試験前講習会

本日は授業がないにもかかわらず，非常勤先に行ってまいりました
題名にもあるとおり，もうすぐ我が校でも中間試験がありまして，「試験を作成，提出する」＋「子どもたちの放課後講習」という用事で学校を訪問したわけでございます。
今日のメインは後者ですが

試験前というのは世にも珍しい光景が見られるものです
普段は授業なんてそっちのけで遊んでいる子たちが，まさにやっきになって勉強しているのです。
まさに，超常現象です明日は確実に大雨です。
ケケケ，普段授業を聞いてない罰だ！苦しめ苦しめｗｗｗ　←　教師失格

…とはいうものの，さすがに手放しで放置しておくのはさすがにかわいそうだと思い，毎回毎回，試験前講習というものを開いているのでございます
2度手間であること限りなしです。

しかしながら，この講習での子どもは本当に反応が良い。
教えるのが楽しくなるぐらいにすぐに理解する
授業と全く同じ説明をしているにもかかわらないんですが。

こういう子どもに限って「先生，授業中もこういう風に教えればいいのに」っていうんです
「いやいや，してるんだけど」というツッコミもききません。
やっぱり意欲を持って学習することが１番の特効薬だと思わされますね


この試験前講習，非常勤を始めた去年から行っているのですが，子どもの学習を見ることだけが目的じゃないんです。
実は子どもたちのパーソナリティーを知るため，という目的もあるんです

普段，非常勤であることと，学生であることのおかげで，子どもと触れ合う機会が授業しかないんです
授業終わったら，すぐに大学に行きますし。
そのため，授業時間以外の子どもの実態なんてサッパリ
逆に私のことも子どもは知り得ないのです。

今日もいろいろと子どもと触れ合ってきたんですが，やっぱり高校生ですね
青いですね！青春しとりますね！
このクラスって…とか，恋愛相談とか，クラブでとか，まさに青春真っ盛りです
リアルに「いいなぁ」って思います。

逆に子どもの中の私の認識も少し変わったように感じました
「先生っておぼこいなぁ」とか「放課後は面白いんやな」とか…
なんだか，いいのか悪いのか全くわかりませんが。

今回の講習でも，少しばかりですが，子どもの目線が感じられたように思いました
自分の主張をどのように子どもに伝えるか，どのように言えば伝わるかを考える上で，子どもの目線を知ることは有意義なことだと私は思っております。
明日もまた講習に行ってまいりますが，勉強の厳しさを教えつつ，子どもたちとの時間を大切にすごしたいと思います