いるま・風の善さん

中高年オジンの趣味と遊びの日記です。

「中国文明の誕生」東博、連続講座聴講

2010年07月18日 | 講演会

 現在「東京国立博物館」で、特別展『中国文明の誕生!』を開催中である(7/6~9/5)。関連事業として3日間(7/17~19)の連続講座に参加した。


 中国河南省で出土した名品に焦点をあて、中国文明の誕生と発展を紹介している。河南省は黄河中流に位置し、中国大陸の中心で古代から「中原」と呼ばれている中国王朝の発祥の地である。


 昨年末に報じられた「三国志」の英雄・曹操のものとされる墓が発見された河南省は、紀元前2000年頃の最初の王朝 夏(か) の中心地があったといわれています。その後、殷(いん)商の安陽、後漢・魏・北魏の洛陽、北宋の開封など歴代の王朝の都が河南省におかれた。



(梅雨明けの青空、東博 誕生!中国文明の会場)


東京国立博物館主催の3日間連続講座が行われて、その展示品についての詳しい解説があったのでした。


(東博連続講座会場)


7/17(土)


1.「中国文明と王朝」 谷豊信(東博 列品管理課長)


2.「美の誕生1 死後の世界を彩る品々」 市元塁(九州国立博物館特別展室研究員)


7/18(日)


3.「美の誕生2 仏教美術の開花」 小泉恵英(九州国立博物館企画課長)


4.「技の誕生1 青銅器 祭祀の器の展開」 川村佳男(東博 東洋室員)


7/19(月)


5.「技の誕生2 陶磁器 白い器を求めて」 三笠景子(東博 保存修復室員)



夏・前17~前16世紀 「動物紋飾板」青銅製の板にトルコ石の小片をはめ込んで、動物の姿を真上から見た様を表している。(写真・東博HPより)


(前漢時代紀元前1世紀・金るい玉衣、東博パンフレットより)


玉衣とは玉を札状に加工して糸を通して縫い合わせた服。当時は玉が死体を腐敗から守ると信じられていた。



前16世紀になると青銅器を鋳造する技術が発達し大型の青銅器が作られるようになった。



(商時代前16~前15世紀・方鼎ほうてい、図録より))



(唐時代8世紀 御者と馬・パンフレットより)


唐代の加彩俑は、それ以前の俑や以後の三彩俑と比較して躍動的な表現のものが多いがその中でも上記は人馬の釣り合いもよく、優れた作品である。


 商時代の前13世紀に漢字の原型もここから生まれており、中国文明の誕生とは、まさに東洋の文明の発祥なのである。日本ではまだ石器・縄文時代のことであるのです。


17~19日の連続講座は終了、ゆっくりと「特別展・中国文明の誕生!」を見学して帰りました。尚、同展示会は、10/5~11/28九州国立博物館、2011年4/5~5/29奈良国立博物館で開催されるので、見逃した方にはご参考まで。

ジャンル:
文化
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10 コメント

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おっと、ゴルフと思いきや (流水)
2010-07-19 11:55:55
善 さん

ゴルフと思いきや、さすがに抜け目無く
勉学にも、勤しんでいますね。

暑さにメゲずに、様々な活動でお疲れさまです。
お勉強 (朱雀)
2010-07-19 14:32:42
3日間の東博通いお疲れ様、朱雀は日本の事だけでもおぼつかないのに、善さんは中国にも手を伸ばしましたか。こちらは17日に明日香村「祝戸荘」で「日本の国号」についての東野先生の講義を拝聴しました。国の名前を名乗るのも中国の許しを得る必要があったということです。「日本」を使いだしたのは702年ころで、唐の則天武后の許しを得ていたとのことでした。
3日間の講習会 (善さん)
2010-07-19 19:12:34
最終日の19日は、中国の白い器を求めてで、白磁の専門家の講義でした。講師の三笠先生は若くて美人でしたのに、善さんは昨夜の全英オープンゴルフを見ていたので、先生の声が心地よく居眠りをしていたのでした。
朱雀さんへ (善さん)
2010-07-19 19:22:02
中国は偉大でした。
どこかの元首が「日いずるところの天使、日没するところの天使に・・・。」などと親書をしたためたそうで、怒るわけですよねえ。
8月の琵琶湖スク よろしく!
善様へ (明日香より)
2010-07-20 20:12:34
精力的に入間から上野まで、3日間連続の講座に参加されたのですね。奈良大スク東京版! お疲れ様でした。

 私も4日間とも夜中に遼くんのプレーをテレビで追っていました。ゴルフは全くといっていい程できないので、完全なミーハーです。
 でも、遼くんは応援しがいがありますね。
明日香さんへ (善さん)
2010-07-21 08:36:45
 ともかく暑かったですね。
東博では一緒になれませんでしたが、明日香さんも帰りに天皇陛下に会えるなんて、日ごろの行いが良い賜物でしたね。
国立博物館 (風香)
2010-07-21 21:05:39
善さんの何にでも意欲的に取り組まれる姿勢にいつも励まされています。
こちらは文化財学講読2、石神先生のスクーリングに参加して遺物が国立博物館で管理される経緯を勉強してきました。
東京の国立博物館にはどうしてもこの目で確かめたい石製合子がありますが、未だ夢叶っておりません。
いつかいってみたいと思っております。
風香さんへ (善さん)
2010-07-22 09:43:59
 意欲的に取り組んでいるとお褒め頂恐縮です。
ただ、自分の興味のある事をメチャクチャにやっているだけです。
文化財購読2での石神先生の箸墓古墳の現地講義が思い出されます。
お疲れ様でした。 (きのこ)
2010-07-25 17:27:54
三日間の連続講習楽しかったですね
善さんが、一緒でなかったら、、、くじけていたかも 二日目の「死後の世界」について 中国文明を理解するための手がかりの多くが古墳出土品にあること、中国では、死亡すると肉体と魂は別になり魂の為に副葬品があった等、日本の古墳にも影響を与えていたのですネ~

三日目の帰りは、科学博物館を訪れた天皇 皇后両陛下をお見かけしてしまいました。ラッキー
きのこさんへ (善さん)
2010-07-25 21:40:10
 お疲れ様でした。私の居眠りに付き合っていただきありがとうございました。
図録で見直しても古墳出土品の歴史的資料には、驚いています。
それにしても、3日間共に暑かったですねえ!
帰りにすごい人に会えましたねえ。

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