、今回の旅行の計画を立てているとき、私たちが新婚旅行でパリを訪ねた32年前には、すでに”オランジェリー美術館”ができていて、モネの『睡蓮』の連作が飾られていることがわかり、当時も”オランジェリー美術館”を訪ねていたのだと分かりました。

それで、今回の旅行でも、旧”印象派美術館”から新しく生まれ変わった”オルセー美術館”と共に、”オランジェリー美術館”は絶対に観ると計画したのです。(こちら)
 

モネの作品には素敵な絵がいっぱいです。
『印象-日の出』 この作品のある”マルモッタン美術館”には行くことが出来ませんでした。残念です!
『日傘をさす女』 ”オルセー美術館”にある作品は観ました。よかった! ワシントンにあるもう一つも観たい!
など最高です。

そして、モネにはいろいろな連作、『積み藁』、『ポプラ並木』、『ルーアン大聖堂』、そして『睡蓮』などがあります。
時が経過すると光も変わる。
確かにその通りなのですね。
なんて繊細な目と心を持っていたのでしょうか。。
 

モネの『睡蓮』は、私に絵画鑑賞の楽しみを身近にしてくれた素敵な画家の絵画です。
 


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1 コメント

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Unknown (akichi)
2013-01-21 17:21:51
ぶつさんへ
コメントありがとうございます。

ターナーも素敵ですね。
『海、スピード、蒸気-グレート・ウェスタン鉄道』や『国会議事堂の火災』など、風景画というより印象派につながる幻想的な絵画ですよね。私も好きです。
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