~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

ユージン・オーマンディさんの「スラブ行進曲」を聴いて思い出したこと

2014-12-06 07:32:42 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

先週、ユージン・オーマンディさんの『クラシカル・マーチ名曲集』を聴いたことを書きました。(こちら)

そのCDの中に、チャイコフスキーの「スラブ行進曲op.31」があります。

今回、オーマンディさんの「スラブ行進曲」を聴いたとき、”なんて華やかで明るい「スラブ行進曲」なんだ”と思ったのと同時に、”あれ、なんか昔、こんなような感想をもったなあ”と思ったのです。

そして、なんだったか・・・思い出しました。

チャイコフスキー名曲集~幻想序

私は、クラシックが好きになった頃、結構オーマンディさんのレコードを聴いていました。

チャイコフスキーの「スラブ行進曲」は、このオーマンディさんの華麗な演奏で、好きになっていました。

チャイコフスキー:1812年

そして、その後ヘルベルト・フォン・カラヤンさんのチャイコフスキーの「スラブ行進曲」を聴いたのですが、そのとき、”なんて暗い演奏だろう”と思ったことを思い出したのです。

でも、それからCDの時代になり、カラヤンさんの「スラブ行進曲」しか聴かなくなりました。
調べてみたら、「スラブ行進曲」が収録されているCDはカラヤンさんのものしかありません。

その演奏に慣れ親しんでいたため、そして、ずっとオーマンディさんを聴いていなかったため、華やかで明るい「スラブ行進曲」にビックリしたのです。

改めて聴いてみても、カラヤンさんの演奏は、厳かで、暗いというか憂いのある感じが、オーマンディさんの演奏は、華やか、明るい感じがしますね。

ただ、今比較すると、やはりカラヤンさんの「スラブ行進曲」の方が曲想にふさわしいように感じます。
それでも、オーマンディさんの華やかな「スラブ行進曲」を聴くことが出来て懐かしく思いました。

同じ曲でも、指揮者によっていろいろな演奏が楽しめるのもいいですね!