~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

ウラジーミル・フェドセーエフさんの「中央アジアの草原にて」

2014-12-13 07:28:52 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

今回も、お義父さん(家内のお父さんは音楽の先生でもありました)の音楽ライブラリから頂いたユージン・オーマンディさんのCD『クラシカル・マーチ名曲集』(こちら)に関連した話題になります。

オーマンディさんのCDを聴いていて、ふと、私の好きな”ボロディンの交響詩「中央アジアの草原にて」がないなあ”と思いました。
でも、・・・
考えてみれば、このCDは「行進曲集」ですから、ないのが当然なのですが、
LPのころ、オーマンディさんの指揮で「中央アジアの草原にて」を聴いていたので、また聴いてみたくなったという訳です。

残念ながら、オーマンディさんのCDにはなかったのですが、ウラジーミル・フェドセーエフさんのCDに、この「中央アジアの草原にて」が入っていました。

コーカサスの風景/中央アジアの草原にて?ロシア管弦楽曲名曲集1
 『コーカサスの風景◎中央アジアの草原にて~ロシア管弦楽曲名曲集1』

1.ムソルグスキー/交響詩「禿山の一夜」
2.ボロディン/ダッタン人の行進~歌劇「イーゴリ公」より
3.ボロディン/交響詩「中央アジアの草原にて」
4.イッポリトフ=イワーノフ/組曲「コーカサスの風景」op.10

    指 揮:ウラジーミル・フェドセーエフ
    管弦楽:モスクワ放送交響楽団

この曲、ロシア人と東洋人(アラビア人)との中央アジア草原での交流を音楽化したものといわれ、ロシア風の音楽にアジア風のメロディが交互に、そして重なり、遠ざかって行くように消えていくというものです。

中学生の頃だったでしょうか、学校で聴いて、なかなか素敵な曲だと強く印象に残りました。

聴いてみると・・・
フェドセーエフさんの指揮は、ロシア風の音を出しながら、なかなかメリハリのある演奏です。

馬車の商隊が遠くから近づいてきて、また、遠ざかって行くという景色が目に浮かびました。

そして、音も悪くありません。
CD全体に、強音部をものすごく強烈に演奏している感じもしますが、きっといいステレオで聴けばすごい音が出ているのだろうと想像します。

以前、話題にしたワレリー・ゲルギエフさんの演奏より素敵だと思いました。(こちら)

それから、このCDに収められている「禿山の一夜」もなかなか強烈な演奏で面白いです。

私個人ではそれほど多くのCDは買えません。
いいCDを譲り受けたと、感謝感謝です!